ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

深い話 「絶対うまくなるハーモニカ100のコツ」

2013年07月18日 | 

ついにでてしまった。「100の裏ワザ」クロマチックハーモニカ版です。とはいっても出版はリットーミュージックではないので「100のコツ」となっています。出版はヤマハミュージックメディア

著者は関西で活躍する木谷悦子さんです。

クロマチックハーモニカを始めて、1年でFIHのコンテストで1位。同じ年ワールドハーモニカチャンピオンシップ3位入賞。ということですからその習得法はどんなものなのか興味がわきます。特に何年吹いていても上手くならないなぁ~と思っている人は必読でしょうね。

この手の「ハウ・ツー」本は文章だけでそのコツを理解するのはなかなか初心者には難しいと思いますが、練習していく中でなるほどと思うことは多いと思います。座右の書になるかも。

内容はハーモニカを持つ前の段階から、熟練者や実際指導されている方にまで広いテーマが扱われています。というか本質的なところを絞っていくと「演奏の基本は経験年数に関係なく同じ」ということになるのでしょう。

興味を引いたテーマを拾ってみましょう。

(063)「速いフレーズでも音の立ち上がりをよくするには」・・・

これは所属するジャズバンドの練習で「アドリブを吹く時音量がさがるね。」と最近ちょうど指摘されたところなので自分の演奏を振り返るのに良いポイントを得られました。

「速くなった途端に呼吸が浅くなっていませんか?そんなときは横隔膜がうごかせていないので聞いている人に届いていません。」なんてかいてある。 

まさに仰る通り通りです。譜面に目が行っちゃって、姿勢が悪くなってる。

「フレーズが細かくなると顔が動いていませんか?」手も顔も両方動かしてると思うのですが、顔は動かないほうがいいのですね。意識して手を動かす方がいいみたいですね。

精神的な面のアドバイスもあり、読み物として面白かった。「人前で緊張しないコツは?」これは大切だよな。

「自分の演奏を客観的にチェックするときのポイント」だって。これはメモしておこう。

リズムはずれていないか? メロディーの抑揚は感じられるか? 音と音はつながっているか? 音の切れ目は美しいか? 力が入っていないか? 音程は安定しているか? 一音一音がきちんと聞こえているか? 全体のイメージは表現できているか?

なるほどこれらは演奏するときのポイントでもあるけど、他の人の演奏を聴く時のポイントでもあるわけですね。これらをクリアーするにはどれだけ練習すればいいんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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