人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「弱者」の視点 タイヤ専門店イマージン!

2019年05月27日 | タイヤビジネス

5月に連日気温が30度を上回り厳しい暑さが続いています。

近年 雨の降り方も狭い範囲の中で極端な豪雨といった感じで

白か黒かの極端な差が目立ちます。

天候もデジタル化デジタル信号化しているのでしょうか?

雨の降り方ばかりでなく 気温の上昇も北海道で5月に39度は極端すぎます。

 

タイヤの小売り業界にも販売の極端な格差が表れています。

いつの頃からでしょうか? 

 

明確に意識しだしたのは

今世紀に入って携帯やスマホが普及し 

デジタル化と言われだした時期と符合している気がします。

 

それまでは 

変化もアナログ的な波形で追うことが出来たのに

デジタル化が話題に上りだしてからは 

売れる・売れないの極端な格差を タイヤ小売りの現場でも感じだしたのです。

 

この現象は 

私共だけでなく

タイヤディラーさんからも

共通の声が聞こえますから

「タイヤ」という商品に対して 

ユーザー様の認識が消耗品・必要品であり 

出費の時期をコントロールされているものと思われます。

 

洗車・コーティングは

「欲求商品」という研究がなされていて

洗車を買いたくなるのは「汚れが気になったとき」という不確実さがあるのに対し

タイヤは「この時期に買おう」という消耗品・必要品としての確実さを優先されるようです。

 

 

パキラの取り木

最近は 小鉢のスモール観葉植物も人気です、タイヤ屋もスモールの良さが見直されつつありますよ!

モンステラの挿し木から新芽の発芽

 

 

タイヤ小売り商売において

繁忙期    11月12月3月4月・・・・・・・・・・・4か月

非繁忙期   1月2月5月6月7月8月9月10月・・・・8か月

その格差は デジタル信号です、どうしましょう?

ここの部分に経営者として悩んできました。

 

 

まず当たり前に考えるのは 

非繁忙期に何か売る方法はないか?という切り口

繁忙期にもっと売る方法はないか?という切り口

 

「強者」ならどんな発想をされるでしょうか?

1 繁忙期はチラシをまいて集客をアップすることで販売を伸ばされるでしょう。

2 非繁忙期と言っても販売はゼロにはなりませんから 広範囲からの集客に注目されるでしょう。

3 囲い込み戦略として「タイヤ保管サービス」を行ったり ポイント還元でアピール

4 イベントで集客したり 車検プランにタイヤを付属させる。

資金量や知名度 大型店舗を活かして広い商圏から集客をする手法や 顧客リストを活用し

新規客の集客と既存客の掘り起こし活動を繰り返す。

 

強者は全方位に対策を打てるのが「強味」です・・・・か!

 

 

では「弱者」はどうしたらいいでしょうか?

ここからが30年生き延びた知恵の部分です。

1 まず弱者であることを肯定します、対抗心を持ちません。

2 お客様を囲い込むというのは無理と考え シンプルな考えであるがままを行きます。

3 集客は混乱をもたらすと考え そこに意識を向けません。

4 他店様の弱点を探し そこに網を張るようにします。

5 非繁忙期を否定せず肯定し 息を殺して体力の消耗を減らす冬眠をイメージします。

 

この視点を持ては

大手様がチラシで集客をされると 

「しめしめお客様に対応の不満が出て こちらに流れてこられるかも」

タイヤを購入しようとお客様が大勢お集まりになれば 大きな量販店であっても

スタッフの数と技量には限りがありますから 必ず取りこぼしがでます。

すると 「そういえば近くに小さなタイヤ専門店があったな 待たされるならそちらへ行ってみよう。」

大手様のお陰で お客様がタイヤ専門店イマージンへ流れていらっします。

そこで 「すぐ交換できますよ 在庫はこれとこれがありますがどうされますか?

お奨めはこちらです。」

絵にかいたような流れが結構あるのです。

これが「他店様のヘタ打ち」と呼ぶ作戦です。

資金や規模は 無理と無駄を垂れ流すことに直結する時代です、

弱者はそれを待つポジションが取れるのです。

もし ここに対抗心があれば

他店様が集客にチラシを打てば自店もチラシを打ち

ある商品を安売りすれば 自店も安売りには安売りといった消耗戦に陥ります。

強者はこれを待っているのです。

消耗戦なら強者の勝ちです 対抗者を消耗させてあとから総取りのパターンです。

 

だから弱者はまず対抗心を無くすことが先決です これを意識したので30年生き延びました。

他店に眼を向けず ひたすらお客様に眼を向けることになり

すると他店様の仕掛けが見え出して 

チラシ慣れされたお客様の行動が 専門店に対する期待という形で見えだしてきます。

 

「すぐ付けて欲しい、再来店は面倒だ」

「タイヤを買いに来たのだから ここでなくても近くにあれば」

「量販店のチラシは何を売りたいのか良くわからない、アドバイスが欲しい」

 

非繁忙期という骨休めの期間 余裕が生まれます。

 

売れないときは売れないのだから仕方がない 

この肯定論が弱者には出来るし 

これがあるから売れる時にはどうする?という展開がスタートします。

 

 

そこで導き出したのが 

売れる時には 売って付ける仕事以外の「付けるだけ」の仕事を受けない、

つまりタイヤ専門店の定義を「会話して販売して取り付けする」三位一体の小売店としました。

自店での取り付け交換は 自店販売品に限るという限定を打ち出しました。

 

結果 どうなったかと言えば販売数量も粗利益も伸びてきました。

他店様がヘタ打ちして タイヤを購入されるお客様が流れてきても

その時に 持ち込み作業の取り換えをやっていたので

結局 購入客様を受け入れ出来なかった。となれば 本末転倒です。

 

それなら「持ち込み作業」をやりません。を 公表して

他店様のヘタ打ちで流れてこられたお客様の受け入れ態勢を整えたことが

成果となって顕われた。ありがたいことです。

 

 

そこではっきり自覚しました、

弱者は足し算をするより引き算をしてシンプルな商売があっている。

 

大手量販店様や有力店様と違った考え方で行くのが 「弱者」の強みであります。

まだまだお客様に眼を向ければ・・・・・・可能性はたくさんあります。

 

 

もし お客様がタイヤを購入されるとき 

購入店の候補に 是非タイヤ専門店イマージンも入れてくださいませ、

それで充分です、買う買わないはお客様のご自由でありますから。

 

ありがたいことです。

 

 

https://ima-gin.jimdo.com/     タイヤ専門店イマージン

 

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