八十路徒然なるままに

今ひとときは心も浮き立つものは、春の景色にこそあめれ。徒然草より

新撰世の中

2006年12月02日 09時27分13秒 | Weblog
祖父の残した教えに「勤めをば 心ひとつに定べしいずこの浦も 苦ある世の中」とある。54年も、54年しかなのか、いずれにしろ長く仕事をしてきました。[ゆとり]と[さとり]について。山形の牧師さんの話しから。むかしむかあ-し中国に漢字一文字の鳥がいました。「鵜」は今もいます。「沙」と「ゆ」はいなくなりました。「沙」という鳥はそれはそれは美しく綺麗なとりでした。山奥に一人の木こりが住んでいました。「沙」を捕まえられれば楽できるのにと思い、いつも追いかけてますが捕らえられませんでした。「所詮わしは木こりだ。木を切ろう。」と仕事に励みました。仕事に夢中になっていたら手から斧がはずれ、そばにいた「沙」に命中して「沙」を捕まえました、とさ。これが「さとり」で、彩り鮮やかな山野を見ながら野天の風呂て汗を流した、とさ。これが「ゆとり」だとのことです。
今厳しい現実に直面していますとまだまだ修行が足りず「さとり」がありません。まして「ゆとり」は、とゆうとどうなのか。自問しています。


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