八十路徒然なるままに

かげろうの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮すほどだにもーーー。徒然草より

鉄塔

2015年11月23日 20時27分34秒 | Weblog
少し前の秋晴れの日。所用で、山間の知人宅へ行った。つづら折りの山道を登り、車の退避所に停め、見上げた。たぶん送電線の鉄塔なのだろう。構造物の大きさに、驚き、眺めていた。電気を送るのに、どこから、どこえ、送っているのだろう。確かなことはわからない。たぶん、福島第一原子力発電所か、第二原発か、火力発電所から、関東圏に送電する、その送電線の鉄塔なのかもしれない。今回の原発事故は、小生は、直接的には、被害はない。しかし、環境は、あまりにも変化をしている。長年、原発から20キロ圏内の、親しくしている知人は、来年三月には、転居する。別れの挨拶ではないが、淋しく話し込んで行った。単身いわきで、商工会のことをしている。先行して、妻とは別居して、母親は、避難の際に、介護施設に入居をして、そのまま続けている。原発事故でのことは、悲しいことだが、時代の変化とあきらめることかも、しれないと、話しこんだ。鉄塔を見上げ、複雑な思いをしている。、
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