ICANまにらブログ~第二巻~

日本のNGOアイキャンまにら事務所の日記。

ビーズの研修

2011年02月25日 | 先住民ブラアンの子どもたち


たくや@ミンダナオ

『バニック研修』に引き続き、この日の先住民族ブラアンのお母さんたちは村から車で5時間かけて、ある生活協同組合を訪れました。ここはブラアンと近い関係にある先住民族ティボリの女性たちによる協同組合です。観光地にあることを活かし、ティボリによるフェアトレード製品の生産と販売に力を入れています。


【商品を手に取るブラアンのお母さんたち】


【団体紹介をしてくれたスタッフのジェマさん】

団体紹介を聞き、さっそく一緒に手工芸品を一緒に作らせてもらいました。ビーズ、織物、刺繍、竹細工、などを専門とするティボリのお母さんに来ていただき、ブラアンのお母さんたちはそれぞれ自分が学びたい内容を学びました。


【ビーズ・アクセサリー作りを実演するティボリの女性(左)とそれを見学するブラアンのお母さん(右)】


【ティボリの伝統織物ティナラック織の実演】


【先住民族の女性同士で打ち解けるお母さんたち】

ブラアンのお母さんたちの感想です。

カリンさん
「まず、こんなにも村から離れることは初めてだったのでとても緊張していました。しかしここでの体験は1秒1秒がとても貴重な経験でした。手工芸品の新しいデザインを学ぶだけでなく、先住民族のあるべき姿を知ることが出来ました。ここのメンバーからは先住民族の女性として誇りを感じます。私たちのグループもこのように強くなる事を目指します。」

マルサリサさん
「生計向上に成功しているグループを見学することは大変参考になりました。今回の研修により、私たちはアイディアを広げ新しいデザインや商品にチャレンジします。」

レヴィカさん
「ここの商品を見て、私たちブラアンもまだまだ多くの可能性を秘めている事に気付きました。私たちはもっと想像力を広げ、発展していきます。」


【メンバーと一緒に研修を振り返る様子】

同じ様な境遇にいる先住民族グループとの交流から得た学びは大きかったようです。いつかブラアンのお母さんたちのグループが成功例として訪問を受ける日も、そう遠くないかもしれません。

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ベーカリーフェアに行ってきました。

2011年02月24日 | 路上の子どもたち
さえ@まにら

パン作り職業訓練に参加する子どもたちの中の5人と一緒にベーカリーフェアに行ってきました。
ベーカリーフェアでは、パンの会社やベーカリーの機材を扱う会社、小麦粉やイーストを扱う会社など約400社がブースに出展し、会場ではたくさんの人で賑わいました。

子どもたちは、どのようなパンが、いくらで売られているかを見たり、パン作りのデモンストレーションを見学したり、また、いろいろなパンを試食して「このパンは、美味しい」「このパンは、あまり美味しくない。」など自分たちがどのようなパンを作っていきたいかイメージを膨らませました。





この会場の中で1人のケーキ職人に出会いました。彼は昔、ラグビー(シンナー)を吸っている子どもたちと一緒に路上で過ごした時期がありました。しかし、彼は、勉強を続け、多くの人の前でデモンストレーションも出来るケーキ職人となりました。

スタッフが子どもに話しかけます。
路上スタッフ:「みて、あの教えているお兄さん、昔はみんなと同じように路上にいたの。でも今は、ああやって、みんなの前で教えられるような職人になったのね。ほら、英語は必要ないみたいじゃない?みんなにも出来そうじゃない?」
子どもたち:「ほんとだね。」
子どもたちは、静かに彼のデモを見ていました。

このベーカリーフェアの会場は、マニラ湾から徒歩5分ほどの場所にありました。帰りに寄り道をして、アジアで一番美しいと言われるマニラ湾の夕日を見て帰りました。マニラに居ながら、この夕日を見るのも子どもたちにとっては初めてです。
路上スタッフ:「夕日が沈む前に、願い事をするのよ!」
みなそれぞれの願い事を胸に、帰路に着きました。

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ノトの学びの共有

2011年02月21日 | 路上の子どもたち
さえ@まにら

以前ストリートエデュケーターのノトが日本で1ヶ月半の研修を受けたことを報告いたしました。⇒参照「ノトが日本の地域から学んだこと。」

それを受け、今度はノトがマニラオフィスのスタッフに学びを共有しています。毎週火曜日の午前中、路上チーム、パヤタスチーム、災害チーム、アドミンチーム、みなでノトのワークショップに参加しています。



まず、日本で受けた地域開発の研修は、日本の地域が元になったものでしたが、それをフィリピンの文脈に置き換えながら説明します。
2月8日の第1回目は、「地域とは、どういう場所か」と「30年前と今の地域の変化」をテーマにワークショップを行い、地域の状況と変化について考えました。2月15日の第2回目は、地域開発における、外部者(私たちアイキャンのような)の役割について、どのように地域の人々とパートナーシップを築いていくか、またコミュニティの人々の主体性を引き出すためには、どうすればよいかを考えました。





参加したスタッフの声
アテテス:「いろんなレベルのスタッフがいるため、レベルを合わせるためにとても良い機会になっていると思う。それから、ワークショップを一緒にすることで、みんないろんなアイデアを持っていることが分かりました。」

ポール:「地域開発で大切なことをみんなと深くシェアすることが出来てとてもよい機会になっていると思います。」

レスリー:「地域開発を経験していない私にとっては、少し難しいです。でも、新しいことを知れるので、楽しんでいます。」

この学び合いは、今後も継続して行って行きます。

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バニック研修

2011年02月18日 | 先住民ブラアンの子どもたち


たくや@ミンダナオ

この日は先住民族ブラアンのお母さんたちと遠出し、バニック商品作り名人のクレアさん(仮名)を訪ねて来ました。バニックとはゴザのような敷物のことを指しますが、クレアさんはこの素材をカバンやパソコンケースなど様々な商品に応用し、国内だけでなく海外にも販売しています。クレアさんから取組みについてお話を伺い、一緒にバニック商品を作くることがこの日の目的です。
関連記事:『お母さんたちの生計向上活動:バニッグ作り』

クレアさんはお母さんから教わったバニック作りを10歳の頃から始めました。家計を少しでも支えるために、毎日通学中に売り歩いていたそうです。当時の商品には色は無く、形もとてもシンプルなものばかりでした。しかし買ってくれた人たちからの改善案を素直に受け止め、少しずつ商品を改良していったのです。今では講師としての依頼が来るだけでなく、地元のお母さんたちの育成にも力を入れ、多くのお母さんたちに生計向上のチャンスを提供しています。


【バニックと共に歩んできた人生を紹介してくれているクレアさん】


【クレアさんの商品を手に取るブラアンのお母さんたち】

一通りお話しを聞いたら、一緒にバニック作りをさせてもらいました。


【お母さんたちに新しい手法を伝えるクレアさん】


【交流の様子。皆、真剣です!】


【小物入れをここまで編み上げました】

最後にお母さんたちとクレアさんに感想を発表してもらいました。

ミリダさん:
「バニックでカバンの作り方や新しい手法を多く教えていただきました。それだけでなく、商品が売れるためには今まで以上に丁寧に作る必要があることに気付きました。村に帰り、早くこの続きを編みたいです。」

ティアさん:
「いままで何故、私たちのバニックが売れ残ってしまうのかよく分かりました。これからは本日の学びを常に念頭に入れながら商品を作ります。そして村に戻ったら皆に学んだ事を教えてあげたいです。」

クレアさん:
「技術的なことはすぐに身につきます。大切なのは常に良い作品を作ろうとする心構えです。皆さんのグループの成功を心より期待しています。」


【お母さんに作品の改善点を伝えるクレアさん】

多くのブラアンは、町の人々たちの近代的な技術や考え方こそが正しいもの、進んだものという考え方に強い影響を受けてきました。それは彼女たちの劣等感を強め、民族の誇りの喪失につながっています。同じように生計向上を目指して頑張って来たクレアさんとの交流は、ブラアンのお母さんたちにとって自文化を再評価する機会となったようです。

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レスリーの性教育

2011年02月17日 | 路上の子どもたち
さえ@まにら

路上教育の性教育を担当しているのは、路上教育担当のレスリーです。レスリーは、2010年6月にアイキャンに事務担当のスタッフとして入り、現在は、路上教育者として保健教育を担当しています。



彼女は、母親が看護師だった影響もあり、大学では看護を学びます。5年間勉強して資格を取りましたが、自分は看護には向いていないと気づき、看護師としてのキャリアは積まないと決めます。

その当時レスリーは、たまたまショッピングモールで、手話を使っている人たちを見かけます。そして「私も、その言葉を理解して話したい」と手話を習いはじめました。その手話クラスに参加していたクラスメートの多くは教師としての職業を持っている人たちでした。教師としての誇り、喜びや達成感を聞き、「やっぱり教師になりたい」と思い立ちます。そして、大学に入りなおし教員資格を取ります。アイキャンに入った当時は、平日働き、週末に授業を受けるというハードな生活をしていました。

以下、レスリーの話です。
「アイキャンに入った時は、もう25歳だったのに仕事のことを何も知りませんでした。銀行での手続きの仕方や政府へレターの書き方なども。だから、1つ1つが本当に勉強でした。そして、どんなに小さな仕事でも私に任された大切な仕事だと思って責任を感じていました。路上教育では、他のスタッフはもうたくさん経験を積んでいるスタッフばかりなので、自分に出来るかとても不安に思いました。昔は、失敗をしたら次に挑戦するのが恐くなっていたけれど、アイキャンに入って失敗から学び、挑戦を恐れない姿勢を学びました。だから、路上教育者は、自分にとってとても大きな挑戦だけど、諦めずに挑戦し続けたいと思います。





性教育では、いろいろな迷信を持っている子どももいるので、正しい知識を身に付けてもらいたいと思います。それが、子どもたちが自分を守る武器になると信じています。例えば、「生理中にシャワーを浴びたら、頭がおかしくなる」とか「生理中に水を飲んだら、子宮の中が固まってしまう」とか、いろいろな迷信を信じています。



子どもたちに教えている時は、まだ実は凄く緊張して、上手く行くように神に祈ります。でも、緊張を子どもたちに見せたら子どもたちは不安に思ってしまいます。だから、いつも元気いっぱい子どもたちに話かけます。」

レスリーが言うように、子どもたちに話かけている時のレスリーは、本当に元気いっぱいです。今回のセッションでは、間違った知識を伝えないようにと、4枚にも渡る紙にびっしりとメモを書いて準備していました。また子どもたちの頭にしっかり残るように、ビデオやパワーポイントを作ったり、カレンダーで生理のサイクルを伝えたり、物サシで器官の大きさを伝えたりと、伝え方をいろいろ工夫して臨んでいました。

レスリーの子どもたちへの責任感の強さと、へこたれない力、そして、もっともっとどうしたら良く出来るかという問題意識を持っているところ、私も自分自身を振り返らされます。

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農業を続けるためにできること

2011年02月15日 | 先住民ブラアンの子どもたち


たくや@ミンダナオ

「夢は先生になってこの村の子どもたちを支えること!農家?農家にはなりたくないです。だって生活が大変だから。肥料や苗がとても高価であるため、収入はいつも少ないんです。」

「私も先生になりたいです。農家とは結婚したくないなぁ。農家の収入は不安定ですし、お金をかけなかったら良い収穫は期待できないから。」

このように話してくれたのはダタールサルバン村の小学6年生のジェイピー君とジェニーちゃん。二人とも親は農家です。他にも数人の子どもたちに同様の質問をしてみましたが、将来農家になることを希望する子どもは一人もいませんでした。

生計向上活動に参加するお母さんのマリータさんに農家の実情を伺いました。

「先日、3ヘクタールの土地に植えたトウモロコシを収穫したばかりです。約50,000ペソ(約100,000円)分のトウモロコシを収穫できました。しかしそこから借金して購入した肥料代の返金や、水牛レンタル代など諸々の支出を差し引くと、手元にはたったの8,200ペソ(約16,400円)しか残りません。」

これは日給にすると約90ペソ(約180円)の計算で、とても5人家族を十分に養うことが出来る金額ではありません。この状況に外国のアグリビジネス企業は、マリータさんの様に困難な状況にある農家から安価で土地を借り上げ、そこに輸出用のパイナップルやバナナなどを栽培していきます。


【農家の現状をスタッフに語るマリータさん】


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食パンと菓子パン

2011年02月14日 | 路上の子どもたち
さえ@まにら

今日は、食パンと菓子パンに挑戦です。食パンは、フィリピンでは日本のものより小さめで、テイスティと呼ばれています。菓子パンは、ツイストした生地にチーズをのせたパンとチーズをまぶして焼いたパンを作りました。



パンの大まかな作り方は、(1)材料を計る、(2)ミキサーで捏ねる、(3)捏ねた生地を切り分け形作る、(4)生地を休ませる、(5)焼くという工程で出来上がります。

頭で理解するより、体の感覚で覚えていく方が得意な子どもたち。どこまで生地を捏ねるか、その生地の触った感覚、伸ばしたり丸めたりする時の手の感覚、子どもたちは、躊躇することなく取り組むので、すでに少しずつ感じを掴んできているようです。私も挑戦しましたが、子どもたちの方がすでに上手になってきています。





パン作りを教えてくれているバーニーさんによると、一番難しいのは工程(3)捏ねた生地を切り分けた後に形作るところだと言います。特に食パンを作るときに、生地を均等に筒状に丸めて伸ばすのですが、その均等にするところがとても難しいのです。しかし、それが出来るようになれば、他のパンを作る時も応用できます。ですので、食パン作りは、技術向上のために何度も何度も繰り返し練習する必要があります。

20年パンを作っているバーニーさんが見せてくれる華麗な技に、子どもたちは見とれながら、自分たちもと様々な技に挑戦です。



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「ハーブ薬ワークショップ」(2)

2011年02月11日 | 先住民ブラアンの子どもたち


たくや@ミンダナオ

この日は以前にもご紹介した「ハーブ薬ワークショップ」を別の先住民族ブラアンのお母さんたちグループと一緒に開催しました。前回の噂を聞きつけ、「是非、私たちにも実施して!」と言う要望があったからです。
関連記事:『「ハーブ薬ワークショップ」お母さんたちの新たな挑戦』


【講義「伝統的ハーブ薬と西洋医薬について」】


【実技「ハーバル・ハンティング(薬草探し)」】


【発表「私の村に生えているハーブ草」】


【実技「ハーブ草の造粒化」】


【今回の試作品。ウコンの粉末、ラグンディのシロップ、マルンガイのカプセル。】

お母さんたち自ら開催を訴えただけに、とても積極的です。

ダタールサルバン村のミアさん:
「今までは薬を手に入れるために町まで出て、高いお金を支払って買っていました。しかし実は私たちの身の回りには薬草がたくさん存在したのです。これからは私たちが町の人たちにハーブ薬を提供することが出来ます。」

バゴンシラン村のティアさん:
「薬とは教育を受けた人だけが作れる難しい物と思っていました。しかし読み書きも出来ない私にも作れたのです。早く家に持ち帰り、夫や近所の人たちに飲ませてあげたいです。」

研修を重ねるごとに、お母さんたちが生き生きしていきます。

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夢を乗せた紙飛行機

2011年02月10日 | 路上の子どもたち
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今日は、ストリートエデュケーターのノトによる「夢」についてのお話です。10歳以下の子どもたちが多かったので、子どもたちの年齢に合わせたセッションをしました。ここの事業地の小さい子どもたちは、主に物乞い、換金できる金物やペットボトル等を集めて換金する仕事をしています。



ノト「今日は、まずお絵かきから始めましょう。みんなの人生は、いろんな色で彩られています。その人生を象徴する虹を書いて見ましょう。好きな色で書いてみてね。好きなように書いていいんだよ。」
子どもたちの使う色から、今の子どもたちの気持ちが表れていたりします。みんな明るい色で書いてくれたようです。



ノト「じゃ、みんなその虹が出来たら、その紙で今度は紙飛行機を折って見ましょう。」
紙飛行機もみんな上手に作っています。中には、ボートになった子もいました。

ノト「じゃ、みんな紙飛行機出来たかな?もしこれが本当の飛行機でどこかに飛び立つことが出来るとしたら、誰と一緒に乗りたい?ボートでもいいよ。」

子どもたち「お母さんとお父さんとお兄ちゃん」
子どもたち「友達」
多くの子どもたちが家族と答えましたが、友達だけの子どももいました。このような質問が、子どもたちと家族や周りの人たちとの関係性を見る入り口になることもあります。

ノト「では、この飛行機が飛び立ちます!みんなどこに行きたい?」
子どもたち「アメリカ」「香港」「日本」「ここから遠い場所」「田舎に帰りたい」

ノト「じゃ、そこで何がしたい?」
子どもたち「学校に行く」「家族とハッピーに暮らす」「仕事をする」

ノト
「みんないろんな夢があるんだね。それは、とっても良いことだね。でもね、その夢を実現するためには、それに向かって行動していくことが必要なんだよ。今のみんなの夢は、この紙飛行機みたいなものだ。雨が降ったら飛べないし、強い風には飛ばされてしまう。それくらい弱いものなんだ。強くなるためにはどうしたらいいか。それはね、行動を始めること。そしてその前提として、自分を大切にすること、そこから全ては始まります。自分を大切にするから、勉強する、ドラッグを吸わない、路上で寝ない、自分を傷つけない。そして、自分を大切にするってことは、周りの人を大切にするってことでもあるんだよ。その少しずつの行動によって、夢は少しずつ形になっていくんだよ。」

子どもたちは、自分たちの夢を振り返り、真剣に考えています。



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路上の子どもを守る地域づくり研修

2011年02月07日 | 路上の子どもたち
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路上に子どもが存在する背景には、家庭での暴力、虐待、扶養放棄から逃れてくるケースや、経済的貧しさのために、路上で働かなければならないケース等があります。そして、その路上において子どもたちは様々な危険に晒されます。

これらは「家庭」における子どもを守る機能が働かなくなった状態と言えます。そんな時、次に子どもを守れるのは、「地域」です。地域における子どもたちを守る仕組みがあれば、「路上の子ども」は少なくなる、または危険に晒されることは少なくなります。子どもたちは、そのような制度が出来、それを周知され、また自分たちの権利を知ることで、自分で危険を感じた時に逃げ込むことが出来るようになります。

アイキャンは、路上の子どもたちにモノをあげたり、一時的に保護する対処療法的な介入では、路上の子どもたちが生まれてくる根本的構造は変えられないと感じています。子どもたち自身に対する介入とともに、地域の子どもを守るシステムをバランガイ(地域政府の最小単位)とともに作って行くことがとても大切です。

この日は、「子どもを守るバランガイ委員会(以下BCPC:Barangay Council for the Protection of Children)の組織化、強化」に関するスタッフ研修です。スタッフの知識や経験、能力が事業の質を左右するため、このような機会はとても大切です。


【手前、ソーシャルワーカーのローズ】


【積極的に発言をするソーシャルワーカーのジェン】

各バランガイには、BCPCが存在し機能すべきであることが、法律に明記されています。しかし、実際に機能しているのは、現在全体のわずか約11%のみです。また、フィリピン人口の8,800万人に対して18歳以下の子どもは43%。しかし、BCPCで使うべきとされている予算は、バランガイ予算の1%ですが、それすらきちんと振り当てられていない状況なのです。

BCPCの期待されている機能としては、子どもが生まれた時から始まり、きちんと出生登録がされているかのモニタリング、幼稚園の運営、学校を中退した子どもに対する代替教育、虐待等の危険にさらされた子どもの保護、軽犯罪を犯した子どもの対応等があります。

まず、BCPCの組織化は、そのバランガイの状況把握から始まります。バランガイの人口、子どもの状況(年齢、性別、学校に行っているか、中退しているか)、家族に問題はないか等を一軒一軒の家を回りデータとして収集します。人口すらきちんと把握していないバランガイも多くあります。現状を把握した上で、ニーズが何かを確かめ、そのニーズに基づいた活動をするBCPCを組織します。また、データに基づいた目標を設定し、活動結果の達成度の確認もデータに基づいて行っていきます。また、BCPCの委員会のメンバーは、バランガイ役員のみでなく、地域の学校、教会、NGO、ボランティアなども構成メンバーとして入り、地域一丸となって子どもを守れる体制とします。

4月からJICAの草の根事業として、フィリピン政府のこのBCPCを強化する活動が本格的に始まります。画期的なことは、このBCPCの強化を、専門家だけでおこなうのではなく、訓練を受けた路上の子どもたち自身が、自分たちの経験をまとめ、講師として参加することです。これは、世界の路上の子どもに関するアプローチの中でも、かなり画期的なこととなります。

路上の子どもの置かれた状況を一番知っているのは、路上の子どもたちです。その路上の子どもたちが、路上の子どもたちにとって優しい地域を地域の大人とともに作り上げていきます。今まで聞こえなかった「こどものこえ」が、社会を作っていきます。

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村に水を引こう。(4)

2011年02月04日 | 先住民ブラアンの子どもたち


たくや@ミンダナオ

ついにマリガヤ村まで水が到達しました!
計画からちょうど1年かけて達成しました。皆、大喜びです!
(関連記事:『村に水を引こう。』 『村に水を引こう。(2)』 『村に水を引こう。(3)』



給食調理担当のヘレンさん:
「以前は、学校の給食調理の当番のときは、家からバケツ3杯分の水を15分かけて学校まで運んでいました。その水は家庭用にさらに家から3キロ離れた場所から汲んでいる貴重な水です。しかし学校給食のためなので給食担当のお母さんたちは皆、頑張ってきました。安全な水が学校まで引かれた事により、本当に楽になりました。」


【安全な水で洗った野菜を調理するヘレンさん】

マリガヤ小学校のアルジュン君:
「今までは飲み水を家から持ってきていました。僕の家は学校から遠いので重くてとても大変でした。たまに忘れた時は喉がカラカラになります。これからは家から持ってくる必要ないので嬉しいです!」


【新しく設置された水場から水を飲むアルジュン君】

水が引かれた事によって、お母さんたちや子どもたちの生活は一変しました。植林した苗や畑の水として活用する事により給食の材料を補うことや、食器や手洗いやトイレの水として活用する事により衛生環境が向上することも期待されます。


【水の到達を期に新たに耕された畑のお手入れ】


【トイレ用の水を運ぶ子どもたち】


【給食後の食器洗い。奥の青い円柱が新たに建設した貯水タンク。】





このマリガヤ村での小学校建設と水の事業には、浜松南ライオンズクラブの皆さまからのご寄付に加え、ブラアンの子ども事業の会費、そしてハガキや現金によるご寄付を使用させていただいております。住民の多くの方も、ボランティアで参加しました。アイキャンを代表して、心より感謝いたします。

さて、アイキャンとしてはこれでおしまいではありません。学校の近くに住むマリガヤ村の住民や農園も水不足に悩んでいます。また子どもたちが抱える課題は、水だけではありません。これらをシステムとして解決できる方法を、今作っているところです。挑戦は、まだまだ続きます。

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ドーナツ作りに挑戦

2011年02月03日 | 路上の子どもたち
さえ@まにら

「パン屋さんになろう」セッションでは、利益の計算方法、どんなパンを作りたいか、衛生管理などを中心に学んで来ましたが、ついに子どもたちが待ちに待った、パン作りの練習が始まりました。

まずは、簡単なドーナツ作りからです。
1日目は、パン職人のバーニーさんに教えてもらいながら挑戦しました。
2日目は、子どもたちが中心となって、教えてもらったように作れるか挑戦しました。
3日目は、1つのドーナツにいくらの材料費がかかったかの計算に挑戦しました。

【1日目】
初めてのパン作りで子どもたちは、とても楽しそうに取り組んでいました。生地を丸める過程、伸ばす過程がなかなか難しいようで、パン職人のバーニーさんにコツを教えてもらいながら奮闘しました。




(チーズドーナツのチーズの包み方を指導するパン職人のバーニーさん)

【2日目】
1日目には、パンを作ることに集中しすぎて、暑いからとエプロンを脱いでしまう子が続出しました。ソーシャルワーカーのジェンが、パン作りの目的を子どもたちに思い起こさせます。「美味しいパン、清潔なパン、喜んでもらえるパン」を作ることです。今回は、きちんとエプロンとヘアネットを最後まで装着することが出来ました。また、材料を計る、形作る、揚げる全ての過程を子どもたち自身での挑戦。「自分たちでパンが出来た!」と少し誇らしげです。






(出来上がりです!左から円のドーナツ、チーズドーナツ、ツィストドーナツ)

【3日目】
子どもたちの苦手な計算の練習です。ジェンは、何度も何度も説明を繰り返しながら計算を教えます。かなり難しかったようで、4時間に渡る長時間のセッションとなりました。子どもたちは、「難しくて、鼻血が出そう」と言いながらも、辛抱強く考えていました。





ついに、パン作りのスタートにたちました。

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答えは西洋医学を持ち込まないこと。

2011年02月01日 | 先住民ブラアンの子どもたち
たくや@ミンダナオ

ジョセフィンさんは先住民族ブラアンの村ダタールサルバンの「ヒロット」です。ヒロットとは怪我や病気を予防・改善するための療法、又はその療法士のことを指します。その方法は地域によって異なりますが、ジョセフィンさんはココヤシから取った油を手に塗り、十指を使って圧を加えながら、頭から足の指先までを揉みほぐします。産婆としての役割を果たすヒロットもいますが、ジョセフィンさんは病気や体の痛み、疲労を取り除く療法を主としています。診療所はもちろんのこと薬局すらない山奥に位置するダタールサルバン住民にとって、ジョセフィンさんのようなヒロットの存在は欠かせません。


【ヒロットを施すジョセフィンさん】

それまでジョセフィンさんは経験のみを基にヒロットを実施していましたが、数年前に教会主催のマッサージセミナーに参加したのを期に、ジョセフィンさんをはじめ多くのヒロットたちが経験だけでは得ることの出来ない手法や身体の仕組みについて勉強したいと思うようになりました。

そこでアイキャンは先日、ブラアンのお母さんたちと一緒に「指圧療法」の研修を開きました。この研修はフィリピンの農村が抱える医療事情を踏まえた上、ヒロットや指圧などの伝統療法が病気を未然に防ぎ、高価な西洋医学や西洋医薬に頼らずに済む方法の一つとして実施しました。


【講師は鍼灸師でもあるアイキャンスタッフのナプサ(右)】


【頭のツボを確認しあうお母さんたち】


【実技トレーニングの様子】

ジョセフィンさん:
「指圧の研修は大きな学びでした!身体のツボを知る事により、より効果的なヒロットを施すことができるようになりました。また、ヒロットのような伝統療法が価値あるものである事に改めて気がつくことができました。これからはヒロットであることを誇りに思えます。」

身近で当たり前なモノほど、その価値を見落としてしまうことがあります。先住民族の素晴らしさを彼女たちと共に気づき合うことは、外からの視点を持つアイキャンの役割の一つなのかもしれません。

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