好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

西福寺の信像黒柿の奇瑞 (燕市水道町)

2006-11-20 22:02:37 | Weblog
延宝年間(約300年前)若い夫婦の托鉢僧が西福寺の玄関に立ち
1夜の宿をお願いした快く招き入れ 夜の更けるのを忘れて
法話に花を咲かせました、再会を約し 何処か托鉢に旅に
国境に白い物が見える頃 再び訪れ 慈悲深さに感動して居着き
寺に重宝され檀家にも村人にも敬慕され 鐘楼の脇に
庵を 私たちは仏道は敵を探す便法でありましたが御住職の徳の高さに
父の敵を断念した 罪を憎んで人を憎まずと身も心もさっぱりとお礼を、
それから夫は不図した病で床につき 死期の迫った夫は子供が無く
ご恩返しができず 残念ですがいつか何らかの形でお報いたします
黄泉の客に 妻女は悲しみの余り 夫の後を追って間もなく世を去り
境内に2人を一緒に土葬 目印に柿木を植えて供養した、

それから150年後歳月境内の整理にあたり墓地に移し
柿の木を切りました ところが不思議にも 切り口に夫の侍姿が判然と映り
反対側には妻女の姿 仏縁の不思議にお堂に安置し 寺宝とし厨子に納め
安置しました、黒柿の板面に現れた信像 。

燕郷 口碑と伝説  から 子供のころから近所でもあるので
祖母から伝い聞きしていました、



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