ICANまにらブログ~第二巻~

日本のNGOアイキャンまにら事務所の日記。

台風6号(現地名’フランク’)の事業地への影響につきまして。

2008年06月23日 | お知らせ
ゆきも@まにら

日本の国内のメディアでも報道されたようですが、21日夜から猛威をふるっている大型の台風6号(現地名;フランク)は、ミンドロ島、ミンダナオ島、マニラ首都圏のあるルソン島南部で大きな被害を出しています。この台風により、21日にはシブヤン島沖でフェリーが沈没事故を起こし、乗客や乗組員など計800人以上が行方不明のままです。

多くの方から、台風による事業地への住民の影響、ボランティア・インターン、スタッフへの安否をご心配いただく声をいただきました。ありがとうございます。
停電や一部断水、道路冠水、電話不通などの影響は出たものの、レイテ島南部を除く事業地以外の住民はとりあえず無事が確認できております。

ICANが災害管理事業を実施したレイテ島は、この度の台風フランクによる被害の最も深刻な地域としてフィリピン気象庁が「警告3」として警戒を強めていました。現在も南部のセントバーナード地区の住民と現在も連絡が取れておりません。安否が確認でき次第、ご報告いたします。

レイテ島をはじめ、現在も各地で行方不明の方や、家や愛する家族を洪水に巻き込まれ途方にくれている人々が多くいます。その中には、前回の災害からの復興途中のコミュニティも含まれています。

一日でも早く行方不明者のもとに救助の手が届きますように。そして、人々が再び、復興への希望をもてる日が来ますように。