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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

(卒)買ってもらいたい営業 その14

2013-02-26 06:35:59 | ビジネス
経営戦略・販売戦略シリーズ

限られた人材をどのように活用していくか?人員配置を検討しなければなりません。

出来れば正社員にはこれからの仕事、パート社員や外注(事務代行)には終わった仕事をお願いするべきだと思います。

経営陣がしっかりと方針を持ち、キャリアプランを会社で制定する必要があります。なぜなら、社員は自分のやっている仕事を極めたい!と思ってしまった方については、異動や役割の変更はストレスでしかなくなってしまいます。

そういった意味でも経営戦略的にしっかりと検討し実施するべき内容なのです。

正社員にはこれからの仕事としていますが、お客様に高付加価値を提供する為の活動に尽力いただきたいものです。

まさしくこれからの会社を作っていく事になりますので、責任ある仕事をどんどん任せたいものですね。

一方、終わった仕事とは、帳簿整理や経理集計作業などがそれにあたります。

ここでいう経理作業(この言葉は経営管理作業を略しているだけです)ですが、試算表作成(毎月のを作成していない会社も多いと思いますが、計画値に対するすりあわせを行い、上方修正か下方修正を行う資料となりますので、是非作成するようにして下さい)などの事プラス財務分析などです。

なかなか財務分析までしている会社はありません。そもそも経営者に出てきた分析数字をどのように活用していったら良いかの知識が無い方が多いと思います。ですが、財務分析こそ経理の必須業務と位置付けるべきです。そこに現れている数字はまぎれもない皆さんの会社の姿だからです。そこから逃げる事は出来ませんよね。

試算表作成は終わった仕事に分類し、財務分析はこれからの仕事と位置付ける事が出来ます。これらをどういった人材で行うか?をしっかりと検討して下さい。

もし余剰人員が出るとすれば、迷わずこれからの仕事に多くの人材を投入するようにして下さいね。

戦略的にPDCAサイクルを実践する為にも、P(計画)の段階ばかりに人員を割いて、D(実行)に人員が少ないという企業もたくさん目にします。これでは多くの付加価値を市場に提供出来ません。そしてC(チェック)とA(アクション)これらを戦略的に確実に行い、あらたな戦術を構築して下さい。

VISA創設者ディー・ホックさんは「問題はいかにして革新的なアイデアを得るかではなく。いかにして古い考えを捨て去るかだ」PDCAサイクルを実施する際には注意していきたい考え方ですね。



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卓越性の探究者・彩りをお届けするコンサルタント
販売戦略構築サポート・コミュニケーショントレーナー
彩りプロジェクト代表 波田野 英嗣
青梅市(多摩地域のサポーター)の経営コンサルタント事務所
彩りプロジェクトHP
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