イケさんの「日々これ辛抱」

ガンバ大阪やサッカー、色々感じた事を書いていきます。http://blog.goo.ne.jp/ijdhdy/

「人もボールも動くサッカー」

2007年10月23日 23時18分00秒 | サッカー
今、日本サッカーのスタイルを模索している段階やけど、『人もボールも動くサッカー』という所に落ち着きそうですね。

でも、極力コンタクトを避けようという方向なんかな?
敵にコンタクトを受ける前に、ボールを動かそうという意味?
だとすると試合は、ボールのある所しか、コンタクトは無いんやろうか?
無い所でも、コンタクトはあるよな?

例えば、
ボールがスペースに出されるのをみこし、走り込もうとした時、近くにいた相手が体をブツけて、foul覚悟で止めに来るかも知れへん。

その時レフェリーが、foulを取るか取らないかは、分からない。
だってレフェリーも人間やから、見逃すかも知れへんし。
自分ではfoulを受けたと思っても、裁定を下すのはレフェリーであって、絶対に自分じゃないやん。
当たり前の事やけど、レフェリーがfoulを取って、初めてfoulですよね?
なら自分が、ソレをされたと思っても、レフェリーが取らなければ、それはfoulにならへん。


もし、その方向で進めようとするんなら、試合中、一度も相手に触らせないサッカーをして欲しい。
もちろん、ボールの無い所でも……

同じ人間がするのに、そんな漫画みたいな事を、できるはずが無い。
ましてや身体能力に、差を感じている相手に対して、無理でしょ?
やっぱりそれは、現実的じゃないよ……


残念ながら、もうフィジカル・コンタクトは、避けようが無いんだと思う。
だったら、コンタクトを受けても、『潰れない・ブレない・転がされない』様にしないと、アカンのちゃうんかなぁ~って思ってる。
何も、フィジカル・コンタクトに『勝て』とは言わないし、それは言えないと思うよ。
人種的に、アフリカ・欧米の人種と比べると、どうしても体の作りが違うのは、認めざるを得ん事やし……
だけど、勝てなくても、負けない様にする事は、できるんちゃうかなぁ?


個人的に現段階で、日本化したサッカーのイメージは、
日本代表、みんなテベス(マンチェスター・U)の体格で、『人もボールも動くサッカー』なんですよね。笑


『人もボールも動き、フィジカル・コンタクトにも負けないサッカー』なら、『人もボールも動くサッカー』より少しは世界制覇に、近づけるんじゃないかな?
ただ、これだけでは世界制覇には、何か足りひん事も感じてるんやけどね……苦笑


『人もボールも動くサッカー』を目指すべきサッカーにしてる場合、何処に視点を置いてるんやろう……
それは短期的視点で、考えてるんかなぁ?

オシムさんが監督の期間、招集される選手には、それで良いんかも知らん。
それに今更言って、できる事とできない事も、あると思うしね。

でも中・長期的視点(5~20年後ぐらい)で考えた場合、その頃代表には、オシムさんはいてないと思うし、そうなると日本人が、自分らで考えて行かなアカンのやろね。

そもそも、日本人じゃないオシムさんに、『日本オリジナル・サッカー』を作って貰おうと考えるんは、人任せにしすぎやね。
やっぱ自分らのオリジナルは、自分らで考えて作り上げんと。苦笑


じゃあその時、何をもって考えたら良いんかな?

確信が無くて、申し訳ないけど、日本人が国際試合で戦うに、パっと思い付くのは、
・有利な点……敏捷性と技術。
・不利な点……体格などのフィジカル。

簡単に書いたけど、それ以外に『国際試合で必須な点』という項目も考えた上で、判断して考えて行かんとアカンのかも。

現時点で思い付く必須な点は、どうしても『フィジカル・コンタクト』になってしまうわ。苦笑
日本人には不利やけど、必須な事と思う。

でも『有利』『不利』『必須』な事を考え、それを日本サッカーの事に繋げて行けたら、いつか日本人が世界制覇できる様なサッカーに辿り着けるんちゃう?
それ『いつやねん?』って聞かれたら、『いつか(苦笑)』としか答えられへんねんけどね。笑


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