神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

インフルエンザ流行

2019年01月19日 11時28分42秒 | 病気と健康

わたしの周りでも、お客さん、社員など何人かインフルエンザにかかりました

今年は大流行の兆し、学級閉鎖も拡大しているとか

わたしは10年くらい前にA型に初感染しました

少し熱が出たので医者で診てもらい、鼻に綿棒を入れて調べたら「はい、完璧なソ連A型です」

だって。  仕事は勿論、家の中でも家族に接してはいけませんとのこと、これは困ったぞと思ったが

感染性では大人しくしているしかないので、そのまま家に帰った

体がだるくて、平熱35.3度くらいのところ38度くらいになって熱っぽい

当時はインフルエンザにはタミフルだったが、人によっては不都合があると言うことでリレンザが

出てきた頃で、わたしもリレンザを服用した、最近は、もっと簡単な薬があるということを聞いた

 

インフルエンザは初めてで、けっこうショックだったが3日目になって熱が引いてくると気持ちが変わった

ほとんど休み無しで働いてきたので、この外出禁止、仕事禁止が思いがけぬ骨休めという気持ちに

この際にゆっくり休もう、そんな気になると気楽なものでインフルも悪くないな、そう思った

上げ膳据え膳、寝ては覚め、テレビは見放題、仕事は考えてもどうにもならないから考えない

すっかり気楽な極楽とんぼになった、この一週間の休みは仕事に対する考え方も少し変わった

 

驚いたのは、部屋の戸を開けた時だった、部屋は2階だが、今まで何年も家に居たシルティだが一度も

階段を上がったことがなかった、それが2度も階段を上がってきてわたしの部屋の外で守るように座っていた

声も出さずにただ座っていた、彼なりに階下に下りてこないわたしを心配したのかも知れない

犬の利口さと情の厚さを感じた一瞬だった

この犬が家出して50日間探し回って見つけた恩を思ったのだろうか?

 

インフルエンザに免疫はないそうで。何度でもかかるらしい、外出にも店の中でも極力マスクをかけている

うがい、手洗いも普段以上に行っている

 

 

 

 


あの納豆をもう一度味わいたい

2019年01月18日 09時28分46秒 | 料理を作る・食べる

今年の冬は昨年と違って「山雪型」です、連日のように雪マークが県内につくけれど

海岸部の我が町は未だ積雪ゼロ、でも10km入った山間部の村では1mあります

それより問題なのはインフルエンザが我が町で猛威を振るっていて県平均(全国平均と同じ)

より40%も多く、小学校、保育園の学級閉鎖が相次いでいます

先日も500人以上集まった商工業者の新年会で発症、数十人が感染したばかりです

 

町の近況はこんな感じ、わたしの近況と言えば先日1ヶ月ぶりに身体測定したら

体重が2kg落ちて、腹囲も3cm減りました、内蔵、皮下などの脂肪も軒並み5%減少

動かない事務職から、立ちっぱなしの調理場に環境が変わって1ヶ月半でこの成果

体調はすこぶる良く、しかも髪の毛の50%あった白髪が減少、黒髪が増えるという珍現象が

起きています、即ち若返り・・・・・因みに毛染めは面倒なのでしません

ロマンスグレーを目指しますが、ちじっれ毛なので思いどおりのかっこよさにならない・・

 

先日なぜか、ネギを入れた納豆の味と香りを急に思い出しました、それは子供の頃に

食べていた納豆の味です

今でも納豆は大好きで欠かしませんが、タレにしろ、納豆にしろなぜか物足りない

木の香りがする経木に包まれた正三角形の包装の納豆、地元産のあの味と香りが今は食べられない

そしてその味と香りの記憶が蘇ったのです、ネギとマッチしたあの納豆をもう一度食べてみたい

同じように屋台の夜鳴きそば(支那そば)、あれももう一度味わいたい、今でも「昔懐かしい」とか言って

販売していますが、それは無理

あの時代の背景、社会、経済、お腹のすき具合が合ってこその味、同じ物であっても飽食の時代の今では

味覚そのものが変わっているから同じ味に感じないでしょうね

贅沢とは、シンプルなほんとうの旨さを感じない悲しい事なんだと思います

 

 


やっぱ鈴木亜由子かっこいい だけど復活レジェンド新谷が凄い

2019年01月17日 15時40分14秒 | 大相撲

全国女子駅伝、鈴木亜由子の愛知が3年ぶりの優勝 秒差の2位でたすきを受けたが、最後は1分の差で

安心の優勝、鈴木には1分以上差負けでのたすき渡しで見たい

今年の愛知は全員が強くて、鈴木の大逆転劇を見ることが出来なかった。

今回も最終区間(10km)2位でのフィニッシュ、その鈴木を2秒うわまわって区間賞をとったのは東京の

新谷(にいや)仁美30歳、7人抜きで入賞まで後一歩の9位まで押し上げたのは立派

新谷は今回で9区4度目の区間賞、しかも4年前に現役引退して趣味程度に走っていただけだと

それが去年から復帰して再開したばかり、それで区間賞、どんな魔女なのか!

イケイケの前向きの性格が気持良い、これからも注目したいアスリートだ

若手では一区で社会人相手に区間賞をとった高校生、長崎、廣中瑠梨佳が雰囲気を持ったかっこいい選手

これからが楽しみ。


稀勢の里 ああ!引退!

2019年01月16日 19時00分00秒 | 大相撲

新横綱になった場所で連続優勝を果たしたが、そこで日馬富士の強烈な当たりで大けが

それ以来、黒星と休場の連続のママ、最後は8連敗で引退となった

多分史上最悪の横綱ワースト記録を打ち立てての引退ではないだろうか

19年ぶりの日本人横綱誕生で大いに期待された稀勢の里だったが、あまりにもあっけなかった

脇の甘さ、腰高棒立ち、上半身に比べ細い足、横綱になった頃の腰を落とした寄りも影を潜め

もろ差しに刺されて、相手の首のあたりを強引に振り回すだけの無芸の相撲になった

しかも日馬富士に受けた傷は容易に治らず、それが陰を引いた

久々に夢を見させてくれた稀勢の里に感謝しよう

それにしても横綱大関陣の最近のふがいなさはどうだろうか、稀勢の里一人の問題ではない

今場所三日間でも横綱4勝5敗、大関に至っては1勝8敗という体たらく

これでは横綱が平幕に勝つことが金星、大関が平幕に勝てば銀星とあらためた方がいい

それだけ大関と平幕の差がなくなったということか

たしかに関脇以下に元気な若手が台頭してきた、横綱大関は30歳前後が多く陰りが見える

唯一白鵬だけが大横綱の力を見せているが、最盛期の60%程度まで衰えたと見える

その60%の力でも角界トップを守っているのだから、やはり大横綱だ

栃ノ心も一気に横綱かと思ったが、ケガで調子が上がらない、力士の怖いのはケガと糖尿病

これでどれだけの横綱候補がはじき返されたことだろうか

稀勢の里に続いて鶴竜、豪栄道も引退予備軍、しっかりしろと言っても年齢的にもう無理だろう

新旧交代は平成と新元号の交代とダブる


昨日の夢

2019年01月14日 15時48分35秒 | 宇宙.神秘

夕べの夢は、初めてのジャンルだった。 ちょっとリアルでショッキング

再婚することになって、即日あたらしい人がやってきた

ちょっと背が高い、平凡な顔立ちの女性、年齢は50代後半くらい

気分的にはなぜか落ち着かない、あまり気乗りしない、誰が紹介してくれたかは不明

結婚式など挙げる気配もなく同じ家に居たが、「今夜は実家で泊まります」と彼女は言った

「新婚初夜に実家に戻るなんて、おかしいじゃないか!」と言うことで、この話は破談にした

 

すると続けざまに新しい人が私の妻としてやってきた

今度は少し小柄で、大人しそうな人、顔を見ればまずまず10人並みで可も無く不可も無い

一緒に町に出た、途中で踏切に来るとボランティア仲間が線路に沿って数人、50m間隔くらいで

立っている、何かの不都合があって電車が来たら緊急停止させるために信号操作をするとのこと

私も手伝うことにして、私の新しい妻をみんなに紹介した

一番の問題は、妻に対する仲間たちの反応、どうだったんだろうか? 結果は見えなかった

 

なぜかわが家にはこの日、3人目の妻がいた

この三人目こそまさに理想の女性で、年齢不詳だが大人の女、ファッションセンスが良く

派手でなく落ち着いた物腰、物事への対処は前向きで、思いやりと気配りもある、しかも知性的な美人

これはうかうかしていられない、掃除も行き届いていない、今風でもないわが家に彼女を迎えるには

急いでリフォームしなくっちゃ、自分自身もハイレベルにリメイクしなくっちゃ

そうだ自分が重要なポジションについている大きなイベントで彼女を紹介しよう

彼女は、この豪華なイベントを喜んでくれるだろうし

きっと仲間の連中は驚くぞ! それくらい素晴らしいお気に入りの女性と一緒になれたのに

・・・・・・・夢は夜開く


天啓 倒れて気づいたこと

2019年01月13日 12時16分58秒 | 病気と健康

亡き父母に対する思い・・・・それは生前に「もっとやってやれば良かった」という悔やみがこの頃

毎朝のように出てくる

「あれだけやったんだから良いじゃ無いか」と別の自分が慰めるが、自分は女々しくも思う

父が母に対してもっとこうだったらと、今度は父に責任転嫁してみたり、母もこうならなければ

もっと長生きできたのにとか、そんなことばかり

悪いのは自分だったり、父母だったり、なぜ急にこんな事を思うようになってしまったのか

・・・・それは昨日の夜までのこと

夢を見た・・・・・忘れてしまったけど、それはそんな日々を過ごす私への父からのメッセージだった

あの寒い深夜に廊下で倒れたまま立ち上がれなかった自分は、生前寒い廊下で倒れていた父そのもの

だったと・・・・・・・あの倒れているときの父の気持ちは、倒れていた時の自分の気持ちと同じだと

たしかに救急車を呼ぼうかと思ったほどの不快の中で、廊下の冷たさがやたら気持ちよかった

あの日、倒れている父を起こそうとしたとき父は「このままにして置いてくれ」と言った

あの廊下の冷たさが気持ちよかったのだと目が覚めたあと思った

同時に父の母への冷たい仕打ちばかりを責めていた自分だったが・・・・そうだ思いだした

90歳近い父が、急に衰弱して認知症が出てきた母の下の世話を毎日していたことを

私は親であっても到底できないのにと思って見ていた

そうだ、超老々介護をしていたときの父の姿をすっかり忘れていたのだ、それで責めてしまった

そしてその後、90歳を過ぎた父は母の介護に精根尽き果ててしまったのだ

仕事にかまけて息子の私はできないし、妹も父を毎日みにきてくれたけれど重症の母までは

見ることは不可能、それで相談して母を介護施設に入れたのだった

そんなことが夢見のあとに次々と思い出してきた

「誰も悪くないんだ、みんな一所懸命だったんだ」そんな父からのメッセージを感じた

 


米中朝韓日露 もつれ合った糸

2019年01月11日 08時02分05秒 | 韓国.北朝鮮.台湾.中国

整理しないと複雑でわからない

アメリカ-中国  世界の主導権争いで対立 貿易摩擦とか  

アメリカ-北朝鮮 首脳会談実現 和平と北朝鮮の核廃棄に向かって一歩前進

アメリカ-韓国  ?

アメリカ-日本  友好国として親密に見える首脳同士だが、日本置き去り感あり 貿易不均衡でアメリカは不満

アメリカーロシア 互いにナショナリズムを前面に押し出して対立

中国-北朝鮮  4度にわたり首脳会談で親密さをアピール

中国-韓国    ?

中国-日本   領土問題で対立 貿易、観光では重要な関係

中国-ロシア  米日に対して共同戦線

北朝鮮-韓国  蜜月時代に突入 同根民族として互いに統一の主導権を握りたい

北朝鮮-日本  拉致問題などで日本が働きかけ、難破船などで人道救助行うも北朝鮮は無視

北朝鮮-ロシア 特に問題は無いかと

韓国-日本   近年では最悪の政治対立が続く 但し民間交流(観光)では問題ないかのように往来

韓国-ロシア  ?

日本-ロシア  首脳同士は親近感をアピール 北方領土返還問題でロシアが主導権をもって日本を揺さぶる

アメリカ  相変わらず2位以下を大きく引き離し独走だが、急成長と13億国民を持つ中国に危機感を持つ

中国    イケイケどんどんの中国 今や怖い物なし状態になってきた、アメリカを部分的に抜く可能性も

北朝鮮   急に良い子になったキムジョンウン委員長、その狙いはどこにあるのか

韓国    同じアメリカ同盟軍、同じ資本主義国家、自由主義国家で有りながら日本に対してますます

敵対的行動を深めていく、その心や如何に?  そして主義主張が異なる同一民族国家北朝鮮に急接近

まさに朝鮮半島の春爛漫、その心や如何に?

日本   アメリカにぴったり追従するも、時々袖にされたり問題提起されたり、気がつけば東アジアでは

孤立する日本、頼みの台湾も親中派が有利になってきた

ロシア  日本に対して有効的なカードを握っている、アメリカに対する日本の不安、韓国との摩擦の隙を

狙って、日本に良い顔をしているが、その心や如何に? 

 

どうも動きが???の韓国 何を目指しているのだろうか・

 

 


世代間ギャップー地域言語が伝わらない

2019年01月10日 16時51分09秒 | 時代検証

「Aちゃん頑張ったから、だっちんあげるよ」

「だっちんって何ですか?」

またいつもの言葉の世代間ギャップ

「ご褒美のことだよ」

「お駄賃ですか?」

「そうそう、お駄賃の事だよ」

今度はAより4歳上の22歳のB子に

「A子にだっちんって言っても通じないんだもんなあ」

「だっちん?何ですか」

「.....ご褒美のことだよ」

「ああ!駄賃ですか」

「そうそう駄賃を、昔はだっちんって言ってたんだ」

 

私が子供の頃は明治生まれの爺さん婆さんの方言も理解していたし、同じ言葉を話していた

そうか、考えて見れば生活様式が昭和のバブル前と、バブル後、そして平成で大きく変わった

家族構成、戦争で負けるとアメリカによって解体されたのは軍隊と大地主と大財閥だけでなく、

大家族制度も細分化されてしまった

じいちゃん、とおちゃん、長男、男子兄弟、女性という序列の家族構成は、女性の地位向上運動

(ウーマンリブ)などを経て、平成の今は首根っこを女房に押さえられた亭主たちで溢れている

結婚すれば新世帯をもうけて親元から出て行く、田舎はそんなわけで老人世帯が溢れている

回りくどく言ったが、祖父母、祖祖父母たちと子供世代が別世帯になるのが当たり前になってから

年寄りの方言や言葉遣いが消えていくようになった、それは当然のことだ

老人のいない家庭で老人の言葉を覚えるわけが無い、いまや共稼ぎの両親にかわって、テレビが

言葉の先生だ、だから妙にお笑いタレントの迷言が子供の世界で流行する

むしろ田舎の孝行息子の農家に嫁いだアジア系外国人女性の方が、昔の方言やアクセントを知っている

そして九州から北海道までみんな標準語、ラジオの「子供相談室」なんか聞いていても地方訛りの子供は

出てこない。

伝統的に続いてきた地方の方言が、もう数十年うちには消え去るだろう、消え去ったからと言って生活に

支障がおこるわけでもない・・・・・ただ絶滅生物同様に時点の片隅にこんな言葉があったと記されるだけだ

 

戦前の封建的な暮らし(全てではない)は現代人には悪しき習慣としか思われていない

だが何事でも100%良いとか、悪いとかと言うことは無い、良い部分と悪い部分と併せ持っている

進化したはずの現代が100%素晴らしい時代かどうか考えて見ればわかる

オール電化、IT時代、車社会、近未来の生活、年間100日を超す休日、週休40時間、すべてが過去の

弊害や不便を修正した結果だ、だがこんな便利な生活を蔑んでわざわざ不便な田舎で暮らし始めた都会人

車離れが進んでいる若者世代、労働時間が減って生活苦のワーキングプア、近未来の生活で置き去りにされた

田舎の老人たち、平和尊重無抵抗主義で不法占拠された国土、困っても解決する術が無い

これからも日本はどんどん変わっていくだろう、どんな変化を見せるのか・・・過去の歴史に答えはあるかもしれない

 

 


冬は嫌い! でもお楽しみもある

2019年01月09日 19時27分48秒 | ライフスタイル

大雪とニュースが騒ぎ立てるほど海岸部の我が町は雪が無い

道路はいまだ無雪状態で、車が走るには何の支障も無い

道から外れた、空き地などには雪なのか水たまりなのかわからない程度に白くなっている

今年はやはり去年よりも暖かい、暖かいと言ったって4度5度の世界だが、それでも慣れれば暖かい

今年は今のところ山雪型で、山雪と言うことは海からの風が強いと言うことで

雪は海岸平野部に降らず、山にぶつかったところで落ちて、山間部は大雪になる

これが一番ありがたい降り方で、町に雪は邪魔者以外の何ものでも無く

山間部のスキー場にとっては、ありがたい雪となる、また山に積もった雪は春の雪解けで

田畑を潤し、作物の豊作に寄与してくれる

子供から青年期に楽しかった雪遊びやスキーも、今ではまったくする気も無くなって寒さに震える

せいぜい雪国の温泉宿の暖かな部屋から、雪明かりの庭を眺めながら地域のご馳走と地酒をいただく

のが冬の楽しみ

ぐつぐつと煮える「アンコウ鍋」「「カニ鍋」これが北陸の冬の楽しみ、脂がのった身厚の寒ブリの

腹身などを少し強めの塩味で皮まで食べる焼き物

地酒冷酒もいいけれど、地酒の熱燗もまた楽しみなり

1月も半ばが過ぎると町内会の新年会は少なくなって、各種団体、金融機関のお客様を招いての新年会

などが2月いっぱいまで続く

私も1月後半からいよいよ飲み会の連戦が始まる、月末には山間部の温泉で銀行の新年会

ここには100名近い人数が集う、一年一度しかあわない人も多いので、大いに楽しみである

そして2月に入ればわが家で毎年行われる「地元酒蔵5蔵の新酒飲み比べ」が開催される、毎年120名

程の地元の酒好きが集合して強い生酒、純米吟醸、生原酒に舌鼓をうつ

結局、この歳になれば冬の楽しみは温泉と酒と鍋、これに尽きる・・・ってか!

 

 (これを書き終えて用事に15分ほど出かけましたらば、そこでバッタリ友だちに会いまして「20日過ぎに

新年会やろうぜ!」ということになり、男女四人の仲良し酒飲みクラブ新年会、即決定しました

同級生の会とは別の年齢バラバラの友だちです)

 

 

 


常識がどんどん変わっていく

2019年01月08日 10時43分59秒 | 宇宙.神秘

自分が子供の頃、学んだり、本で調べたりした様々な事が50年後の現在ではかなり異なってきた

近いところでは太陽系9惑星の一番遠い冥王星が、「その大きさなら幾つもあるよ」という小惑星サイズ

と言うことがわかって準惑星という、新たな分類に格落ちしてしまった

更に軌道が、海王星の内側に入り込む時期があることもわかり一番遠いと言うこともパーフェクトでは無くなった

土星、木星の衛星が数十個にも及ぶこともわかり、木星にも天王星、海王星にも土星のようなリングが存在する

ことも発見された

 

恐竜学問では、2足歩行の恐竜は直立して尾を引きずって歩くゴジラスタイルが常識だったが、いつぞかたか

やじろべい」型、即ち尾を持ち上げ、頭を下げて、地面と平行に歩く低姿勢型に変更された

雷竜タイプもプロントサウルスが最大とされていたが、新種が次々と発見されて2倍近い大きさまでランクアップした

またアロサウルス、ティラノサウルスが最強の肉食恐竜と言われていたが、魚のような背びれがある両生類のような

スピノサウルスという猛者も発見された

しかし海の中には、そんな地上の恐竜さえも襲う巨大な海龍が多々いることもわかってきた

そんな恐ろしい世界の中でも、我らの祖先となる小さなほ乳類がきわどく命を繋いできた事実も解明されてきた

 

今、日本の歴史にもかっての常識とは異なる見解がいろいろ出てきた

この頃言われているものでは、西郷隆盛の絵は肉親の顔を足して描いた想像画だとか、聖徳太子は居なかったとか

足利尊氏の姿絵は別の武将だとか、そんなこともいわれるようになった

また縄文時代などの石器時代はもっと遡るとも言われている

 

秀吉の朝鮮侵略戦争と西郷隆盛の征韓論には共通性がある、それは戦国時代終焉、近代社会創立による武士不要社会

それによって一部は警察官や軍隊の兵士となったが、幕末300諸侯300万人というサムライが失業、、多くのサムライは

平民となったが生産性のない彼らは貧しい暮らしに追い込まれた

秀吉の時代も、国内の戦争が無くなり、武士階級は諸藩の役人として搾取階級にとどまれたが、雑兵、渡り中間(ちゅうげん)

のたぐいは稼ぎの手段と仕事を失って、集団で盗賊、暴徒にでもなる恐れがあった

そんな不満エネルギーのやり場、あるいは稼ぎの場として朝鮮侵略、征韓論という行動や考え方になったのだという

 

また戦国時代の戦争目的も、幕府の弱体によって社会秩序が失われて、地方大名はその力関係で侵略戦争が可能となった

侵略戦争の目的も領土拡大は大名の目的であって、下層武士、雑兵、傭兵の戦争参加目的は略奪、強奪だったという

説がでてきた

ならば戊辰戦争の会津戦争で展開された乱暴狼藉、強姦強奪は300年前の戦国時代の兵士の有様がそのまま再現された

ものであって、戦争に於ける特別な異常行動(やったことは異常だが)では無かったと言うことになる

しかも戦国時代の強奪は敗者の財産、穀物だけに限らず、敵国の人民をも奪って奴隷や人身売買で利を得たというのだから

驚きである、これを織田信長、徳川家康、武田信玄など厳しい掟を持つ大名でさえ無給、無償の下級兵士の唯一の稼ぎとして

認め黙認していたと言うことだ(「雑兵たちの戦場」=藤木久志による)

関ヶ原合戦、川中島合戦など、勇ましい戦国時代の武勇伝に胸躍らせていたが、その実態はこうした人間の欲にまみれた

戦場だったことが明るみに出てくるようになった。

戦国時代はもっとおどろおどろした人間くさい泥臭い時代だったようだ、まさに世界の黒澤明監督が三船敏郎を主役にして

描いた戦国武士こそ、この時代の真のサムライの姿だと思う、あの生き抜くことだけに必至の人間を三船が演じると

500年前の時代に入った錯覚がして胸がおどったものだった。

(隠し砦の三悪人、羅生門、蜘蛛の巣城、七人のさむらいなど)

日本が1910年に朝鮮を併合して近代的な京城の町に変えたと言われている、それ以前の京城は王都でありながら

南大門の周辺でさえ汚く臭い通りであったと、西洋人の著書にも書かれている

それでは日本は立派だったかと言えば、朝鮮よりはるかにきれいとは言え、たち小便が当たり前に東京で行われていて

恥ずかしいとも不衛生とも考えなかったと、司馬遼太郎の小説に書いてある

勿論、西洋人の小説にも都会を離れて田舎に入れば不衛生な村々がそこかしこにあったと書かれている

我々の常識はこれからも、どんどん崩れ去っていくだろう。