人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

競争より共生 タイヤ棲み分け理論!

2013年06月24日 | タイヤビジネス
どこかで知らないうちにカマキリが孵化したもようで
自慢のプランター花園の一つ一つに なわばりをもっていいるようです。
カマキリの子供が共食いするのかは知りませんが。
 
見えますか? 全長2センチぐらいです。

最近 小さな自然を身近に感じるようになって
自分の中で何かが変わりつつあるように思う。
サッカーの日本代表がワールドカップ代表を決めた試合後
「『個の力』を高めないといけない」という発言を聞いていて
少し違和感を感じた。
『個の力』を口にした選手は欧州で活躍する有名選手であり
世界の第一線で活躍するスター選手から見ると
体格やスタミナ・技術・モチベーションなど
『個の力』に格差を感じてのことだと思うが
それを口にする選手が大物であればあるほど
それを聞いた他の選手には迷いが生じてしまう。
「個の力を高めるといっても・・・・どうすればいいの?」
するとせっかく高まった身体の最適戦闘状態が崩れてしまい
結局 本来の持ち味も出せなくなってしまう。


なぜか? これは明らかな事なのです。
『個の力』を高めようとするのは 日本人一流選手にとっては「短所改善法」なのです。
その反対の
『チーム力』をさらに高めるというのが 日本人一流選手にとって「長所伸展法」なのです。
「短所改善法」と「長所伸展法」
商売においても明らかに「長所伸展法」を取らないと 業績は上がらないのです。
一流の大物選手が陥りやすい罠なのです。
影響力のある人が『個の力』を語れば語るほど「チーム力」は下がってしまうのです。


小さなタイヤ屋ほど 始めは『個の力』でしか勝負できません。
資金なし・信用なし・在庫なし・実績なしのナイナイづくしで始めた商売
ここは「個の力」で売っていくしかありません。
そこで力をつけた「個の力」を持つ人が 
他のスタッフに「個の力」を高めよう そうしないと競争に負けてしまうよ。
なんていうと 見事に実績が上がりません。
根底に競争の考え方があるからです。


一方 「個の力」も大事だけどやっぱり「チーム力」だよね
いつも取り付けを確実にしてくれてありがとうね。
なんていうと みんな持ち場持ち場でとても力を発揮してくれ
気持ちよいチームワークになり そういった店の雰囲気で
ますます 見事に実績が上がります。
これは根底に共生の考え方があるからです。

商売も ある一面の見方は競争に見えますが
根底に置くのは「共生」の生き方・考え方が正解のようです。


私も若い頃は「競争」しか見えませんでしたので
どこかギスギスして余裕がありませんでしたが
最近 自然を感じるうちに
「共生」が一番なのだと思うことしきりです。


他店様と競争するでなしに 
他店様とも共生する。
それには小さな店の守備範囲は
ひとりひとりのお客様に親切な対応が出来る長所を磨き
それを「チーム力」でフォローする。

競争型の極みはチラシの安売り合戦ですが
共生型の特徴は 他店様のチラシで啓発されたお客様が
他店様との比較の為流れてこられるのを待つ作戦です。



力む必要がないだけ楽な商売 ユルキャラ型の商売が理想なのです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする