先日御堂筋を歩いていたら、「ひょっとして中村さん??」と呼び止められた。「ええっ、誰?このおじさん??」よく見たら、以前の勤務先でお世話になった上司(と言うか先輩)。若さだけがとりえで空回りしていた私に社会の常識とか仕事のいろはを根気強く教えてくれた人。「えらいおっさんになったなぁ・・・」と心の中でつぶやきつつしばし立ち話。聞けば、今年で定年とのこと。ええっっっっ?定年ってことは60歳?(厳密には58歳)ちょっとショック・・・・。
でも考えてみれば、私も社会に出て20年。43歳・・・。納得・・・。
職業柄経営者や人事担当者の男性と話をすることが多い。その時、「いやぁ、女にしとくのもったいないですな(どういう意味やねん!)」「うちの女性たちも中村さんぐらい職業意識が高かったらなぁ・・・」とよく言われる。今でこそ、それなりのポジション、それなりの収入を得て、職業柄「だから女はあかんのよ!!」などとのたまわっているけど、決して「できた女」ではなかった自分・・・。
私の現在(いま)を見て、もともとキャリア志向だと思われることが多いけど、専業主婦の母親に育てられたこともあって、「仕事は結婚して子供が生まれるまで」「一人暮らしだから、一般職よりも初任給のいい総合職の仕事につこう」程度の職業意識しか持ち合わせていなかった私。むしろ、何も考えずただただその日をなんとなく過ごしていた意識の低い部類の人間だったかも。
今はどうかと言うと、20年間ビジネス社会の荒波にもまれていろんな意味で強くなりました!まだまだ修行中の身で指摘を受けること、反省することしきりだけど、「女を捨てず」「女に甘えず」「女を活かし」て自分らしく働くことが楽しくもあり、社会で女性が活きる秘訣であるということがわかってきました!
このブログでは、私自身の体験(ほとんどが失敗談だけど・・・)や視点を中心に「女性らしさを活かして楽しく働く」について考えるネタを提供していきたいと考えています。