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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編29 ~示された基準~

2018-03-18 08:03:20 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



星野は説明を続けた。

「皆さんの現場での判断基準は何ですか?」

「迷った時に何を判断基準にしますか」

質問に受け答えられた先生は3割ほどだった。

つまり、7割の先生は答えられなかったという事となる。

質問の意味がわからなかったといった方が正しい反応だったのかもしれない。

「我々が普段生活の中で行う判断は、経験や価値観などにそって行われています。では、皆さんの保育園での判断基準に、経験や価値観での判断を持ち込むとします。すると、新入職員は判断できない事になります。なぜなら、経験がないからです。」

「次に皆さんと同じ価値観でないと意見が採用されないとします。しかし、価値観は人それぞれです。これを同じにすることは不可能です。何に価値を感じるかは、欲求の意識とつながります。これを人と合わせる事は多大なストレスを発生させてしまいます。だいたいそんな組織で皆さん働きたいと思いますか?」

「では何を持って判断の基準になるのでしょうか?」

「何だと思いますか」

赤井がおもむろに顔をあげて発言した。

「理念ですか?」

「赤井先生ありがとうございます。そうです。理念です」

「もっと言えば、方針や目標、年間計画、月案、週案なども基準になります」

同じ職場にいる限り、基準は共有しなければならない。

保育園という職制上、その基準の高低が保育方法や子供達に向かう姿勢や先生同士、保護者とのコミュニケーションになっていくのである。

「現在のふるさと保育園の判断基準は個々に委ねられています。それは属人的である事を助長してしまいます。つまり、ある意見を声高に言う方がいた場合、特にその方が園での経験が長かったり、年長者である場合、その意見に押し切られる事があります。しかも問題は、その判断基準が個人の感覚での良し悪しで判断されている場合がほとんどです。この状態で多くの方が参加される話し合いがあったとしても、「どうせ自分の意見は取り上げてもらえない」や「意見を批判されるなら言わない方がまし」といった空気感はいやがうえにも起こってしまいます。まして、考え方の違う発言をしようものなら、一斉に冷たい視線が飛んでくるものです。」

「ですから、保育園の共通理念は大切な判断基準になるのです。判断に迷った場合、理念などに照らし合わせて判断する事、より理念に向かう選択はなんだろうかと考えるのです。」

理念に照らして判断する事で、ぶれが無くなってくる。

後は精度の問題が残る。

この方が理念に向かうと思って判断した結果、そうではなかったという結果が残るのである。

むしろうまく行かない方が多いものだ。

当然、そのままでは良く無く、改善する必要は出て来るのである。

(続く)



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