いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
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『木下順二対話集 人間・歴史・運命』(木下順二)

2009年04月10日 | 
図書館の蔵書検索をしていて偶然みつけたです。
貸出期限中にすべて読了できなくて(^^;)、小松崎新吉郎先生(SK先生)との対談「芸術としての馬術」だけを読んだのですが、先日の岡部さん・法華津さんのお話の後という絶妙のタイミングだったこともあって、とーーっても面白かったです。

日本橋三越本店での供覧の話にはじまり、
「(SK先生は)拍車をどう使ってらっしゃるのか、見ていてもなかなかわからない」
という質問に
「使いません」
と即答だったり。
「おそらくムチなんてのは、私は馬にたたいたことはありませんよ」
とか。

そして
「馬が新しい運動を一度でもやったら、よしもう一押しというんじゃなくて、そこでぱっとやめて愛撫してやる」
のが、SK先生のやり方なんだそうです。
これがなかなかできないんですよね。自分がその「できた感じ」をなぞって覚えたくてもう一度やってしまったり、余計な欲をだしてその「もう一押し」で失敗したり...。
先日の講演の「馬は根性では動かない(人間の根性乗りにつきあってはくれない)」とあわせて、気をつけなきゃいけないなと思いました。


そうそうそれから、両先生の語り口がクラシックな紳士感たっぷりで(紳士は持ち上げすぎかなぁ ^^;)、これまた素敵なのであります。「~をナニするわけです。」とか。


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1 コメント

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ずっと投稿したかったです (night-eye)
2009-06-16 21:18:12
隊長

このブログを読んだ時、正直言って書きたかったこと。

それは・・・・・
もはや愛馬の境地の我がP君でさえ、先生は
拍車も鞭も使わずにリピッツァーにまで
高めてくれるのでしょうか・・・・・
それとも「流石のわたしも参りました」と、
愉快すぎる仲間をあきれながらも、称えてくださるのでしょうか???
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