シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2014年12月13日午後2 バルセロナ~男子FS

2015-03-22 23:17:56 | 日記
なんちゃってパエリアランチを終えて再び会場へ。
羽生くんの写真が飾ってあるスケート靴屋さん?のブース。その美しさに思わず一枚ぱちり(と、、実は一緒に記念撮影も、、絶対ブログにはアップできませんが)


ただやっぱり主役はハビ。いたるところにこのポーズ。


さて、試合のほうはペアのフリー、女子のフリーと続きます。
まずは6分練習でラジ子ちゃんとリプの衣装が変わっててびっくり。ラジ子ちゃんのキラキラ石がびっしりついた青い衣装、とても似合ってたから残念(ロシア杯で元に戻してしっくり)。リプもベージュの衣装のほうが上品でよかったのにな。

トップバッターは深紅の衣装をきたアシュリー。この大人の演技、落ち着きます。私の大好きな曲、「One Day I'll Fly Away」でのびやかに滑っている姿が素敵でした。
次に登場した本郷さん、カルメンで会場盛り上がりました。せっかくの手足長い素敵体型なのだから姿勢とジャンプに入る時もう少しスムーズになればなぁ。今後に期待です。
続いてポゴちゃん。調子悪かったのかな、ちょっとミスが目立ってしまいました。
そしてラジ子ちゃん。あの黄色の入った衣装はテレビでアップでみるときれいなんですが、遠目でみるといまひとつ。それにしても体に占める手足の割合がおかしい、、長すぎます。演技のほうはラフマニノフにのって自信あふれる滑りで本当に見事でした。最後に嬉しそうにぴょんぴょん跳ねる姿が可愛かった!
そしてリプ、、ジャンプが残念でした。でもあの高速スピンとスピード感のある滑りはすごく良かった。それだけに落ち込んでる姿が切なかったです。
そしてトゥクタミシェワ。もう登場した時点で女王オーラ。でもあの曲と衣装はちょっと苦手なので来季は違う雰囲気がみたいな。あとロシア女子がよくやる片手上げジャンプ好きです。クネクネってする手の動きがおもしろい。両手上げるのとどっちが難しいんでしょう、、羽生くんにもやってほしいな(笑)

このあと女子とペアの表彰式。羽生くんはあの一番高い所に立てるかなとまたどきどき。
そしてしばし休憩時間。ちょうど会場で大ちゃんの木下工務店のCMが流れると隣のイギリスかドイツな感じのご婦人に「あれはなんのCM?」と聞かれました。ハウスメーカーと答えると(あってるのかしら?)となりの御婦人と納得。「高橋大輔知ってるんですか?」とつい聞いてしまったら「もちろんよ」とのこと。さすが大ちゃん♪
こちらは休憩中の会場の盛り上げ役として登場する謎のエスキモーのような人々。紙吹雪を投げたり、しつこく絡んだりと正直かなり迷惑がられてました(笑)


アイスダンスは落ち着いて楽しめました。優雅なケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェが優勝しました。


さて、いよいよ緊張MAXの男子のフリー。この頃には会場は上の方までいっぱいです!TV中継では日本人いっぱい写っていましたが圧倒的に欧米な方々、やっぱりスペインの方々いっぱいでした(日本人は良席キープしている方が多かったので写る確率が高かったようです)


さあ6分間練習がはじまります。勢いよく飛び出す羽生くん!


NHK杯ではじめてこの衣装をみたときは微妙、、な感じだったのですが


今回ここでみると凛々しさが倍増されるよい衣装に見えちゃいます。


脚長い、、


あの昼間の練習のようにうまくいくとよいのですが。


今日もいい具合にあほ毛さんが立ってます。


後ろ姿もカッコいい。そしてウェスト細い。。


プーとオーサーと。


リプとヴォロノフさんのかっこいいコーチと。なんか強そう。


この時は穏やかな羽生くんなのですが、


滑りに行く時はこのするどい眼光。


精悍です。


ところで近くで見るとこの衣装のゴールドなキラキラ感、半端ないです。練習着もストイックな感じでかっこいいけど、


やっぱり本番衣装姿は華やかです。


ガンバレー(声はまだ出せない、、)


大好きなトリプルアクセルからの


高い!


高速回転して


きれいな着地で


ループをいれて


トリプルサルコウ!


クルクル


完璧な3A-1Lo-3S。胸熱です。


さて、いよいよ本番。また胃がしめつけられるよう。

トップバッターは無良くん。ジャンプも決まって正統派オペラ座って感じで良かったと思ったんですが(3連はいまひとつ、、)点数あまり伸びなかったのが残念。
そしてハビ。今宵一番の大歓声にこっちが緊張しちゃいました。はじめの4回転がきまってまずはホッと一息、ショートより全然良い動きです。と、安心していたら、ちょっと危ない着氷、そのときの会場中の悲鳴がすごかった。でもハビならではのコミカルな動作は健在、終わった後の大歓声と会場で掲げられたスペイン国旗の数すごかったです。ものすごいプレッシャーに打ち勝ったハビ、もう愉快なだけのハビじゃないですね。
そして渋いボーカルにのった渋いヴォロノフさん。ノリノリステップかっこよかった。
コフトゥンくん、やっぱりジャンプが気になります。今後に期待かな。
さて、絶対ライバルのマッチー登場。ところが、、この日のマッチーのジャンプは絶不調で痛々しかったです。でもそれでもやっぱりマッチーワールド、独特な演技に引き込まれます。フィニッシュ後、隣の隣のご婦人が思いっきりがっくりポーズ、まさかの?マッチーファンでした。

いよいよ羽生くんが登場、でもそのとき発表されたマッチーの驚くべき低い点数に愕然、、なんか羽生くんもまさか、、とNHK杯の悪夢が頭をかすめます。

緊張の中、あの野太いボーカルが会場に響きます。続いて弦楽器の緊張を増幅するような旋律にまたもや心臓が口から飛び出しそう。。ところがいきなりの鮮やかな4回転サルコウ、そしてドラマチックな音楽にぴったり合った4回転トゥーループ、会場はものすごい歓声です!続いてフリップからの大好きなスピン、高速ドーナッツに氷上すれすれに足を伸ばした姿勢からのビールマン、美しすぎです。音楽は切ない曲からまたボーカル入りの「Music of the Night」へ、ボーカルが邪魔になるパターンもあるのですが、羽生くんファントムは本当にボーカル入り音楽と一体化!野太いボーカルが無良くんファントムの端正なボーカルより似合うから不思議です。
そして後半、3Lzからの両手上げの2Tもきれい、でもやっぱり圧巻は3A+3T、3A-1Lo-3S、その素晴らしさに会場は更にものすごいことになっちゃいました。直後の「Masquerade」に合わせて手を上げる振付、もう夢みたいでした。最後のルッツは、あぅ…でしたが笑顔だから問題なし、その後のイナバウァーはドラマティックすぎました。ただここで不思議な体験、最後の音楽がゆっくりするところ、なんか機材の故障?っておもうぐらいスローモーション的に感じてしまい、まさに夢見ているような、、自分でもはじめての感覚でした。そしてあとはみんなスタンディングオベーション、本当にただただすごかったです。

得点が発表されて勿論優勝!思いっきり喜ぶ羽生くんを思いっきり祝福してくれるバルセロナの会場は本当に最高でした。しかも日の丸や羽生くんの応援バナー的なものを日本人以外の人がいっぱい持ってくれていたのが驚きでした。本当に世界中の人に愛されているんですね …そのあと、英語のインタビューを受ける羽生くん、別の緊張が走りますが、温かく見守る会場の雰囲気は更に素敵でした。。

表彰式はまず男子から。もう22時を過ぎた頃なので帰る方も多く私たちも前のほうへ行っちゃいました。ハビやヴォロノフさんとハグや談笑していたあと、とびっきりの笑顔でオペラ座の怪人の曲にのって氷上へ。曲の盛り上がりに合わせて表彰台にぴょん乗りした羽生くんに会場とっても盛り上がりました!続いてハビの登場、誰よりも歓声を送る羽生くん、更に観客に拍手を煽る盛り上げぶりすごかったです。そういえばはじめてのTOIでも見た時、ストイックで品行方正のイメージだった羽生くんが ノリの良い男の子だったことに驚いたこと思い出しました。MCもうまいし、本当にエンターティナーなんですね。

羽生くんとハビとヴォロノフさん。絵になる表彰台の3人組です。みんなおめでとう!


プレゼンターの女性の方々、地味だけどキュート。


本当に嬉しそう。


そしていよいよ君が代が流れ、誇らしげな羽生くん。


あの中国杯、NHK杯の後、まさか本当に表彰台の真ん中にたって日の丸あげちゃうなんて、、本当にすごい、、グランプリファイナル出てくれるだけで十分なんて云って本当にごめんなさい。


カメラマンさんにハグしたあと記念撮影。


日の丸をもって本当に嬉しそうにはしゃぐ羽生くん、見てるこっちが幸せになっちゃいます。


興奮のさめやらない会場の内外、選手出入り口には出待ちするファンも一杯。根性のない私たちはホテルに戻って、初日に買った赤ワインと生ハム、オリーブで祝杯をあげるのでした。本当に幸せな夜、思い切ってバルセロナにきて本当によかった。ありがとう羽生くん、ありがとうオーサー、ありがとうバルセロナ!!
と、サッカーばっかりなテレビでグランプリファイナルが取り上げられてました!良かったね、ハビ!
コメント
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