いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
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八月納涼大歌舞伎・第三部(歌舞伎座)

2009年08月19日 | 観劇
会社から大急ぎで走って行った甲斐がありました。満足まんぞく。大堪能。

「お国と五平」のヘタレストーカー男は、最近局地的に話題になっている件と重なって、ごくごく個人的なツボにはまってしまいました(^^;)
いつも男前の三津五郎さん、久々に拝見したと思ったら見事すぎる嫌なヤツ(しかも超ヘタレ)ぶり...(^^;) でも嫌っぷりも徹底していてすばらしい。
一幕ずーっと、3人だけでお話が進行するのですが、緊張感が途切れる瞬間がないのが流石。


おめあての「怪談乳房榎」は「中村勘三郎四役早替りにて相勤め申し候」。
早替りを初めてみるわけではないのですが、すごいすごい。これはたしかに別料金ですよね(何が「別料金」なのかは筋書参照 ^^;)
橋之助丈も、私的にツボ中のツボの色悪ぶりで、お関も慮外な口説きとはいえ、ちょっとほだされちゃうんだろうなー、と思っちゃいます。

ところで重信が蛍狩りに行くところで口ずさんでる謡は何?
耳で覚えて再現できるほど謡に詳しくなくてわからないだけに、気になるー。


20年めの納涼歌舞伎、来年(と、再来年も?)はしばしのお別れでしょうか。来年の八月はどこで何を観られるかな。