(266)秘密警察署
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり季節は常に真夏である。
登場人物
桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。
里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。
リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。
梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。
立原綾乃(35)
170㎝。寿司幸の女将だったが離婚。楚々とした美人で170話から登場。修一の会社「台湾公司」の一人だけの社員でネットで作業している。
中国人の殺し屋二人A、B (各40)
N=ナレーション
塀の上で伏せ撃ちしたが射撃ミスし、
A 「チっ、しくじった」
地面に伏せたまま50m向こうの塀の上でライフルがキラッと反射したのを見て憤怒の形相で、
修一「クソがっ」
素早く起き上がってアパッチに走り、
修一「ぜったい逃がしゃせんぞ」
修一がアパッチに飛び乗って上昇しかけた時に、脚が開くようにスカートをまくり上げた早苗が後ろに素早く飛び乗り、
早苗「私もいくわ」
アパッチで上昇しながら、
修一「しっかりつかまっててね」
早苗「はいっ」
飛び去ってゆくアパッチを皆と見上げ、
里香「さすが体育教師、雑技団みたいな身のこなし・・・」
塀の上に中腰で立ったAが下で待ち受けてたBにライフルを放って渡す。
注、Bの背後に逃走用の車が停めてある。
タンと地面に飛び降り、
A 「撤収だ、急げっ」
直後、アパッチで急降下してきて助手席に乗り込もうとしたAの頭をドガッと蹴り、
修一「ドアホが、逃げられる思うちょるんか」
早苗、車の屋根にトンと飛び降り、クルッと前転して地面に降り立つ。
早苗、開いてたドアをドガッと蹴って運転席に乗り込みかけたBの顔面をドアで強打する。
車のタイヤ或いは車の部分的な絵に「ドゴッ」「ドガッ」とA、Bがボコボコに殴られる音。
上空からリン宅の庭に下降してくるアパッチを下から見上げた絵。
早苗がアパッチを運転し、後ろに座った修一が両手に二人の頭をアイアンクローで引っ掴んで庭の上に戻って来たのを見上げ(リン夫妻は驚愕している)、
里香「おおー、さすが最強のコンビ。わけもなく捕まえちゃったね」
ほっと安堵し、
綾乃(無事でよかった、もし修ちゃんに何かあったら私は・・・)
修一を見上げて驚愕し、
リン「な、なんという握力・・・」
修一が三m上空から手を放し二人がドサッと庭に落下する。
注、A、Bは殴られて顔がひどく腫れている。
アパッチが着地する。
修一、アパッチの底部に隠してた刀を取り出す。
ベルトに刀を差しながら、よろけながら立ち上がる二人の前に歩み寄ってゆく修一を見て慄き、
リン(まさか斬る気じゃ・・・?)
Aの後ろから荒っぽく膝裏をガッと蹴って、
早苗「膝をついて手を頭の後ろで組みなさい」
Bも同様にガッと蹴り、
早苗「二度いわせるんじゃない」
驚き、
リン(まるで軍人みたいな手際だな・・・)
膝をつき両手を頭の後ろで組んだ二人の前で無表情で居合の構えをして、
修一「質問するが」
修一「答えても答えんでも、どっちでもええぞ」と言ったのでA、Bが驚く。
修一「誰の指示でだれを狙った?」
A、B、ふてぶてしい表情で嘲う。
次の瞬間、刀を一閃させて「ガツン」とAの頭から腰までを切り割った。
夫妻が腰を抜かさんばかり驚愕し、
リン(ま、真向唐竹割!なんと容赦のない・・・)
B、二つに割れたAを戦慄して見る。
修一、チンと刀を鞘に納刀する。
綾乃の下着がジュッと濡れたのを下から煽って見た絵。
ウルウル目で修一に見惚れ、
綾乃(うう、し、渋い!ついさっき五回イッたばかりなのに・・・またイっちゃった・・・)
早苗の太腿の内側に愛液がツーッと伝い流れたのを下から見た絵。
ウルウル目で修一に見惚れ、
早苗(なんという腕前、私も真向唐竹割でぶった斬ってみたい・・・)
再度Bの前で居合の構えをして、
修一「われも二枚におろしちゃるわ」
B、涙を流してジャーと失禁する。
慈悲を乞うように修一を見上げ、
B 「な、何でも話すから斬らないでください、我々は中国の秘密警察署の者です・・・」
リン夫妻驚愕し、
リン(噂には聞いてたがまさか本当にいたとは・・・)
修一「署というからにはアジトがあるよのう、場所はどこな?」
B 「ここから車で三十分ほどの工業団地に元クリーニング工場だったアジトがあり、そこに仲間があと五人います」
B 「SNSで党に批判的な書き込みをしてる中国人を捕らえて警告したり送還するのが任務です」
ピキッと切れて、
修一「だれを狙ったかはよ言わんかいやっ!」
慄いてリンを指差し、
B 「こ、こいつです」
リン夫妻驚愕する。
B 「我が党に批判的な台湾の組織に多額の献金をしてるリンを狙いました」
早苗(なんとスパイのくせにペラペラとよくしゃべること・・・)と呆れる。
怯えて修一の顔を伺うBの顔のアップに早苗の呟き、
(そりゃいきなり仲間を真っ二つにされたらビビッてなんでも話すか・・・)
早苗(さすが修ちゃん。スパイを白状させる術を心得てる。私もこの戦法を見習おう)
絶望的な顔でリンの胸によろめき、
梅花「党はあなたを殺すまで次々殺し屋を送って来るわ、どうすればいいの?」
修一「(平然と)案じるには及ばぬ」
リンと共に驚き、
梅花「そ、それはどういうことでしょうか・・・?」
人差し指を立てて手を挙げ、
修一「B1出てこい」
アパッチの風防の内側からB1がもそもそ出てきてパッと飛び立つ。
そして修一の指先に停まったのを見て慄き、
梅花「きゃっ、スズメバチよ!」
修一「(梅花に)ロボットじゃけん恐れんでもええ。触ってみなされ」
恐る恐るB1の頭を撫で、
梅花「・・・ほんとうだわ、すごくよく出来てる・・・」
B1を呆然と見て、
リン(彼には空飛ぶバイクやミサイルばかりかこんなロボットを作れる仲間がいるのか・・・)
妻と話してる修一を呆然と見て、
リン(なんともすごい人と知り合いになったものだ・・・)
修一「(スパイに)お前は正直に話したから許してやる。いね」
スパイと早苗が修一を見て驚く。
背中に隠し持ってた銃をサっと抜き、
早苗「だめよ、せっかく捕まえたのに逃がすなんてもったいないわ」
スパイの髪を鷲掴みにしてこめかみに銃口を突きつけ、
早苗「せめて一発ぐらい撃たせて」と言ったのでスパイが目をむく。
リン(こ、こんな綺麗な人が銃を持ち歩いてるなんて、一体どおいう人達なんだ・・・)
弱ったように、
修一「早苗さんの怒りはよお分かる。では殺さん程度に一発・・・」
修一が言い終わらぬうちに早苗に足の甲を「ズドン」と撃ち抜かれてスパイが「ぐえっ」と叫んでひっくり返ったのを呆れて見て、
修一「・・・だけね」
「ぷぷ」と口を押えて吹き、
里香(修ちゃんが言い終わる前に撃たれたら恐怖を感じるひまもなかったね)
のたうってるスパイに銃口を向けて冷ややかに、
早苗「甘えていつまでも寝てるんじゃない」
カチャと撃鉄を起こし、
早苗「逃げないのなら全弾ぶち込むわよ」
慄いて立ち上がり、
B 「ひっ、う、撃たないでくれ」
B、撃たれた足を引きずり門に向かって必死に走る。
怯えて修一に、
リン「いいんですか?あいつを逃がしたら仲間を連れてすぐ報復にきますよ・・・」
不敵に笑んで指先にとまってるB1を見せ、
修一「案じめさるな。やつを逃がしたのはお二人にこのB1の能力を見せるためでござる」
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり季節は常に真夏である。
登場人物
桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。
里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。
リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。
梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。
立原綾乃(35)
170㎝。寿司幸の女将だったが離婚。楚々とした美人で170話から登場。修一の会社「台湾公司」の一人だけの社員でネットで作業している。
中国人の殺し屋二人A、B (各40)
N=ナレーション
塀の上で伏せ撃ちしたが射撃ミスし、
A 「チっ、しくじった」
地面に伏せたまま50m向こうの塀の上でライフルがキラッと反射したのを見て憤怒の形相で、
修一「クソがっ」
素早く起き上がってアパッチに走り、
修一「ぜったい逃がしゃせんぞ」
修一がアパッチに飛び乗って上昇しかけた時に、脚が開くようにスカートをまくり上げた早苗が後ろに素早く飛び乗り、
早苗「私もいくわ」
アパッチで上昇しながら、
修一「しっかりつかまっててね」
早苗「はいっ」
飛び去ってゆくアパッチを皆と見上げ、
里香「さすが体育教師、雑技団みたいな身のこなし・・・」
塀の上に中腰で立ったAが下で待ち受けてたBにライフルを放って渡す。
注、Bの背後に逃走用の車が停めてある。
タンと地面に飛び降り、
A 「撤収だ、急げっ」
直後、アパッチで急降下してきて助手席に乗り込もうとしたAの頭をドガッと蹴り、
修一「ドアホが、逃げられる思うちょるんか」
早苗、車の屋根にトンと飛び降り、クルッと前転して地面に降り立つ。
早苗、開いてたドアをドガッと蹴って運転席に乗り込みかけたBの顔面をドアで強打する。
車のタイヤ或いは車の部分的な絵に「ドゴッ」「ドガッ」とA、Bがボコボコに殴られる音。
上空からリン宅の庭に下降してくるアパッチを下から見上げた絵。
早苗がアパッチを運転し、後ろに座った修一が両手に二人の頭をアイアンクローで引っ掴んで庭の上に戻って来たのを見上げ(リン夫妻は驚愕している)、
里香「おおー、さすが最強のコンビ。わけもなく捕まえちゃったね」
ほっと安堵し、
綾乃(無事でよかった、もし修ちゃんに何かあったら私は・・・)
修一を見上げて驚愕し、
リン「な、なんという握力・・・」
修一が三m上空から手を放し二人がドサッと庭に落下する。
注、A、Bは殴られて顔がひどく腫れている。
アパッチが着地する。
修一、アパッチの底部に隠してた刀を取り出す。
ベルトに刀を差しながら、よろけながら立ち上がる二人の前に歩み寄ってゆく修一を見て慄き、
リン(まさか斬る気じゃ・・・?)
Aの後ろから荒っぽく膝裏をガッと蹴って、
早苗「膝をついて手を頭の後ろで組みなさい」
Bも同様にガッと蹴り、
早苗「二度いわせるんじゃない」
驚き、
リン(まるで軍人みたいな手際だな・・・)
膝をつき両手を頭の後ろで組んだ二人の前で無表情で居合の構えをして、
修一「質問するが」
修一「答えても答えんでも、どっちでもええぞ」と言ったのでA、Bが驚く。
修一「誰の指示でだれを狙った?」
A、B、ふてぶてしい表情で嘲う。
次の瞬間、刀を一閃させて「ガツン」とAの頭から腰までを切り割った。
夫妻が腰を抜かさんばかり驚愕し、
リン(ま、真向唐竹割!なんと容赦のない・・・)
B、二つに割れたAを戦慄して見る。
修一、チンと刀を鞘に納刀する。
綾乃の下着がジュッと濡れたのを下から煽って見た絵。
ウルウル目で修一に見惚れ、
綾乃(うう、し、渋い!ついさっき五回イッたばかりなのに・・・またイっちゃった・・・)
早苗の太腿の内側に愛液がツーッと伝い流れたのを下から見た絵。
ウルウル目で修一に見惚れ、
早苗(なんという腕前、私も真向唐竹割でぶった斬ってみたい・・・)
再度Bの前で居合の構えをして、
修一「われも二枚におろしちゃるわ」
B、涙を流してジャーと失禁する。
慈悲を乞うように修一を見上げ、
B 「な、何でも話すから斬らないでください、我々は中国の秘密警察署の者です・・・」
リン夫妻驚愕し、
リン(噂には聞いてたがまさか本当にいたとは・・・)
修一「署というからにはアジトがあるよのう、場所はどこな?」
B 「ここから車で三十分ほどの工業団地に元クリーニング工場だったアジトがあり、そこに仲間があと五人います」
B 「SNSで党に批判的な書き込みをしてる中国人を捕らえて警告したり送還するのが任務です」
ピキッと切れて、
修一「だれを狙ったかはよ言わんかいやっ!」
慄いてリンを指差し、
B 「こ、こいつです」
リン夫妻驚愕する。
B 「我が党に批判的な台湾の組織に多額の献金をしてるリンを狙いました」
早苗(なんとスパイのくせにペラペラとよくしゃべること・・・)と呆れる。
怯えて修一の顔を伺うBの顔のアップに早苗の呟き、
(そりゃいきなり仲間を真っ二つにされたらビビッてなんでも話すか・・・)
早苗(さすが修ちゃん。スパイを白状させる術を心得てる。私もこの戦法を見習おう)
絶望的な顔でリンの胸によろめき、
梅花「党はあなたを殺すまで次々殺し屋を送って来るわ、どうすればいいの?」
修一「(平然と)案じるには及ばぬ」
リンと共に驚き、
梅花「そ、それはどういうことでしょうか・・・?」
人差し指を立てて手を挙げ、
修一「B1出てこい」
アパッチの風防の内側からB1がもそもそ出てきてパッと飛び立つ。
そして修一の指先に停まったのを見て慄き、
梅花「きゃっ、スズメバチよ!」
修一「(梅花に)ロボットじゃけん恐れんでもええ。触ってみなされ」
恐る恐るB1の頭を撫で、
梅花「・・・ほんとうだわ、すごくよく出来てる・・・」
B1を呆然と見て、
リン(彼には空飛ぶバイクやミサイルばかりかこんなロボットを作れる仲間がいるのか・・・)
妻と話してる修一を呆然と見て、
リン(なんともすごい人と知り合いになったものだ・・・)
修一「(スパイに)お前は正直に話したから許してやる。いね」
スパイと早苗が修一を見て驚く。
背中に隠し持ってた銃をサっと抜き、
早苗「だめよ、せっかく捕まえたのに逃がすなんてもったいないわ」
スパイの髪を鷲掴みにしてこめかみに銃口を突きつけ、
早苗「せめて一発ぐらい撃たせて」と言ったのでスパイが目をむく。
リン(こ、こんな綺麗な人が銃を持ち歩いてるなんて、一体どおいう人達なんだ・・・)
弱ったように、
修一「早苗さんの怒りはよお分かる。では殺さん程度に一発・・・」
修一が言い終わらぬうちに早苗に足の甲を「ズドン」と撃ち抜かれてスパイが「ぐえっ」と叫んでひっくり返ったのを呆れて見て、
修一「・・・だけね」
「ぷぷ」と口を押えて吹き、
里香(修ちゃんが言い終わる前に撃たれたら恐怖を感じるひまもなかったね)
のたうってるスパイに銃口を向けて冷ややかに、
早苗「甘えていつまでも寝てるんじゃない」
カチャと撃鉄を起こし、
早苗「逃げないのなら全弾ぶち込むわよ」
慄いて立ち上がり、
B 「ひっ、う、撃たないでくれ」
B、撃たれた足を引きずり門に向かって必死に走る。
怯えて修一に、
リン「いいんですか?あいつを逃がしたら仲間を連れてすぐ報復にきますよ・・・」
不敵に笑んで指先にとまってるB1を見せ、
修一「案じめさるな。やつを逃がしたのはお二人にこのB1の能力を見せるためでござる」
つづく
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