当地方も、空っ風が吹き荒れ寒い。20日は、「大寒」とある。今の時期、七十二候では、「きじはじめてなく」とある。春の兆しになってくる。玄関先は、暖かい。寒い間の、枯れ木状から、花が開いた。俳句に、「梅一輪一輪ずつの暖かさ」がある。梅の古木でも、冬の寒さに耐え、春の陽光に、つぼみをふくらませたが、人間の勝手で、急に暖かくされて、花を開いた。屋外の梅は、つぼみがふくらんだままで、寒風にさらされている。「花に三春の約あり」とか、「花は春になると約束をしてあつたのように必ず咲くということ」ー「三春は、陰暦の一月、二月、三月」ー。ことわざに「年々歳歳花相似たり、歳歳年々人同じからず」を、実感している。「人同じからず」は、我が身のこと。足腰の弱りで、体力の低下を、実感している。八十路も、最終盤になり、終わりは分かっているが、何時なのかは、知る由もない。終わりに向かう道は、どんな道なのか、不安はある。年の始めに、しめっぽいことを考えも仕方がないし、ブログに書くことでもないと、承知をしている。
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