いろじろ覚書(仮)

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南極本

2005年01月14日 | 読書
天気予報が雪だから、というわけではないのですが、最近読んだ
「南極本」のお話を。

『面白南極料理人』(西村 淳)
南極観測隊の調理担当の方の本。
南極の料理人というと、私の中では小堺一機さんのお父さん、という
イメージがあるのですが、いろんな経歴の方が「越冬隊の調理人」として
参加されているようなのですね。

さて、その南極での料理ですが、想像以上にいろいろな料理が出てきます。
それだけの食材を準備して持ち込んでいるのですが、お正月のおせちや
クリスマスケーキ等々、季節の料理(といっていいのか)も出てきました。
ちょっと笑えたのが「せっかくだからと高級牛肉をたくさん手配してしまい、
日常のおかずに使うような豚肉・鶏肉のことを忘れていた」というエピソード。

あとビックリしたのが、基地内で野菜を栽培していたこと。
レタスのような葉もの野菜を作っているんですよ。


『不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス』(宮嶋茂樹/著、勝谷誠彦/構成)
「週刊文春」でおなじみの「不肖・宮嶋」の南極観測隊同行記。
上の西村さんの本に、この本の話題が出ていたので「イモヅル式」に
こちらも読んだ、というわけです。

男所帯南極観測隊の(今は女性隊員もいるそうですが)、むさくるしい
話、下世話なエピソードがてんこ盛りで面白かったです。
不肖・宮嶋が雪上車の運転席に貼り付けていた「金髪ヌード写真」も
出てきて、電車の中で読んでいてちょっとビックリ(笑)


とにかく「知られざる南極の世界」を満喫しました。
南極観測隊といっても「南極物語」程度のイメージしかなかったので
「こんなことしてるんだ」と、とても新鮮で面白いですよ。

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