八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

毛筆書写技能審査

2018年04月12日 19時28分59秒 | Weblog

普通には、「書道検定」。はるか昔ーあしの、昭和51年の第五回に、受験をして、合格をした。上から、1、2、3、4級。2級の実技は、1、漢字三文字を、楷書行書で。2、漢字かなまじり十文字を。3、臨書で漢字を。4、臨書でかな十文字を。5、自由作品を。6、掲示文を。半紙に書く。臨書は、中国古典の18種から一つ。日本の古典の9種から一つ。受験会場へ行ってから、出題がわかる。3と4の、この臨書のための、漢字用に、剛毛、軟毛を数種、かな用にも数種を、準備する。臨書するものの特徴で、筆を使い分ける。仮名の臨書は、書きなれている漢字とは違う筆使いで、その特徴の表現を見極める。一つの実技に対して、半紙が2枚て、検定の提出は一枚。練習用は、持ちこめたが、時間の制限があった。理論も、四項目あり、旧字体と書写体。草書を読む。文字の歴史、筆順。当用漢字の字体などだった。同じ塾にきていた高校出たての女性が、将来子供たちに教えたいというのに、付き合って、ペン字検定会場の、高校生にまじって、受験をした。懐かしい老いの繰り言。


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