いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
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熊川哲也Kバレエカンパニー「白鳥の湖」(東京国際フォーラム)

2007年02月24日 | 観劇
明日の吉田都オディールも観たかった…(泣)

開幕早々、オペラカーテン(っていうんでしたっけ?)に装飾が引っかかって
ビリビリッ
という音にビックリ
(幕間に修理したのかな?)

それはさておき、舞台はとっても良かったです。
前回の上演からさらに演出が変わっている気がします。
3幕の王子の花嫁候補って、仮面持っていましたっけ? とか...
全体的に、衣装のゴージャス感が増している気がします。王妃のドレスとかロットバルトの羽根づかいとか、スバラシイ。


まず吉田都オデットは、やっぱり素敵。嘆く一方ではない、芯の強いオデットですね。
この人がいったいどんなオディールを踊るのか、とっても気になりました。
かえすがえすも、2級と引き換えに手放したチケットが...(泣)

芳賀王子は、若くてちょっと考えの足りない王子という感じでしょうか(そういう演出なんだと思う)。
そりゃオディールにだまされちゃうよねぇ。
湖に身を投げるときも「待って待って、ボクも行くよ~」に見えるし。(私だけ?)
2幕でオデットと踊っているときは、ちょっと遠慮がちだったかな? 馬乗り的にいうと
「高い競技馬だからって遠慮しいしい乗らなくていいんじゃないの?」
と思っちゃいました。
3幕のオディールと、あと4幕では遠慮なく乗っていた、もとい踊っていたと思います。

松岡オディールは妖艶で悪そうで、素晴らしかったです。
そりゃ
「あれ? オデット? ん? 違うかも? あぁもうどっちでもいいや、気に入っちゃった~」
と、王子もだまされますわ。
オデットのフリをしているようで、もうとにかく篭絡しちゃいますから~っていうオディールなんでしょうか。


開幕からみっちり堪能しましたよ。
私、実は「白鳥の湖」の1幕ってちょっとニガテ(気絶の危機が...)なのですが、面白かったし。
今回は馬友母娘とご一緒させていただいたのですが、お二人にも楽しんでいただけました。
よかったよかった。熊川君ありがとう(違うか)。


この公演もいずれDVDになるんでしょうか。
都オディール、映像化されるかなぁ(祈)