「〇〇脳」なんていういいい方が流行ッていますが、「ジャズ脳」って使われているのでしょうか。教則本のタイトルにつけたらヒットしそうだと思うのですが。
以前面白い動画として紹介したことのある鍵盤ハーモニカの松田昌先生の音楽理論書を入手しました。松田昌の音楽トレーニング
ジャズを志す人へ向けた内容となっていることと、付属のCDがよくある打ち込みではなく生楽器を使っていて飽きることなく聴けることがこの本の特徴でしょう。
Amazon、ヤマハ(版元)では販売終了。セヴンショップでは在庫があったようで購入できました。最近知ったのですが松田氏は審査員として2008年アジア太平洋ハーモニカ大会へ参加されたそうです。鍵盤ハーモニカもハーモニカつながりってことでしょうか。
どの辺がジャズ脳に刺激をあたえるのか?
「メロディーフェイクの方法7種類」「半音ずつあげて12キーで練習しよう」「黒い瞳のコードにいくつかのモチーフを展開させてみよう」「ワンノートサンバの分析」等々・・・。
私のようにアドリブしていると次のコードが分からなくなってしまう人には「アルペジオを弾きながら次のコードを言葉に出して言う」という方法が示されていました。しかしハーモニカ吹いてたら言えないやんけ!とつっこみたくなりますな。
日々の練習課題を引き出すいい虎の巻になりそうです。
ジャズギターだったら、ジャズの「金字塔」布川俊樹著なんかお勧めですよ。