この時期の斐川平野(出雲市)は、日本海から吹き抜けてくる北西の風から、家を守る屏風
の様な築地松が、赤い夕日に黒々とシルエットとなって浮かび上がっています。
この平野には、季節、季節に様々な色鮮やかなチューリップ、太陽のようなヒマワリ、黄金色
に輝く麦の穂、そして蝶の飛び交う菜の花などが咲き乱れ、一年中人々をを楽しませてくれ
ています。
この地を散策する度に私が思うのは・・・・・築地松囲いの中に、ご先祖様の墓所があること
です。(普通?少し離れた場所に在る場合が多い・・・)
朝な夕なに御先祖に話し掛けることができる、きっとこの地は土地や親族との絆がとても強
い土地柄なのだろうな~と、思ったりする訳です。
何はともあれ今年も、もうすぐ築地松に北風が「ヒュー・・・ヒュー」と吹きぬける季節がやって
来るようです。
~今日も元気で行きましょう~