誤解のないようにしていただきたいことは、私は経済学者でもないし、また、コンサルタントでもなく、住宅を主体としてビジネスを行なってきた、また行なっている小さな会社の社長にすぎません。
ですから全く正しいとも言えないし、また、全く的外れとも言えず、役にも立たないものでもあるのですからそれを承知おきしていただきたいこと。
また、私には人間の住まいとしての「住宅」に関するある種の思い入れがあります。
その思い入れと経済の成長を牽引する現在の住宅政策とは、違った観点が存在しています。
そのことも前提にあることを承知しておいてください。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
その消費意欲を刺激する商品は現金仕入れが原則であり、その現金を用意できるか出来ないかが、勝負の分かれ目ということだったのです。
そのために、土地を買う必要があったのです。
それは、担保が用意できなければ融資が受けられないから、だったのです。
つまり、土地神話というのは中小零細企業の資金調達の手段として、最もその価値が発揮されていたといっても過言ではありません。それが、崩壊したという意味を持っていたのです。
そして、日本の公務員を除いた給与所得者の勤務先は90%近くが中小企業であるのです。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
このように、土地の価格というものは、あくまでも買う人と売る人との相対で決定されるものですが、何らかの特殊事情がない限り、買う人は安く買いたい、売る人は高く売りたい、というお互いに相反する対立の構図が存在しています。
どちらが強いかは、その物件を買う人が多ければ売る側の言い分が通りやすく、買う人が少なければ買う人の言い分が通りやすくなります。
ここで、面白いのは買う人の数が問題で売る人の数には関係がないのです。
なぜか、土地はそこにある限りにおいて唯一無二だからなのです。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
これらは慢性的な人手不足を引起こし、それは、農家特に東北地方の季節労働者の出稼ぎを常態化することになりました。
今の中国をはじめとする新興国に似た活力にあふれた時代ですね。
世界で、「エコノミックアニマル」と揶揄されるほどに、日本経済は復興ばかりではなく大発展して行ったのです。
まさに、日米安保に始まった経済発展優先主義が功を奏した感です。
これらは旺盛な不動産需要を喚起し、土地は値上がりし続けるという「土地神話」を生み出し、インフレヘッジとしての不動産所有意欲を加速させ、不動産投資は過熱して行ったのです。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
「イエ、毎号ではなくその季節やその時期に合わせてです。
そうすることで、入居者なら誰でもその時期に合わせて鉢植えのお花をいただくことが出来たのです。
そうすることで、知らない町に引っ越してきた入居者は、なんとなくこの物件に住めたことで、この町というよりこの町の人間関係の温かみみたいなものを感じるようになったのではないかと思うのです。
それが、入居者たちも町の行事に比較的参加者が増えていって、町の人たちもこの物件に暮らす人たちに好感を持つようになったのではないかと思うのです。
そういう関係が築けることで、違法駐車やゴミ出しの問題なども自然と減少していったと考えられます。」・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む