スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

AMAZONの進化

2005-11-03 | 日記
AMAZONの本のコーナーがすごいことになった。
何がすごいって、本の中身が読めるようになっている。これにはびっくり。

今までネットで本を購入する場合、レビューや目次から内容を推測して買わないといけなかったが、このシステムだと、中身をいくらか覗き、自分が本当に読みたい本かどうかを確認してから注文することができる。今までのネット購買の欠点を取り払う、画期的なアイデアだろう。
これで、ますます巷の本屋は苦しくなってくるに違いない。
僕自身は、本屋に行って、本の山に囲まれながら、気に入った本を探すのは好きなのだが、それでも、やはり忙しくて足を運ぶ時間がないときはネットで買ってしまうくらいだから、本屋が家や職場から遠かったり、すごく忙しい人は、なおさらだろう。
まだ一部の本しか中身を見ることはできないが、これから読める本がどんどん増えてくることを期待。

そういえば、今週はおもしろい本を3冊読んだ。

「いつか一緒にパリに行こう」 辻仁成
パリに住む著者が、パリについて書いた本。よくあるガイドブックとは違い、パリの住人という視点から描いている。日本人とフランス人の価値観の違いを、素晴らしく表現されている。

「太陽待ち」 辻仁成
この本も辻仁成。エコーズの頃から好きで、小説家になってからも彼の本はよく読む。
撃たれて昏睡状態の兄、その兄の元恋人と僕、フェイファンの悲劇、クレーグ・ブシャードの手記・・・いくつかの話が同時に展開されていき、最後にそれらが一つに収束していくという構成は見事。

「できる人の極意!」 斉藤孝
今や知らない人はいないだろうというほどの有名人になった斉藤孝の本。まさに斉藤メソッドの決定版。
これまで斉藤氏が多くの著書で述べてきた、「話す力・聞く力」「段取り力」「友達力」「三色ボールペンの活用術」などの話がこの一冊にまとめられている。

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