「車」心理学！

長年使い込んだ道具　知らず知らずの内に愛着が湧きます。
壊れてしまっても捨てるのは忍びないなあ～　と思っていた時
モニュメントにすることを思いつきました。

トルクレンチとインパクトレンチ
するとみんなが道具を今まで以上に大切に扱ってくれるようになりました。
道具の紛失はほとんどなく　大物の機械も毎月一日のメンテナンスディーに
普段おろそかにされているところも手が入ります。


自動車もただの車であるのが　購入して自分のものになると「愛車」となって
可愛くなるのが一般的？です。
「いつまでもキレイにしていたい　輝きを纏わせてドライブしたい
水玉がコロコロ流れる車体は気持ちが良い」　と　
まるで自分自身の一部のような気がしてくるものです。
その証拠に　擦り傷が付こうものなら痛みを感じて　
「何とかして目立たなくしよう　消えないものか」　と
誰かに相談したり専門店を尋ねたりします。

タイヤが磨耗した時もそうです　
愛車であるがゆえに　自分に新らしい洋服を買うように
新しいタイヤに交換されます。

車が「愛車」になったとたん　それはもう自分自身の分身と感じるようになるのです。
植物やペットなどの動物に感じる愛情と同質な気持ちが生じます。
　

お釈迦さまの有名な悟りの言葉に
「山川草木悉皆国土　有情非情同時成道」　
山も川も国土の　命あるものもまた命なきように見えるものも　全てが愛によって結ばれている。

車も家族のためにスーパーに買い物に行くためとか　子供の送り迎えのためとか
ある人には自己満足の証明とか　
それぞれ利用方法はいろいろあれども　目には見えないけど
「愛」という絆で全てがちゃんと結ばれている・・・・ということかも。


私たちが　商売として「タイヤ」「洗車・コーティング」を扱わせてもらっていますが
それは　お客様が自ら知っていても知らずにおられても
ちゃんとお客様の心の奥に「愛」が存在しているからこそ
手前どもの店で　買い物をしてくださるわけです。

私たちが　道具や植物　そして働く仲間や取引先の人々を
尊敬をもって大事にしていることと　
それを顕す行為を通じて表現する姿に　
ひょっとしたら共感を感じてくださっているのかもしれません。

「車」を通じて「安全」と「キレイ」のお手伝いが
仕事に意義を感じる根本です。