八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

七十路徒然なるままに

2007年09月25日 18時16分58秒 | Weblog
今日は中秋の名月、十五夜です。月の出は、17時01分。17時30分頃は、西はあかね空、東の空に、満月が街街の屋根の上に顔をでした。夜空を見上げるのはたまぁ-にだ。太古から変らない情景なのだろうが、なんか目あたらしく感じる。
仕事で走る車のフロントガラス越しに、道端のススキを見ると、猛暑の夏も終わって、初秋だなぁ-と感じる。中秋の名月は、旧暦の八月十五日。芋ができるころなので、芋名月ともいわれているようだ。六、七年前までは、リヤカ-に野菜を積んで各家に売りにきていた。そのころは、お月見用として、ススキや萩、供える芋、果物のぶどう、梨などをセットして売りにきていた。その方が、廃業してからはなにも飾なくなってしまった。廊下のガラス戸を開け、明かりを消して、飾ったススキの穂が、満月のあかりに照らされている情景を、思い出す。風情かなくなったなぁ-と、今思っている。

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