イケさんの「日々これ辛抱」

ガンバ大阪やサッカー、色々感じた事を書いていきます。http://blog.goo.ne.jp/ijdhdy/

秘すれば花 / 渡辺淳一

2008年06月25日 00時24分30秒 | サッカー
読む前は、てっきり小説やと思ってました。

でも、そうでは無く、『風姿花伝』から学ぶって趣旨で、色々書いてあった。

そもそも俺自身、『風姿花伝』ってなんやねん……てな感じだったんですが、今から600余年前、能楽師・世阿弥が、『能』の奥義を記した本。
(紅茶花伝は、知ってるんやけどね。笑)

読んでいくと、結構おもろかった。
『年来稽古条々』って章には、それぞれの年齢で、何を学ばせれば良いのか……とか書いてあって、『7歳頃(満6歳)から、芸事は習わせた方が良い』とか、今の義務教育を始める年齢も、この『風姿花伝』の知恵を生かして、6歳からになったそうですよ。

この頃は、厳しく注意はせず、子供に好きな様にやらせて、たまに褒めてやれば、それなりに伸びていく年代。
……とか。


12~3歳頃からは、目的意識を持ってやりだす年代……とか。


こういった感じで、『24~5歳』『34~5歳』……って感じで書いてあった。


『能』の事について、書いてある事やけど、何かサッカーの事にも似てるなぁ~って、個人的に思う。

他にも、『物学条々』『問答条々』『神儀に云う』『奥義に云う』『花修に云う』『別紙口伝』……と、今でも通用する様な事が、色々書いてあった。
思ったけど、『能学』の奥義書として書かれたんやろうけど、何か当時の教育書みたいな感じやね。

それにしても、今から600余年も前、室町時代に書かれた物やのに、今でも通用する様な考えがあったと言う事は、時代は変わっても、人の本質的な物は、当時と変わらんのかもね。



まさか自分のブログに、世阿弥って名前を書く事になるとは、思わんかったわ。苦笑
『世阿弥』という名前で、かろうじて覚えてんのは、中学のテストで、『世あみ』と漢字で書けなくて、△貰った事かなぁ……


水本選手退団……

2008年06月24日 00時36分21秒 | ガンバ
水本選手の京都への完全移籍が発表されましたね。

北京オリンピックが近い事から、ガンバでは、出場機会が少なかったので、試合感が鈍るのを恐れての移籍志願だったらしい。
相当焦ってたんかなぁ。

もし今年、オリンピックが無かったら、移籍志願は無かったかも知れへんね。
移籍のタイミングが、悪かったんやろうか……

何て言うか、めっちゃ残念です。
でも、悪口みたいな事を言いたくないし、前向きに考えて行きたい。


今までなら、たぶん正直に思う事を、チームの外側から見た印象で、平気で名指しして、書いてたと思う。
以前に似た様な事があった時、当時のブログでは、自分には批判してるつもりが無かったけど、今読み返してみたら、結局批判する文章になってた……
正直『当時は、名指しで批判して、スイマセンでした』って名指しした人達に謝りたい気分やわ。苦笑
(嫌なヤツやな、俺……苦笑)

今回の件で、内側にいる人たちだけで無く、外側にいる自分たちにも、何かできる事は無かったんやろうかと思った。
それぞれの立ち位置で、それぞれができる事……



イメージとして(悪い例えになったかな?)、

人間すべてに言えるのかも知らんけど、何かに転んだとして、その時安易に手を貸すんじゃなく、横で『頑張ろうや』とか声をかけたり、または黙って、その人が立つまで待って、自分で立ち上がろうと思わせたり……と、その人自身の足で立ち上がらせる様に、もって行く事はできんかったんやろうか……ってね。


考えたけど、結局その時その人を、どんだけポジティブにさせられるかが大事なんでしょうね……

仮に怒鳴って、無理矢理立たせたとしても、それは『立たされた』だけで、自分の意思で立った訳じゃないしね。
その瞬間は良くても、人生を長い目で見た時、本当に大事な事は伝わらないんじゃないかなぁ?
……って思う。(違うのかも知らんけど)

そうじゃなく、ポジティブな気持ちにさせる事が、『よし!!立とう』って気持ちにさせるんちゃうやろうか……

クラブの外側に居る自分たちにも、そういう風にポジティブな気持ちにさせて上げれる手伝いは、できなかったのかと思うと、めっちゃ悔しい。
(上手く言われへん。ゴメンな。)


こういうのって、おこがましいのかも知れへん……
でも、最初からできへん事と割りきると、何か自分で自分に蓋するみたいで、もったいない感じがする。


俺、文章下手くそやから、今回わざわざ読みに来てくれた人に、ちゃんと伝わったか心配です。
こんだけ長い間、ブログやってるけど、一向に上手くならんなぁ~……苦笑

先月の騒動の件

2008年06月11日 23時44分58秒 | ガンバ
今日、先月のアウェー浦和戦で起きてしまったトラブルの事で、ガンバの公式HPに載ってたね。


当事者に対しての処分で、発表はまだみたいやけど、クラブに対する制裁金が、ガンバが1000万で、浦和が2000万との事……

ガンバの一部サポーターか、試合前から、水風船やペットボトルを、浦和の応援席に投げこんだのが、始まりらしいけど……

正直な感想を言わせて貰えば、ガンバの1000万も凄いけど、浦和の2000万には驚いた。
一部のガンバサポーターからの挑発に、その結果応戦し、三時間半も監禁してしまった為、主催者側の管理責任もあって、2000万らしいね。



俺思うけど、やっぱり自分が大事に思ってるガンバに、迷惑かけるんは止めようや。
今回の事も、それをしたら、どういう事になるか、分からんかったんかなぁ……?
誰が責任を取らなアカンか、考えたら分かるはずやのに……

誰がやったんかは知らん。
自分で責任を負われへんのに、無責任な事するんは、止めた方がええよ。


今まで書いてなかったけど、公式HPに今日載るって事やったんで、今回書いてみました。

世間は、EUROが始まってるのに……

2008年06月09日 20時26分43秒 | サッカー
前回からの続きの内容になってしまった……
正直、しつこいかなって思ったけど、やっぱ思った事は、早めに書いとこうかなと思って、今回も書かせてもらいました。



前のブログに、守備の時に、2~3人でプレスから、ボールを狩る姿を見て、『フィジカル・コンタクト』の面で、強いとまでは思わんかったけど、弱いとも思わんかった……

みたいな事を書いてたんですが、むしろ攻撃時の短所である、『フィジカル・コンタクト』が、解決された訳じゃない……と目を開かされる機会があった。(^_^;)
そこで、じゃあどうしたら解決できるのか、勝手に考えてみました。笑


かなり前のブログで、旧全日本プロレスの事を書いた事があったんですが、その時のブログには、当時の強化方針の事を書いた事があったんです。

短く書いてしまえば、プロレスに於ける受け身を、より重視して選手に教えてたという事なんです。

受け身の巧い相手に対して、普通に攻めるのでは、ダメージを最小限に抑えられるので、攻める方は、相手に受け身を取らせない様に、工夫をして攻める事で、より激しいプロレスになって行き、その相乗効果で、団体のLVも上がっていったんだと思うんです。

意識的にそういう環境を、日本のサッカー界にも作れたら、同様の効果は現れないかなぁ~って。
(新鮮味が無く、申し訳ない)


だからと言って、日本全国、全チームが、同じ様に積極的に『プレスしろ!!』とか、『ガチガチのマークしろ!!』……とは思ってないんです。
色々なスタイルは、あった方が良いと思うし。


個々の選手に、それぞれの特徴があって、当たりに強い選手・スピードのある選手・読みの鋭い選手・体は小さいけど、テクニックのある選手など……
もっともっと色々なタイプの選手が、いてると思います。

全ての選手が、今よりも球際で厳しく行って欲しい……という気持ちはありますが、それだけじゃなく攻撃や守備面で、それぞれのやり方で工夫し、相手が嫌がる事を、トコトン厳しく行ければ、『そういう環境』が作られへんかな~って思う。
それ以外にも、方法は有るのかも知らんけどね。


とりあえずは、K→Jに移籍してきた選手に、『フィジカルコンタクトは、Kの方が厳しかった』と言わせない様にしたいね。笑



EURO始まったね。初日のスイスvsチェコしか、Liveで見れなかった……
今の時点で、3試合分がレコーダーに貯まってます。苦笑
1日2試合ずつ見ても、減っていかない恐ろしさ……(^_^;)