人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

専門店=質の追求 私たちが学んだこと タイヤ専門店イマージン!

2021年01月11日 | 戦略

雪で大きな被害を受けておられる方には申し訳ないことですが

タイヤ屋を営む我々は大きな恩恵を受けています。

「雪が続くので 今までのスタッドレスでは滑るから」と

多くの人が新品のスタッドレスをお買い求めにいらっしゃいました。

幸い在庫が有るケースが多く 

あるお客様は20件ぐらい電話してやっと有ったと池田町からお越しくださいました。

 

タイヤ専門店の私たちにしてみれば「してやったり!」です。

お客様が必要とされる時 ちゃんと在庫が有りすぐ装着できる。

私たちが定義した「タイヤ専門店」がお役に立てたと実感できました。

 

そもそも「タイヤ」という商品は 

幅広いチャンネルで販売されているうえ 

ユーザー様にしてみれば「解りにくい商品」であります。

サイズも多様・種類も多様 何を選んだらよいのか? 迷われるのです。

また価格という要素からは 

圧倒的な安値を提示するネット販売も加わり

価格・性能・特長・取り換えの手間ひまなど トータル的な価値が分かりにくくなっています。

ある意味「タイヤ」は

ブラックな外観とともにブラックボックス化しているので

あちらの店ではAを奨め 

こちらの店ではBが良いよと言われ 

別の店ではCが安いとなって

益々わかりにくくされているようです。

 

「タイヤ」というわかりにくい商品を 

わかりやすくして

どういうお客様に

どのように買っていただくか! ここに私たちはタイヤ専門店として自信を深めてきました。

 

お客様の選択は 

まず「有名な店」や「行きつけのガソリンスタンド」に向かいます。

しかし 色々説明を受けても???????? 

それは「タイヤ」を扱っているけど 経験とスキルや知識を持った人材がいない!

だから本部が推奨するPBブランドのタイヤを奨めるしかありません。

 

全てとは言いませんが こういった傾向が強まっています。

なぜなら量販店やセルフのスタンドは人件費を低減する経営を重視しますんで

ベテランに高賃金を払うのを嫌うのです。

そのうえ サービスの充実だ!囲い込み戦略だ!宣伝だ!といって

タイヤの預かりに手を出したり 

紐付けのように買ってくれたら○○値引きなど

顧客におもねるような理屈通りの販売手法です。

これだと 現場が疲弊します、従業員さんの意欲を失わせます。

 

 

私たちの目には ここに大きなスキ間が見えます。

専門的に絞り込んで丁寧なサービスを提供すれば

全部は無理でも少なからず 量販店さんやガソリンスタンドさんで

タイヤを買われていたおお客様から支持を頂いてやっていけるんじゃないか。

タイヤ専門店の価値はそこに見いだせる! 

そこにしか見出せないピンポイントなのかもしれませんが。

結果32年 その読み通り当店は今も存続できています。

 

自らの優位性は「小さい」「絞り込み」「専門性」にしか見出せません。

資本や規模・宣伝の土俵は 競合他社が優位な土俵なんで 

そこには上らず じっと地べたにへばり付いて

タイヤを買ってもらい 買ってもらったタイヤを取り付けして 外された廃タイヤを洗って感謝し

ひたすらそのサイクルを繰り返して確信しました。

 

小さな店舗はひたすら専門性を磨くべし!

では専門性とは何か?

タイヤの小売りですから

必要な品揃え すぐ装着できる体制 会話してお客様のニーズを聞き出す。

何故そのタイヤを在庫しているのか?=商品の目利き

何故すぐ装着できるのか?=お客様の動向を先回り

何故会話に重きを置くのか?=対象とするのは不特定多数の一般客様 ニーズも多様なので決めつけしない。

 

タイヤ専門店はタイヤ商売のプロが運営するのです。

プロはプロとして活躍できる土俵を作ること、

それが小さな店なら可能なんです。

大きくするとダメなんです。

 

お陰様で今日もスタッドレスタイヤが次々とお嫁に出て行かれます。

ありがたいことです、雪の恩恵を受けています。

 

 

いつまでも小さな店舗のまま 33年目に入るタイヤ専門店イマージン!

 

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