ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

正体は?

2006年01月28日 | ハリスホーク
 出勤前に長めの訓練。まずは1時間据え回した後渡りへ。体重が順調に下がっているためか、反応は非常に良好です。山を抜けて電柱すらない田んぼの中の一本道を歩いていきました。ある程度距離が開くとスイーッと飛んで足元に下ります。ハリスホークはよく「空飛ぶ犬」と例えられますが、こういう所を見ると本当に慣れる鷹だなあと思います。年明け前の照羽ならば、これくらい反応が良い体重だとひっきりなしに鳴きながら付いてきたのですが、最近は訓練中殆ど鳴きません。グローブに着地するときもフワッと余裕をもって止まることが増えてきました。まだ予定体重まで落ちていないので、今の良い状態が体重の高い頃の名残なのか、それなりに訓練が進んできたせいなのかは分かりません。家で繋いでいるときは人の顔を見た瞬間から鳴き出しますから。

 仕事をやっつけた後、キジを購入しに行きました。養殖場の人に聞いたのですが、ここのキジを狙ってタカがやって来るそうです。電柱の上から狙いをつけて、それは凄い勢いで金網に突っ込んでくるとか。タカの種類までは分からないようですが、場所は田んぼと家が半々くらいの住宅街。山までは直線距離で1km程。トンビかノスリか。オオタカの可能性も?
 中学一年の時、ハトを追いかけてきたオオタカが校舎の窓に激突したのを見たことがあります。ハトは直前で方向転換して逃げたのですが、オオタカは止まりきれず私の目の前のガラスに正面衝突!それでもめげずにハトを追っていきました。あの時ガラスが割れていたら私はとんでもない目に遭っていたのでしょうが、あまりの迫力に固まっていました。
 帰宅してから改めて見てみると…おっきいね、キジ。そもそも照羽で勝てるのか?

          

 体重603g
 餌  35g