神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

田舎の鼠 都会の鼠

2014年06月06日 10時57分15秒 | ライフスタイル

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一時都市と呼ばれる町で暮らしたこともあったが、ほぼ一生を田舎で過ごした。
10代で都会に出るか田舎で過ごすかの選択肢はあったけれど結局こうなった
同期約1000人、その大多数が都会に出ていき20~30%がその後田舎に戻った
一攫千金の大都会は大きなチャンスが待っているが、それは才能と運に恵まれた
僅かな人間だけが得ることができ、大多数は雑徒の中に埋もれてしまう。


この田舎を出て、今や国際的な大企業の役員として活躍する人、芸能人やプロ野球選手で
名を挙げた人、国内屈指のリハビリ病院の院長になった同級生
こうした成功例も少しはあるが

今や飛行場も近く、新幹線、高速道路が縦横に走り東京も隣町感覚の時代
田舎の暮らしもまんざら悪くないと思うようになった
自然の花や野菜、風景、良い空気、森林浴、浜辺での散歩、のんびりとした生活
給料は都会の70%でも広い土地と持家に住み、すぐ近くのゴルフ場で楽しみ
自分の田畑でできた野菜や米を食べ、山菜取りや魚釣りを楽しみ、友人知人におすそ分け
家の中の家財も設備も都会と遜色のない生活、むしろ広いだけゆとりがある
一人に一台の車と部屋とテレビ、一年に数回大都市でのお買い物や観劇などを楽しみ
日々の生活の中で近くのいろいろな温泉を楽しむ
ステータスだとかブランドだと学歴だとかそんなものにこだわらなければ毎日楽しい生活
大きな商売はできなくても生活に余裕がある
工場勤めしていても時間のゆとりがあって地域の文化活動やスポーツ活動で羽が伸ばせる

人間として生まれ、どんな一生をおくったのか
どんな生活が幸せなのか ようやく総括できる歳になった
私の周りで暮らしている同級生はほぼみんな初老の入り口生活を楽しんでいる
心にゆとりがあるかどうなのか、それが幸せの基準の一つだろう












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