こうして人間は死ぬ者となり、エデンの園の管理者を解任され、最初の地上とは打って変わってしまった自然環境となり、人が食べることのできない実を結ぶ木が出現し、生き物の一部は怪物と化して行き、肉食動物が現れ、人は荒地を耕作して食物を得なければならない者となりました。
これをキリスト教的には、「堕落」と呼んでいます。
このように不動産活用の原点は、人間が自ら食する食糧生産の土地として利用することであります。
そして、人類の歴史は、この土地(食糧生産の基地としての)の争奪戦として織り成されていきます。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
そしてバブル経済の崩壊とともに、長く続いたインフレ経済は、現在もつづいているデフレ経済へと方向転換しました。
デフレ経済下では、最も強いものは現金です。
評価されて始めて値がつくものは、弱いのです。
しかし、不動産投資の時代は終わった、のではありません。
新たな展開へとその性質を変えようとしているのです。
むしろ原点回帰を目指しているのかもしれません。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
鎌倉幕府の時代には、蒙古襲来という大規模な侵略戦争が起こりましたが、台風の襲来でからくも侵略支配をまぬがれることができました。
台風が来なければ相当歴史は変っていたことでしょう。
それが、第二次大戦においては「神国日本」などという、思い上がったシュプレヒコールを生み出し、国民を苦しみに落としたのですから皮肉なことなのですけれども。しかし、世界の民族の多くは他国による支配や侵略を経験し、住んでいた土地から武力をもって追い出されたり、奴隷として強制労働を強いられたりした歴史を持つ民族はたくさんいます。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
不動産投資というのは土地への投資が大きなウェイトを占めているが、土地を土地のみの活用ではペイできずに、賃料収入を得るための建築物を建設し、賃料収益に頼ったビジネスである。
そして、経済変動やその他の変動により賃料収入が著しく減少してしまったとき、同時に地価も下落しているために元本を取り戻すことが困難な投資である。
その地価を決定付ける要素として、経済行為を伴う人口密度が大きく影響を持っていて、そのような観点から条件を絞って投資価値のある土地を探しても、実はそのような土地はめったに売りに出ない。
つまり、よい条件での投資機会が極めて少ない投資といえるのです。・・・・・・ここまでが前回のブログです。 . . . 本文を読む
これらの都市が単に人口密度が高ければ割り高になるのかというと、そうとは言いきれません。
あまりに高い人口密度は居住環境を悪化させます。それは、スラム化を招くからです。
そのため、マクロでは人口密度が高く、ミクロで見ると居住環境がよい適度な人口密度を有する町が居住地としての価格が高くなります。
いわゆるビバリーヒルズなどのような立地でしょうか。
それを広範囲な面積に拡大して保証する社会インフラは、大量輸送を実現する交通機関の設置です。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む