不動産競売流通協会のデータによれば、競売にかけられる不動産がこの一年余りでほぼ倍増していることがわかりました。
協会によると08年3月の競売物件数は、3773件だったが、今年3月には7千件を突破し、7月は前年同月比70%増の7229件となった。
この急増に裁判所の手続きがかなり時間がかかり、競売申し立て後競売決定までに一年弱の期間がかかっている模様です。
これらのことがどんな状況を作り出すのでしょうか。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
ところが、デフレ経済下では物の価値が下がっていくのですから、たとえ住宅といえどもこの原則から逃れることはできません。
つまり、売却しても負債が返済しきれないという現象が起こってきたのです。欧米のノンリコースローンというのは、このリスクを競売として物件の処分をした場合は残った負債を返済しなくともよいというものですが、残念ながら日本ではそれはありませんので、物件を処分しても負債がある限り返済義務が残ります。
つまり、デフレのリスクを金融機関が引き受けているということになります。
しかし、この日本ではそれはありません。
デフレによるローンリスクは消費者が負う仕組みなのです。 . . . 本文を読む
住宅ローンと言えども、借金ですから返済しない限り何らかの制裁を受けることとなります。その借金を約定期間では返せそうにないから条件変更をして、返済期間の延長をしたのです。
ということは、金融機関から見たあなたは今後融資すべき対象ではない存在なのです。つまり、お金を借りにくい人になったというわけです。
金融機関から言えば、お金を貸したくない人になったというわけです。
これを、不幸なことと捉えるか、これは幸いである。
と、捉えるかによって、今後の生活、あるいは人生観は大きく違ったものになるのです。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
さて、気持も、いうべきことも落ち着いてくれば、後は実際に今後支払っていける金額と、自分の将来設計の変更とを考えていく必要があります。
というのは、マンションであれ一戸建であれ、所有することによる維持費・諸経費がかかっています。
これらを返済期間の延長に合わせて、計画的な所有と維持という観点で考える必要があります。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む
そのかわり、競売された時点で、いくらの残債があってもその負債はすべて清算されます。
これを「ノンリコースローン」といいますが、欧米ではこれが普通です。
家を無くして、それでも残った住宅ローンを払わされる国に住む私たちは、住宅ローンが払えなくなった程度で、責任感にさいなまれるという生き方だけは止めましょう。
あなたにはほとんど責任は無い。のです。
これが、私が学んだストレス回避法の第一章です。・・・・・・ここまでが前回のブログでした。 . . . 本文を読む