●賃貸物件の下見
買主を含めて私たちはともに祈りを捧げ、神様の助けを祈り求めていくことになりました。
そして、元付け業者から連絡が入ったのです。
こちらから出した価格の引き上げについて提示したところ、売主から検討したいという返事があったと言うのです。
その具体的な返事は週末を過ぎてからと言うのですが、ここで大変困った問題が浮上しました。
というのは、元付け業者から週末から一週間ほど海外出張があると言われたのです。
そこで、もし売主の売却合意が取れた場合は急遽帰国するということと、出張先の海外でも連絡が取れる携帯電話をもっていくからということで、私たちは期待に胸を膨らませて売主の返事を待つことになったのです。
・・・・・・ここまでが前回のブログでした。
元付け業者が米国へ出かけてしまったので、後は連絡が入るかどうか待つのみだったのです。
そして、残念ながら彼が帰国するまで何の動きもありませんでした。
私は元付け業者を訪ねて状況を聞くことにしました。
驚くべきことに、売主の状況は何も変わっておらず、相変わらず9500万円のお客からの返事を待っているという状況だったのです。
私は、では売主は9500万円以下は全く応じないということかどうか返事が欲しいと詰め寄りました。
そして、売主に合わせて欲しいと申し添えたのです。
元付け業者の人柄は、誠実な人ですから私の言い分を良く理解し、売主と交渉してみると約束してくれました。
私は、このやり取りの報告を依頼主に行い、強制代執行を回避するために賃貸物件への移転を考慮するように打ち合わせに行きました。
売主は、賃貸への移転はあまり乗り気ではなかったのですが、強制代執行をまぬがれるには賃貸でも止む無しということで、複数の物件を検討することになりました。
売主が以前見た物件のなかで一番良い物件と考えたものがあるのでそれを改めて見に行ってくるということと、私が提案した物件の資料を渡してそれも下見することになりました。
ところが、数日後打ち合わせに行くと、以前見た物件は解体工事をしていたということでした。
そこで、私の提案した物件を見たか聞くと、駅から遠いというのです。
私は、以前見て気に入った物件と比べてほとんど変らないし、むしろ幾分か近いと思うから、とりあえず物件を見てくださいと説得し、後日物件の案内を約束したのです。
その間に、例のB物件はどうなったかを訪ねながら、この元付け業者を訪ねたのです。
実は、私の紹介している賃貸物件というのは、この元付け業者の持ち物だったのです。
これにはいくつかの理由がありました。
1、この物件は、空き室が多くまとまって借りることが可能であり、賃料の交渉が可能と思われること。
2、元付け業者はこの地域の有力な地主でもあり、再開発組合の理事でもあること。
3、当然この専門学校の移転問題は以前から知っていて、大変な困難なことであるという認識があったこと。
4、私を信頼してくれていて、ある程度無理を聞いてくれそうだったこと。
このような理由があったので、この賃貸物件を万が一の緊急移転先として確保し、物件購入の交渉を進めていこうという作戦だったのです。
後日、依頼主とこの賃貸物件を見に行くと、私は、またまた依頼主の持つ新たな問題点を知らされました。
この物件は3階建てで1階が二つ空き室で、2階、3階ともに4室づつ空き室状態でした。
2階の入り口と、3階の入り口は全く構造が異なっていて、3階入り口は3階専用入り口となっていました。
さらに3階の各室は二つに分割できる構造となっていて、合計8室を確保できます。
案内しながら、話しを聞いていると、自分達にピッタリだと言うのです。
理由を聞くと、3階フロア全部を借りて各室を間仕切ると8室になり自分達が必要としている教室の数に間に合うと言うのです。
私は、そんなに小さな教室をいくつも使っていたとは思いもよらなかったのです。
ますます、この専門学校を収容できる物件というのは数が少ないと思いました。
この点では問題がクリアしているのですが、まだ課題は存在していました。
ひとつは、例の大量の自転車をどうするか、ということと、学校の運営会社である会社の社長が高齢で階段の上がり下がりが大丈夫だろうかということでした。
◆今日の祈り
ご慈愛深い父なる御神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く罪深いわたしですが、どうかお許しくださいますように。
主がよくご存知のように、しもべは自分の置かれている金銭的苦悩を乗り越えるべく、新しい収益を上げんとチャレンジしていますがこれは非常に困難な道であります。
しかし、主よ、しもべはその困難な道を切り開くことが全く不可能だとは思っていません。
それを現実のものとするには、しもべの内に潜む貪欲という罪を退け、しもべが自分の欲によらずに、あるがままの自然な思いによってこれに取り組む必要があることを悟っています。
それゆえ主よしもべを助けてください。
しもべの心の内に潜む貪欲を退けることができますように、しもべの心を清めてください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申しあげます。
アーメン
買主を含めて私たちはともに祈りを捧げ、神様の助けを祈り求めていくことになりました。
そして、元付け業者から連絡が入ったのです。
こちらから出した価格の引き上げについて提示したところ、売主から検討したいという返事があったと言うのです。
その具体的な返事は週末を過ぎてからと言うのですが、ここで大変困った問題が浮上しました。
というのは、元付け業者から週末から一週間ほど海外出張があると言われたのです。
そこで、もし売主の売却合意が取れた場合は急遽帰国するということと、出張先の海外でも連絡が取れる携帯電話をもっていくからということで、私たちは期待に胸を膨らませて売主の返事を待つことになったのです。
・・・・・・ここまでが前回のブログでした。
元付け業者が米国へ出かけてしまったので、後は連絡が入るかどうか待つのみだったのです。
そして、残念ながら彼が帰国するまで何の動きもありませんでした。
私は元付け業者を訪ねて状況を聞くことにしました。
驚くべきことに、売主の状況は何も変わっておらず、相変わらず9500万円のお客からの返事を待っているという状況だったのです。
私は、では売主は9500万円以下は全く応じないということかどうか返事が欲しいと詰め寄りました。
そして、売主に合わせて欲しいと申し添えたのです。
元付け業者の人柄は、誠実な人ですから私の言い分を良く理解し、売主と交渉してみると約束してくれました。
私は、このやり取りの報告を依頼主に行い、強制代執行を回避するために賃貸物件への移転を考慮するように打ち合わせに行きました。
売主は、賃貸への移転はあまり乗り気ではなかったのですが、強制代執行をまぬがれるには賃貸でも止む無しということで、複数の物件を検討することになりました。
売主が以前見た物件のなかで一番良い物件と考えたものがあるのでそれを改めて見に行ってくるということと、私が提案した物件の資料を渡してそれも下見することになりました。
ところが、数日後打ち合わせに行くと、以前見た物件は解体工事をしていたということでした。
そこで、私の提案した物件を見たか聞くと、駅から遠いというのです。
私は、以前見て気に入った物件と比べてほとんど変らないし、むしろ幾分か近いと思うから、とりあえず物件を見てくださいと説得し、後日物件の案内を約束したのです。
その間に、例のB物件はどうなったかを訪ねながら、この元付け業者を訪ねたのです。
実は、私の紹介している賃貸物件というのは、この元付け業者の持ち物だったのです。
これにはいくつかの理由がありました。
1、この物件は、空き室が多くまとまって借りることが可能であり、賃料の交渉が可能と思われること。
2、元付け業者はこの地域の有力な地主でもあり、再開発組合の理事でもあること。
3、当然この専門学校の移転問題は以前から知っていて、大変な困難なことであるという認識があったこと。
4、私を信頼してくれていて、ある程度無理を聞いてくれそうだったこと。
このような理由があったので、この賃貸物件を万が一の緊急移転先として確保し、物件購入の交渉を進めていこうという作戦だったのです。
後日、依頼主とこの賃貸物件を見に行くと、私は、またまた依頼主の持つ新たな問題点を知らされました。
この物件は3階建てで1階が二つ空き室で、2階、3階ともに4室づつ空き室状態でした。
2階の入り口と、3階の入り口は全く構造が異なっていて、3階入り口は3階専用入り口となっていました。
さらに3階の各室は二つに分割できる構造となっていて、合計8室を確保できます。
案内しながら、話しを聞いていると、自分達にピッタリだと言うのです。
理由を聞くと、3階フロア全部を借りて各室を間仕切ると8室になり自分達が必要としている教室の数に間に合うと言うのです。
私は、そんなに小さな教室をいくつも使っていたとは思いもよらなかったのです。
ますます、この専門学校を収容できる物件というのは数が少ないと思いました。
この点では問題がクリアしているのですが、まだ課題は存在していました。
ひとつは、例の大量の自転車をどうするか、ということと、学校の運営会社である会社の社長が高齢で階段の上がり下がりが大丈夫だろうかということでした。
◆今日の祈り
ご慈愛深い父なる御神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く罪深いわたしですが、どうかお許しくださいますように。
主がよくご存知のように、しもべは自分の置かれている金銭的苦悩を乗り越えるべく、新しい収益を上げんとチャレンジしていますがこれは非常に困難な道であります。
しかし、主よ、しもべはその困難な道を切り開くことが全く不可能だとは思っていません。
それを現実のものとするには、しもべの内に潜む貪欲という罪を退け、しもべが自分の欲によらずに、あるがままの自然な思いによってこれに取り組む必要があることを悟っています。
それゆえ主よしもべを助けてください。
しもべの心の内に潜む貪欲を退けることができますように、しもべの心を清めてください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申しあげます。
アーメン