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マーケティング研究 他社事例 その220 「起業モチベーションを破壊しかねないICO」 ~下落相場でICOは消える~

2018-08-31 16:33:14 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その220 「起業モチベーションを破壊しかねないICO」 ~下落相場でICOは消える~


ICOについて、京都大学の岩下教授は3つのポイント上げて、日本では普及しない理由を挙げています。

一つ目は、プロジェクト内容のずさんさです。

ICOは本来「事業を立ち上げたい」「新しく店舗を出したい」など、企業の事業計画を実現するために行われるものです。

その事業計画書、IPOで目論見所書にあたるものが、「ホワイトペーパー」になります。

集めた資金を何に使うか?

計画を具体的にどのような手順で進めるか?

について書いてあるのが、ホワイトペーパーです。

しかし、大小様々なICOのプロジェクトがあるのですが、結果、いつまでたっても商品開発に着手しないもの、時期は今後検討するなどの曖昧な表現が多数含まれている事も少なくありません。

残念な事に開発者がお金を集めたまま逃げてしまうケースもあるそうです。

素晴らしいプロジェクトも数多いのが特徴ではありますが、計画内容をどうやって実現するのか?関係当局から許可は得ているのか?
など肝心な事が書かれていないものも目立ちます。

ICOの資金調達プロジェクトの実に半数近くが、他のICOを増やすために仮想通貨を発行しているプロジェクトとなっているようです。

2つ目に、ICOが簡単にお金を生み出す「打ち出の小づち」になっている事です。

トークンの発行は、やり方を調べれば誰でも簡単にできます。

ホワイトペーパーによって、世間に対し約束をしているように見えますが、これも会社法や金融商品取引法にのっとった公式なものではありません。

ホワイトペーパーには何ら法的拘束力がなく、単なる宣言でしかない事です。

IPOやVCであればプロジェクトの実現性は厳しく検証されます。

もし今あるICOプロジェクトをIPOの尺度で審査したら、通るものはほとんどないと思われます。

3つ目は、ICOに投資する側が著しく不利な状況に置かれていることです。

投資家側がICOでトークンを購入するメリットを強いて挙げるなら、「プロジェクトで作ったゲームの中で、購入したトークンが使える」「商品を先行予約できる」といった権利がついているものがあるという事です。

しかし、これらもゲームや商品が完成してから考えればいいこととなります。

アルトコインがIPO相場を支えている為に、相場が下落すればICOを支えるものが無くなってしまいます。

このようにいくつかの理由から、ICOが日本では普及しないとの話もありますが、今後を見守りたいですね。

(続く)


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