近年、第一線を退いたり、次の世代に代替わりしたりと、自分だけの時間が増え始めた方々に、そろそろ趣味を見つけたらと囁いています
男性陣は、孫の手前があるのか、童心を取り戻したいのか、戦車やキャラクターもののメカの相談に来ます
昨今、どんな親爺(自分も含め)でも、ネットを見たりして、ある程度は情報を集めますが、ある程度名の知れた芸人さん等が、「激レアキット!」なんて言ってしまうと、脳が疲れ始めた爺さんは、「これか!」等と勘違いする事もあるので、注意が必要です
主観的な内容になりますが、コレクションしたいのか、組み立てて遊びたいのか、はたまた子供に上げるのかと、その用途に合わせてご覧ください
一番分かり易い分類として、世に言う「ガンプラ」ですが、現時点で「HGガンダム」1種以外は絶版してはいません
店頭やネットに無くても、数年待てば再販されますので、一般販売の「ガンプラ」に関しては、激レアキットは存在しません。
会場限定のクリアキットやメタルキット、パッケージや商標違いのキットはありますが、基本的に中身は同じものが存在しますので、コレクターの方には重要ですが、プラモデル本体としては激レアキットにはなりません。
アリイ製の1/48オーガスシリーズですが、既に製造メーカーは無く、メーカー倒産後金型からの再生産は、一度も無かったキットです
同シリーズはイマイ製の1/40も存在し、こちらは数年前に一度再販されましたが、その後の再生産は無いと思います。
マクロス関係は、メーカーを変え仕様を変え、旧イマイ・アリイ・童友社から発売された数以上に現行の商品がありますが、同系列のオーガスとサザンクロスは需要が少ないので、激は付きませんがレアキットですね。
アオシマ製1/48可変ムゲン・キャリバー、流石に旧キットは見つからないので、数年前の再販時のキットになりますが、絶版キットになっていない様なので、レアキットになるかどうか、微妙な位置にいるキットです
アオシマさんは、「なぜこの時期に?」と言ったタイミングで再販するので、全く掴みどころが分かりませんが、イデオンシリーズは、在庫を倉庫ごと駿河屋さんに売却した(アクロバンチ等の、他のキットも紛れていた)時点で、この先の再販は無いと踏んでいます。
このキットは、発売当時に組んだ記憶ですと、本体色のイエロー1色か、イエロー&オレンジの2色成型だったと思いますが、再販版のこのキットでは、量産型の追加武装タイプと同じ、グレー成形になっています。
マーク製1/230バクシンガー、所有するキットの中では、最古の分類に入りますが、購入時からなかなか造る気にはなっていません
製造メーカーのマーク自体、非常に幼い頃の記憶にしかないのと、これの発売当時は、ここまで複雑なキットを造れず、クローバー辺りの超合金モドキで遊んでいた記憶があります。
これを最後に持ってきたわけですが、こういうキットが激レアキットだと思っていますので、自分が初めて見たキットだからと言って、「激レアキット発見!」とか言う曖昧な表記は控えて欲しいと思います。