この時期 新年会を開いて
日頃の労いと懇親会をするのですが
今年はコロナ禍の緊急事態宣言が出されているので開催を見送っています。
昨年は私の還暦祝いを兼ねて行わせてもらいましたが
とてもとても蜜を伴う飲食が行える雰囲気ではありませんね。
コロナ過が治まってからに延期させてもらいます。
会社の方向性については
全員参加のダイレクトコミュニーケションが必要と考えますが
とりあえずブログに書いて示しておきます。
今年は
創業から３２周年 第２創業から１０周年を迎えます。
祖業のタイヤ小売店は
創業当時のまま３３年目を迎え老齢化が進みますが
小さなタイヤ専門店に磨きをかけつつ
本社・総務・経理の二役で
繁忙期と非繁忙期の変動を活かす活動が始まって成果が上がっています。
第２創業は
2011年にキーパープロショップ岐阜店を開業した日を記念していますが
その日から 社内にはタイヤ専門店とキーパー専門店とタイヤキーパー併設店が混在し
全体のレベルアップという面において
マイナスの要因を抱え込むことになりました。
いわば統一感が形成できなかったのです。
しかし 併設店の時代を経なければ
キーパー専門店に行きつくことはできなかったのですから
併設店の時代はとってもありがたい時代だったのです。
私たちはタイヤとキーパーの併設店でしたが
まわりを見渡せばGSとキーパーの併設店がほとんどです。
併設店の長所と短所を 自らの店舗で学び取ることが出来たことは大きな成果です。
令和元年に
併設店を閉店してタイヤ専門店・キーパー専門店に
形の上では変えたのですが
一部従業員さんの意識には併設店での体験が抜けがたく
専門店勤務に適合できなかった人もあって
昨年は別れを経験するなどコロナ禍とともに混乱の時も経験しました。
私自身も親父の他界もあってブログが書けなくなるなど三重苦の影響を感じました。
しかし これで悪材料が出尽くしたようで
春先には新卒河口君が入社
夏前には井藤さんがアルバイトから正社員になってくださり
せき店・しま店にEXキーパー施工店化させるなど
新しい兆しを感じるようになり 新しい流れを感じるようになってきました。
秋口には アルバイトさんを募集して立川さんと森山君が入ってくれたうえ
新卒採用募集に踏み込みました。
このようなことから
古い時代が終わり 新しい時代の芽吹きを感じ取った次第です。
「専門店」の時代が
店舗の形だけでなく
従業員皆さんの意識の中にどかっり居座ったと捉えています。
手洗い洗車においても
キーパー１級資格があっても
併設店の資格者より下手くそでは 専門店スタッフでは恥ずかしいですね。
これをお客様は見逃しません。 だからお客様に魅せる洗車を意識しなければなりません。
専門店は意識が高いお客様が集まってくださるのです。
このような例から
お客様の視点を意識の中心に置く！
ここがスタートラインなのです。
併設店の短所は 洗車中に他ごとで中断せざるおえないことがあるので
集中が途絶える→モチベションが上がらない こういうケースが頻発すると
「このぐらいで良いだろう」と自己限定してしまいます。
自分で自分を縛ってしまうのです。
「このぐらいで良いだろう」は主観です、自分自身の見方ですね。
これでは成長はありません。
併設店でも客観の視点を意識した人はいました。
けれど他のスタッフにそれを指導し意識させるには至りませんでした。
なぜなら他用で中断させざるおえないケースがあっては
どうしても「これぐらいで」になってしまうのです。
併設店という形態の限界です その人の資質ではありません。
だからこそ 併設店を足場にして 専門店へ脱皮を図ったのです。
ここにおいて始めて
私たちの意識の中に 「専門店」を揃えることが出来たのです。
その意識を統一感をもって育てることによって
社内・店舗内に目に見えない統一感が出来上がると思います。
統一感が無ければ
他の人がやっている仕事は他人事になってします
協力・協調・共感性は育たず発揮されず チームワークは出来ません。
全て自分事にして見ることがチーム力の始まりです。
