神様助けて

会社を良くしていこうと必死で経営している一人のクリスチャン、神を信じる者がどんな風に祝福され、恵まれて行くのか。

父親の災難

2008-02-17 18:21:55 | 零細企業の社長奮戦記
●両国四つ角

 私の通った中学校は、自宅からおよそ4.5km離れていました。

通学路は、畑の中の農道を経由して、県道に出て学校へと向かいます。
この県道への出口には交差点で交差しています。

ここに「両国四つ角」というバス停がありました。

ここの交差点には、小学校からの同級生がひとりいたのですが、小さなお店をやっていました。
食堂と少しのお菓子を売っているようなお店です。


ここは、中学校と自宅との中間点に位置していて当時もこの交差点はアスファルト舗装がなされていたと記憶しています。

自宅から農道は舗装も砂利敷きでもありませんでした。
ですから雨が降ると、つるつるよくすべります。
それに、冬になると霜柱が立って、晴れると日中の日差しで霜柱が融けて道がつるつるになるばかりでなく、自転車のタイヤとタイヤカバーの間に赤土が詰まって走れなくなってしまうのです。

ですから、日陰ですと、道が凍っていますので走りやすかったのです。

ですが、オートバイや耕運機、軽自動車などが走ってわだちを作っていますから、それがそのまま凍って、ときどき自転車ごと転んでしまうこともありました。

そして県道に出ると今度は砂利道になります。

砂利道も車が通って、よく踏み固められたところは走り易いのですが、そこから少し外れると、大きな砂利がごろごろしていてとても走り難かったですね。

この両国というところは、当時この地域の商店街でした。

この小さな商店街に、私が一歳の誕生前に腸カタルで入院した「二宮医院」という病院がありました。

今でもこの病院はあるようですね。

そしてこの両国という小さな商店街だけ舗装されていて、あとは砂利道だったのです。

中学校へ通う通学路で、この距離にして200mぐらいの間だけ気持ちよく自転車を走らせることができました。


この両国四つ角には、競馬ファンなら誰でも知っている、競争馬の取引をする、両国家畜市場という施設があります。

現在もこの施設はあります。


この地方には、牧場がいくつもあり、そのほとんどが競走馬を扱っています。

実家のすぐ前には「若草牧場」というのが、当時からありました。


ここの馬を見ながら私は育ったのです。



中学一年生になり、運動部への参加をして、とにかく健康体で丈夫な体をつくろうと、心に決めていた私は、最初バスケットボール部に入りましたがすぐに挫折してしまいました。

どうも大きなボールの扱いが苦手だったようです。

そこで、担任が部長をしていた卓球部に転部しました。
卓球なら小さくて軽いから・・・・というのは冗談ですが。

これなら、三年間がんばれそうだと練習に励み始めたとき、それは起きました。


通学路のおよそ中間点である、「両国四つ角」で父を後ろに乗せたオートバイと普通トラックとが出会い頭に衝突したのです。


父はおよそ10m以上も空中を飛ばされて、側頭部を路面に強打し、頭蓋骨にひびがが入りました。
左肩、左上腕部、左大腿骨を骨折しましたが、幸い一命は取り留めました。


オートバイを運転していた方は、残念ながら脳挫傷でその日の内に亡くなりました。
ほとんど即死状態だったそうです。


事故がおきた原因は双方がスピードをあまり緩めず、交差点に進入したことが直接的な引き金になったようでした。


その事故は、私が帰宅するために通学路として通った後に起きたのです。




◆今日の祈り
全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福にこころから感謝申しあげます。
主の御前にあって愚かで弱く、罪深い私ですがどうかお許しくださいますように。

主は、この愚かなしもべが、まだあなたを知らないうちからしもべを助け導いてくださっていました。

それは、しもべの家族にもおよんでいました。
しもべの父を重症ながらも交通事故からその命を守ってくださいました。

父は、あなたを知ることなくすでに眠りについていますが、この事故のことをよく話していました。

それは、この交差点の近くに父が毎年お正月に捧げ物をもってお参りしていた祠があるのです。

ここの神様に自分は命を助けられたと言っていました。

しかし、そこにあるものには何の力もありません。
父が、自分の命が守られたのだというのならば、それは、あなたの力強い御手によって父は命を保つことができたのです。

主よ、我が神よ、しもべは哀れみ深く、今も生きておられ、力ある御神を信じます。
あなたの愛と慈し恵みと祝福にこころから感謝申しあげます。

イエス様の御名前を通して感謝してお祈り申しあげます。
アーメン

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