冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

テント場各駅停車の薬師岳~立山縦走 4

2017-09-03 22:08:46 | 旅行
さて4日目の朝です。雨はすっかり止んで、綺麗な星空です。やはり神様はこの一番大事な朝を晴れで演出して下さいました。ホント、今回の旅は台風も来ていて天気予報は悪かったのですが、意を決してやって来てよかった。午前中は崩れないという読みはほぼ当たっていました。
針ノ木岳方面を見ると、徐々に長野県の大町側から太陽が上がってくるようです。


後立山連峰が壁になるため、日の出とともにご来光は拝めません。恐らく、太陽はもっと北側の白馬三山あたりから登るのでしょう。それを待つ必要はないですが、徐々に明るくなる景色は存分に楽しみたい。この日に進む、立山への道にある龍王岳、鬼岳、獅子岳方面。湿原の背景に荒々しい山々が格好いい。


テント場から少し登った見晴らしのいいところに出ます。




チングルマが朝露をまとって綺麗。


赤牛岳方面は綺麗に焼けています。神秘的。いやー、素晴らしい。言葉にならない。


ちょっとずらして裏銀座縦走コースとその先の槍ヶ岳。


太陽が徐々に昇ってくるのが分かりますが、尾根に隠れているので五色ヶ原が照らされるようになるにはまだ時間がかかる模様。まあ、ゆっくりとこの景色を楽しみます。


朝日が見えるようになる直前の針ノ木岳。尖がった形が格好いい。色が黒く見えるので迫力満点。




その針ノ木岳をチングルマやイワイチョウのお花畑越しに。かなり明るくなってきていますが、まだ朝日は差し込んできていません。


こちらは龍王岳、獅子岳方面。




いよいよ太陽が後立山連峰の背後から姿を現しました。素晴らしい夜明け。


一気に輝きだす草花。背景の山々もオレンジ色に。


裏銀座縦走コース方面と赤牛岳方面。




そして龍王岳、獅子岳方面。


チングルマも光を浴びて輝いています。




太陽がだんだん昇ってくると、景色全体のオレンジ色が濃くなります。






夜明けの絶景シーンを堪能し、満足してテントの撤収に向かいます。既に5時半ぐらいだったでしょうか。それでも、このまま直ぐに立山方面に向かうことはしませんでした。お昼過ぎからは台風の影響で天気が崩れる心配があったのですが、今回の旅で五色ヶ原の優先度は高かったですから、敢えて湿原をもう半周してから出発します。まあ、五色ヶ原で見逃したのは夕日に染まる針ノ木岳だけですね。これは前日の夕方が雨だったのでしょうがない。次の機会を待ちましょう。
早朝の湿原はライチョウさんこそいませんでしたが、澄んだ空気の中で気持ちのよいお散歩ができました。












それにしても、これから向かう方は岩岩しい、険しい山のようだ。これは天気の崩れる前に到達しておかないと大変なことになりそう。ところで、この写真で残雪の目立つ一番奥の大きいのは立山の雄山でしょうね。山頂神社が何となく見えます。


まずは、歴史ロマンのポイントであるザラ峠を目指します。戦国の世に、佐々成正という武将が真冬に北アルプス横断をした時のルートという言い伝えがあるのが、このザラ峠。まあ、信ぴょう性についてはいろんな評価があるでしょう。ここまで来るのも大変だし、ここを越えて信州側に抜けるにしても針ノ木岳周辺の後立山連峰を越える訳ですから。ここは取りあえず伝説を信じて楽しむことにしましょう。
で、ザラ峠に着くまでの下りの道はそれほど厳しくありません。左手に雄大な立山カルデラが見えてきますので、その景色を楽しみます。






正面はザラ峠からの登りで最初に出てくる獅子岳。五色ヶ原小屋の方がかなり厳しい道だとおっしゃっていたのですが、確かに険しそうだ。その奥に続くのが鬼岳、龍王岳でしょう。これらの山々は山頂を踏まずにトラバースしますが、それでも残雪地帯などで苦労する道のようです。


ザラ峠到着。


ここからの獅子岳への登りは、かなり強力なボスキャラとの闘いと言えるものでした。写真も少なめ。大きな岩をよじ登る訳ではないのですが、まずは比較的急なガレた道を長く登ります。体力をどんどん削られたところで垂直のハシゴや鎖などが登場。私はハシゴや鎖で怖いと思ったことはほとんどないのですが、高度感や足場の悪さからかなりの緊張を強いられるルートでした。お花は幾つか写真を撮ったのですが、道が険しくてあまり余裕がなかったので構図やピントが悪いものばかり。イワギキョウやイワツメクサが多かったです。






途中、振り返ると朝の五色ヶ原越しに大きな薬師岳が見えます。一日の行動時間が6時間程度という楽な行程とは言っても、流石に3日かけて歩いて来ただけあってかなり長い道だった。




前日の越中沢岳もそうなのですが、やはり厳しい道の写真を意識して撮らないと、記録としての価値は著しく減りますね。獅子岳の登りはルートタイムこそ巻いていましたが、相当に厳しくてやっとの思いで進んでいた記憶があります。それでも最後の方はだいぶ勾配がゆるくなり、お花も増えてボーナスステージ的になるのですが。こんな感じで。










そして、ザラ峠から1時間くらいで獅子岳山頂です。2名の先行者が休まれていましたが、思わず「厳しかったですね」と声をかけてしまいました。


獅子岳は絶景の展望台でもあるので、ここで20分くらい休憩しながら写真を撮ったりして楽しみました。まずは来た道を振り返る。右側からは五色ヶ原から薬師岳、そして黒部五郎岳や雲ノ平、奥には笠ヶ岳。写真中央から左は大きな赤牛岳とその左の野口五郎岳を中心とした裏銀座、奥には槍ヶ岳。まあ、全部。


五色ヶ原と薬師岳拡大。今回の旅の中心部分でした。基本的に晴れてよかった。実質最終日のこの日も晴れていて、とてもよい景色。オレンジ屋根の五色ヶ原山荘がメルヘン。


黒部五郎岳、赤牛岳、その後ろに少しだけ見える水晶岳、そして雲ノ平。もうだいぶ小さくなりました。黒部の奥地に次に来るのは何時になるのか。裏銀座縦走する時に雲ノ平も行く余裕はないと思うから、最低2回はかかるな。


そして、その裏銀座と槍ヶ岳。


富士山も見えていました。


目を転じて黒部湖と後立山連峰。


その北方は鹿島槍ヶ岳。後立山連峰の盟主。


でもやはり黒部湖越しでの主役は針ノ木岳でしょう。


最後に、これから進む方向。立山の中腹に道が見えますが、これはロープウェイの黒部平、果ては黒部湖まで下りていく道ですね。コースタイムだけ見ると大したことないんだけど、かなり長そうに見える道だ。


お天気に恵まれた気持ちのよい稜線歩きを続けましょう。まずは鬼岳の東面をトラバースすべく進みます。


ハクサンフウロが多かったです。ハクサンボウフウとかも。ミヤマダイモンジソウもあったけど、あの花はちゃんとピントが合ったためしがない。




まずは小さい雪渓。この程度ならアイゼンやチェインスパイクがなくてもまったく問題なし。


対岸の針ノ木岳を臨んで写真を撮る余裕もあります。


問題はこの標識を過ぎた後の雪渓。


先ほどのものとは全然大きさが違う。写真の左手前から右奥に進むのですが、右上の方をよく見ると分かるのですが、道がジグザグになっている。高度差があるトラバースのようで、ある程度ジグザグに道を切らないと高度が稼げないようです。


それにしても、アイゼンなしで雪の上をジグザグに方向転換して進むのは恐そうだ。雪質はザクザクなので、ツボ足でもキックステップとフラットフッティングを確実に守れば危険度はだいぶ減るはず。でも、万一足を滑らせたら谷底まで真っ逆さまでしょう。緊張しながら進みつつ、一応写真も撮った。この地点、ジグザグ方向転換していますが、雪がなくなるとハシゴが出てくるような道なんですね。そりゃ、高度差を埋めるためにジグザグにステップ切るはずだよ。


やっと通過。一安心です。まったく、一日に一回か二回は難所のあるルートだ。振り返ると、獅子岳の奥に先ほど眺めた黒部と裏銀座の絶景が浮かんでいました。


鬼岳東面に到着。取りあえず少し休憩、と言うか気を落ち着ける。


黒部湖方面を臨む。


ここからは写真の龍王岳の西側をトラバースし、浄土山方面に向かいます。天気が崩れそうなら立山は諦めて浄土山から室堂に下りる予定でしたが、少し雲が出てきたものの天気はよろしいので、立山に登頂するつもりで進みます。なお、見ての通りでここも少しだけやっかいな雪渓がありました。


これはハクサンシャジンだろうか。


龍王岳を巻きながら登る途中、西側には立山カルデラが大きく見えます。立山は大火山なんですね。


カルデラの南奥には薬師岳。


そして、龍王岳をトラバースしながら登り、浄土山の山頂隣のピークに着きました。ここには富山大学の研究施設があり、立山の手前の最後の大展望台になっています。


黒部湖方面には相変わらず針ノ木岳が格好いい。






これから向かう立山方面。やはりこれまでのピークとはスケールが違う。でかい。奥には黒々とした岩峰、剣岳も鎮座している。




これまで何度も見てきた黒部方面。まだ何とか水晶岳も雲ノ平も見えます。そしてたどってきた道。大いなる薬師岳と美しい五色ヶ原。あれほど厳しい道だった越中沢岳がとても小粒なのが不思議である。






さて、しばしの休憩と景色の鑑賞を終えたら、立山に向かいます。まずは一の越まで下ります。お花はタカネツメクサが多かったです。




室堂が見えます。まあ、これまでに比べると室堂は文明圏。町である。


そして、一の越から立山の雄山への登りです。コースタイムで1時間ですが、サッサと行けば40分と思っていました。しかし、それは甘かった。ここから急に観光登山者が増え、これまで3日間の山旅とは打って変わって渋滞登山です。結局、1時間以上かかりました。


立山は多数の登山者に踏まれ、登山ルートもめちゃくちゃと言うか、どこもかしこも人の歩いたあとがついています。それでも、イワギキョウやイワツメクサなどの高山植物を見かけました。人が来なくなれば花がたくさん咲くのでしょう。ちょっと微妙な気持ちになりますね。私自身もその登山者の一人なので偉そうなことは言えませんが。
山頂には立山雄山神社があります。鳥居の奥でお参りもできますが、渋滞しているのでそれはパス。山頂は混雑しているので、何枚かの写真を撮ったらお守りだけ購入して先を急ぎます。






立山は神社のある雄山(3,003メートル)が主峰扱いなのだと思われ、ここに登る人が圧倒的に多いです。一等三角点も雄山にあります。が、実は大汝山(3,015メートル)と富士ノ折立(2,999メートル)という3つのピークで構成されており、当然最高峰の大汝山に登った上ですべてのピークを踏みたくなります。ということで、人気のだいぶ少なくなる大汝山方面への縦走を開始です。道はそれほど険しくないですが、普通に北アルプスの岩峰なので、最低限の注意は必要です。また、こちらに来る人が少ないせいか、〇印や✖印のペンキのマーキングもかすれていて見にくいので、それなりに注意すべき道です。で、5分も歩くとライチョウさんがイワツメクサを熱心に食べている所に遭遇。逃げないのでずっと眺めていました。




今回の山旅で3回目の遭遇です。この日は天気がよかったのに出てきてくれてありがとう。さて、縦走を再開。サクサク進んで20分ほどで最高峰の大汝山に到着です。ここにはシンガポールからの観光登山者が数名いて、会話しながら写真を撮ってもらったりしました。
剣岳方面を臨む。




室堂方面を見下ろしつつ、緑の山は奥大日岳。天気がよければ明日の早朝にアタックを考えていた山です。


これは後立山連峰の北部、7月に登った白馬岳。


黒部湖を見下ろす。黒部ダムがよく見えます。




振り返って雄山。かなり雲が出てきました。やはり午後はお天気が崩れるのか。台風が夜には通過する予報ですからね。


シンガポールの方々に撮っていただいた写真。大汝山と富士の折立の山頂には木製の看板があります。


さて、立山の最後のピークである富士の折立に向かいます。途中の雪。立山は氷河があるくらいだから残雪レベルもハンパない。


富士の折立のピークははルートから少しだけ外れているので見落とさないようにしましょう。簡単な岩登りを経て登頂です。


大汝山を振り返りますが、上空にはかなりのガス。風も強くなっており、油断はできない天候になりつつあります。


これから向かう大走りの下山ルートや真砂岳方面はガスに巻かれている。


ということで、時間を無駄にしないでとっとと下山です。雷鳥沢にテントを張る予定。台風がやって来るのに無茶と思われますが、長距離バスの予約が翌日の12時半に室堂発ということで、今日中に町まで下山するわけにはいかないのです。最悪の場合は小屋泊に切り替えればよいので、まずは雷鳥沢に下りて天気の見通しなどを聞くつもりでした。
まずは真砂岳直下の分岐を目指します。再び、厳しくはないけれど北アルプスの岩稜帯として普通に注意を要するレベルの道を行きます。黒部湖側からガスが湧いてきているので、途中の内蔵助カールは今一な雰囲気。




でも、目を西側に転じて室堂や大日岳方面を見るとまだまだ晴れています。ガスが立山を通り越した後には室堂方面に降りて行けずに上空で拡散している模様。




何とかお天気は持ちそうですね。お花にも目が行きます。イワギキョウの大株は華やかです。


雷鳥沢のテント場までは大走りと呼ばれる下山路を取ったのですが、一日の最後に結構長くて大変でした。この日はそれまでの3日間とは違って、5時半ごろから歩き始めて午後1時半頃まで歩いていたので、途中に何度か休憩が入っているものの全体としては8時間くらい行動しています。その最終番にそれなりに長い下山はやはり疲れますね。コースタイムは1時間20分ですが、1時間30分以上かかりました。まあ、その理由の一つにはお花の写真を撮っているのもあるんですけど。チングルマを中心に、イワカガミやツガザクラなどが可愛かったです。










奥大日岳は、この辺りまで下りてきて見上げるとかなり格好いい。ちょっと剣岳にも似ている。


雷鳥沢のテント場がかなり近づいてきました。


この辺りでもまだまだお花が多いです。アオノツガザクラやミヤマキンバイ、ミネズオウなども参戦し、百花繚乱。












この橋を渡ればテント場です。かなりお天気は微妙になっています。


テント場に行く前に雷鳥沢のほとりで暫し休憩。沢の水を汲んで飲む。そして、タオルを濡らして顔を拭く。うーん、気持ちいい。水は旨いし、立山の自然に感謝です。


で、テント場の管理所で情報を仕入れたところ、台風に関する情報はほとんどなし。学生バイトと思われる人が「山の天気は変わりやすい」とか、とても為になるアドバイスをくれましたが、まったく使えません。まあ、他の登山者も数は少ないけれど10組以上テントが張られているようなので、私も小屋泊にしないで予定通りテント泊にしました。
テントを張っているうちに既に風が強くなり始め、小雨も降り始めました。が、立山室堂での温泉は楽しみにしていたので、決行です。有名なみくりが池温泉はテント場から遠いので、近くのロッジ立山連峰の温泉に入りました。700円。熱くてよい湯でした。これはロッジまでの回廊。




かけ流しってやつですね。




温泉を楽しみ、チューハイを買ってテントに戻りました。その後はお天気は悪くなる一方でしたが、夕食を調理して素直に就寝。
その夜...風速は15メートル以上でしたかね。結構テントがきしみました。が、浸水はほとんどせず。雷鳥沢のテント場が排水がよかったのか(周囲に水たまりは多数できていたので、多分テントの機能に助けられた)。定番であるアライテントのライペンですが、小さいほうの面に風が当たる分にはほとんど軋みません。流石に台風なので色んな方向から強風が吹きつけ、広い面に風が当たると相当軋みました。が、全体的にはテントの性能に感心しました。
あまり寝られなかったような気もしますが、恐らく合計4時間半程度は眠っています。朝の4時過ぎに目を覚まし、軽く朝食を取って雨が弱まった瞬間にトイレを済ませ、6時半頃に素早く撤収。撤収作業でミスしてずぶ濡れになったりしましたが、台風のテント泊も大きな混乱なく終えました。これは出発して20分くらい登ったところからテント場を見下ろしだ図。最終日に奥大日岳ピストンという野望は完全に打ち砕かれました。


室堂ターミナルまで約1時間の道のり。雨の弱まったタイミングとは言っても苦行。みくりが池もガスの中。


8時ごろからバスの予定の12時半まで暇なので、併設されている環境保護センターというところで展示を見ました。航空写真なども多用された動画などがあり、結構面白かった。




大好きなライチョウさんの保護のために募金。


雨予報が多い状況でしたが、最後の台風以外はお天気に恵まれて成功した今回の山行、最後に落とし穴です。私のように自分で車を運転しない人が使わざるを得ない、毎日あるぺん号。Twitterでは闇の登山バスサービスのように言われていますが、普通に運行する分にはまあ受容できるレベルのサービスだと思っていました。。が、この日は既に峠を越えているにも関わらず、台風を理由に運行スケジュールを変更。それはいいのだけど、その連絡が出発当日、しかも直前に電話だけというひどさ。縦走でスマホの電池も切れている人もいるはずなので、室堂のターミナルで放送してもらうとかすればいいのに。たまたま電話に気づかない人のためにも、前日にメールしておくとかさ。本当に気が利かない。まあ、私は何とかギリギリで電話がつながって事なきを得ました。が、危なかった。あと5分遅れていたら置いていかれるところだった。
バスは室堂ではなく、立山駅から出ることになりました。そのためにケーブルカーにも乗車。


立山駅のロータリーには五十嶋酒店という酒屋がありますが、このお店は実は太郎平小屋やスゴ乗越小屋の運営をされているのです。今回の山行でもお世話になったので、軽くご挨拶&バスの中で飲むお酒とおつまみを調達。


その後は高速道路の渋滞も特になく、順調に新宿に戻ることができました。
昨年の南アルプスに比べると、一日の行動時間が短かったために余裕を持って楽しむことのできる旅でした。それでも北アルプスらしいお花や稜線美、黒部川や雲ノ平、五色ヶ原などの独特の景観も素晴らしかった。全体としては満足度の高い旅でした。来年は、再び南アで赤石岳を中心に3泊程度か、北アルプスならいよいよ裏銀座縦走を狙いたいと思います。

なお、このルートは室堂出発で立山を登らずに一の越から五色ヶ原を目指すのであれば、五色ヶ原ととスゴ乗越に宿泊して2泊で折立に下りることもできるでしょう。健脚なら1日でスゴ乗越まで行って2日目で折立に下りるのも可。今回は逆ルートだったのと(折立から太郎平まで登るのか下るのかでタイムに差がある)、そもそもゆっくり日程で晴れている可能性の高い午前中に行動時間を集中したこと、最後に立山に登ったのと最終日が晴れれば奥大日岳を狙うつもりだったことなどが重なって、相当な時間をかけた旅になっています。時間のない場合は逆回りをお勧めします。







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