数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(25)  心に焼きついた夜

2016-05-23 22:01:45 | 漫画のシナリオ
(25)心に焼きついた夜

四百字詰原稿用紙換算16枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

益田(35)人のいい気弱そうなオタク。

悪相の不良三人A、B、C(各20)

悪相のボス(25)

N=ナレーション


   星空の絵に里香の声、
  「初日から目標オーバーの7回もしちゃったから・・・」

   益田と腕を組んで夜道を歩きながら、
里香「前も後ろもヒリヒリして歩けないよ~」

益田「ごめんね、自分がこんなにスケベだとは思わなかったよ」

里香「明日からは当分慣れるまで3回にして。いいでしょ?」

   里香達の少し後ろをA、Bがつけてくる。

益田「了解です。やったのをご両親に感づかれなきゃいいけど・・・」

里香「うまくやるから心配しないで。それよりまだ別れたくないな」

   二人が公園の木陰の芝に座ってキスしてるのを後ろからの視点で描いた絵。

   A、Bに別の方角から来たCとボスが合流し顔を見合わせてニヤッと笑う。

   益田、胸を喘がせて里香の胸を揉む。

里香「あ~ん、またしたくなっちゃうからだめだよ~」

益田「はぁ、はぁ、里香ちゃん、もう制御不能・・・」とのしかかって腰を振る。

里香「ほら~、でもここじゃだめ」

里香「手でしてあげるからそれで我慢して、ねっ」

   勃起を擦りながら、
里香(こんなに勃ってすごく辛そう・・・)

   尻をついたままパンツを脱ぎ、
里香「人が来るからさっとすませて」

益田「里香ちゃ~ん」

里香「(回りを見回し)しっ、早く」

益田「(ズリュと挿入し)あぁぁ、気持ちいい」

   ゆさゆさ揺れながら、
里香(ずっと童貞だったんだもの、気が済むまでさせてあげよう・・・)

   突然Aが益田の髪を引っ掴んで後ろに引きづり倒す。

里香「(驚愕し)ひっ」

   A、B、益田をガッ、ガッとボコボコに蹴る。

   益田に覆い被さり、
里香「きやーっ、やめてー」

   A、B、Cが益田から里香を引き剥がす。

   A、B、Cに手足を押さえつけられた里香をボスが勃起をしごきながら見下ろす。

里香「ひっ、やめてー」

   里香の声を聞いて、おっという顔をし、
ボス「そのアニメ声、猛烈にそそられるな」

   里香にのしかかり、Cに、
ボス「黙らせろ」

   里香の口に里香のパンツを押し込み、
C 「まじめに締めろよ。ユルマンだったら許さねえからな」

   里香の性器を見て驚き、
D 「なんか腫れあがってるが、このオッサンにやりまくられたのか?」

里香「(涙を流し)むぐうぅ・・・」

   ボスが憤怒の形相で益田に向ってゆくのでA、B、C驚く。

   益田をボコボコに蹴り、
ボス「オッサンがこんな可愛い子とヤリまくるなんて光栄すぎるじゃねえかよー」

里香「(涙を流し)むぐむうぅぅ・・・」

A 「兄貴、早くやっちまわねえと人が来たら全員に回らなくなるから」

ボス「(Aを睨み)そりゃ命令か?それともお願いしてんのか?」

A 「(怯え)ひ、久しぶりだから早くやりたくて・・・」B、Cも怯える。

ボス「しっかり押さえてろよ」と再度里香にのしかかる。

里香「(目をむいて泣き)むむうぅぅ」

   D、ズリュと挿入されて目を剥き、
里香「むぐぎゃぁぁ」

   益田、意識が戻り里香が挿入されてるのを見る。

   ボスに飛び掛かり、
益田「この野郎っ、やめろーーっ」

   里香、益田の勇気に目を瞠る。

   A、B、C、益田の両腕を掴んで殴り、
A 「ぶっ殺しちまえ」

   業務用の大きなカッターの刃をシャキッと出し、
ボス「まて、腹を割いてやるから捕まえてろ」

   泣きじゃくり、
里香「いやーっ、なんでも言う事を聞くから、その人に手を出さないでー」

里香「気が済むまでさせてあげるからー」

   その時突然ボスの顔面に裏拳がバゴッと入る。

ボス「グハッ」と鼻血を吹いて倒れる。

修一「里香、大丈夫?」

里香「(驚き)し、 修ちゃん・・・」

   A、B、C驚く。

ボス「(血まみれの鼻を触り)お、折れた・・・」

   益田を抱き起こし、
里香「もう大丈夫よ、修ちゃんが来てくれたから」

益田「だれなの?」

里香「里香の同級生で超強いんだから」

里香「(修一に)実は・・・」

修一「説明無用」

   里香、あ然。

B 「女の連れらしいが四人を相手に勝てると・・・」

B 「はっ、バックにヤーさんでもいるのか?」

修一「殺すぞ。お前らみたいに群れたりバックがいなきゃ何も出来ないクソと一緒にすな」

   カッターを構え、
ボス「ヤー公もクソもあるか、野郎よくも」

修一「お前、自分が強いって勘違いしちょらんか?」

   ボス、えっという顔をする。

   拝むように左手を胸元に立て、
修一「毎日幸せですか?南無阿弥陀仏ー」

   ボス、あ然。

修一「今までは勝てそうな相手とだけやって、たまたま勝っただけで俺みたいなのとやった事なかろうが?」

ボス「(不敵に笑い)そりゃどうかな」

修一「なにをカッコつけとんじゃボケがー」とボスの顔面に横蹴りを入れた瞬間カッターを持った手を掴む。

ボス「ぎやっ」と吹っ飛ぶ。

   A、B、C驚き、
A (テコンドー・・・?)

   奪ったカッターを持ちA、B、Cに、
修一「俺は一人だし、お前ら逃げようと思ったら逃げられるよな?」

修一「けどぜったい逃がさねえ」

   うつ伏せでうずくまってるボスに歩んでゆく修一に、
A 「おい、何をするつもりだ?」

修一、カッターでボスの足首の腱をスパッと切ると血が吹き出し、
ボス「きえーーっ」

   A、B、C凍りつく。

   里香、益田、凍りつく。

A 「思い出した。おまえK1の栗栖を倒した、たしか岩城・・・」

   鼻が触れそうな眼前で、
修一「おまえじゃ?」

   A、怯む。
修一「おまえじゃ?」

A 「い、岩城くん」と怯えて答えるのを里香があ然として見てる。

修一「一人でも逃げたらもう一方の腱も切断する」

修一「二人逃げたら右の耳。三人逃げたら両耳を落とす。それでもよかったら逃げてもええぞ」

   ボスの顔面を踏みにじり、
修一「こいつがお前らに報復するから手間がはぶけるわ。さ、逃げて」

   A、B、C、ガクッと膝をつく。

修一「里香、今からやる事を見たら俺を嫌いになるかもしれんがお前の安全のためにどうしてもやっとかにゃならんのじゃ」

   A、B、C、怯える。

里香「もっと酷い目にあわせるって事?」

修一「ほかにも被害者が大勢いるはずだしな」

修一「こいつらは軽い気持ちでやってるが、やられたほうは一生忘れられない傷が残る。分かるよな?」

里香「分かる」と頷く。

修一「こいつらみたいな虫は頭で理解できないから身体に教えないとな」とボスの鼻の穴にカッターを当てる。

ボス「ひーっ、やめて、許してください、二度とこの人達には近づきませんから」

修一「虫が人間語を話すなや」

   修一、ボスの鼻の穴と穴の境の肉をスパッと切る。

ボス「ぐぎやーーっ」とのた打ち回る。

   A、B、C、失禁する。

   Aの髪を引っつかんで鼻にカッターを当て、B、Cに、
修一「お前ら逃げるなよ。こいつの耳も落とすからな」

   B、C、震えて泣く。

   修一、Aの鼻をスパッと切る。

A 「むぎーーっ」とのたうつ。

   B、C、鼻水を流して泣く。

   血まみれの鼻を押さえてる四人の前にうんこ座りし、
修一「明日以降、この二人にちょっかいを出す者がいたら誰であろうとお前らの差し金だと考えるからな」

   四人、ギョッとする。

   里香、益田、あ然。

修一「地の果てまでお前らを追うし、刑務所に逃げても人を差し向けて必ず始末する」

   四人、ゾッと身震いする。

修一「(凄まじい顔で)どおない?」

修一「二人にちょっかいを出すようなバカがおるかのー?」

ボス「いませんっ、絶対だれにもちょっかいを出させませんから勘弁して下さい」

   他の三人に、
修一「おどれらはどおない?」

   三人が土下座し、
A 「同じです、どうかもう許してください」

   里香に、
修一「どんな?まだ気が済まんかったら指を2、3本落としちゃろか?」

   里香に頭を下げ、
D 「どうかこの人を止めて下さい、お願いします」

里香「修ちゃん、もう気が済んだから」

修一「(不良たちに) だって」

修一「彼女が慈悲深い人でお前ら助かったのう」

   里香に土下座し、
不良達「有難うございますっ」

修一「いけっ、目障りじやっ」

   逃げかけた不良達に、
修一「まていっ、虫!」

   ビクッと怯えて振り返った不良達に、
修一「虫らしゅうに口でピョーンピョーン言いながら跳ねて帰れ」

   不良達、あ然。

「ピョーン、ピョーン」と言いながら跳ねて帰る不良達の後ろ姿を益田と里香があ然と見ている。



   三人で住宅街を歩きながら、
里香「(修一に)あそこまでしなくても・・・」

   ニコッと笑み、
修一「同情してやるって事は里香の心の傷になってないって事じゃね?」

里香「(はっとし)そのために・・・」

修一「暴力のトラウマにならんためには、自分が受けた以上の暴力でやり返すしかないのよ」

修一「お前の心に傷を負わせたくないからエグイ事をしたが俺を嫌いにならんでくれ」

   涙を流して怒ったように、
里香「嫌いになる訳ないじゃないのっ!」

   益田に、
修一「自分がやられるかもしれないのになぜ助けたのかって思ってるんでしょ?」

益田「(頷き)僕にはとても・・・」

修一「おれ、里香を尊敬してるから」

   涙を流してあ然とし、
里香「修ちゃん・・・」

修一「里香が好きになった人はおれも好きじゃけん助けた」

   益田、驚く。里香、ボロボロ泣く。



○里香宅(一軒家)

   玄関前で、
修一「今夜中に噂が広まって二度と里香たちに手を出す奴はいなくなるから安心しろ」と言われ里香が頷く。

修一「じゃあな」と帰る。

   去る修一の後ろ姿を切なげに見て、
里香(修ちゃん・・・)

   半開きのドアの前に立った里香に、
益田「大丈夫?眠れそう?」

里香「綺麗さっぱり忘れられそうだから心配しないで」

益田「ならいいけど、じゃ、また明日ね」

里香「うん、気をつけて帰ってね」

   里香、ガチャとドアを閉める。

   閉まったドアの絵。

   ドアが開き、里香が辺りを伺いながら顔を出す。

   夜道を帰る修一の後ろ姿。

   「修ちゃーん」と後ろから追いかけてくる里香に呼ばれて修一が振り返る。

修一「里香・・・」

   上気した顔で見つめ、
里香「キスして」

修一「え、だってお前、あの人と・・・」

里香「分かってる。一生あの人を守って生きてく決心をした」

里香「でも今夜だけ、生涯に一度だけ・・・」

里香「心をトロトロにさせられた修ちゃんとキスしたい」

   建物の壁に挟まれた狭い隙間で抱き合ってキスし、
里香「もう一日早くこうなってたら・・・」

   腹に当る勃起に気付いて頬を染め、
里香「おっきくなって辛いの?・・・」

修一「ったってどおしようもないし・・・」

里香「入れて、一度きりの思い出にするから」とパンツを脱ぐ。

   修一、片方の足を上げた里香の股間を、屈んで舐めようとする。

   切なげに頭を振って拒み、
里香「だめ、舐めて欲しいけど今日はだめなの・・・」

   片方の足を上げて向かい合って繋がり、
里香「あ、あ、気持ちいい、中が溶けちやいそうだよー・・・」

里香「(ボロボロ泣き)死ぬほど好きだから里香のことを忘れちゃいやだよ・・・」

       つづく

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