ゆきも@まにら
日本とフィリピンを結ぶTulay Projectの一環として昨年行われた絵手紙大会の続編をご報告します。Tulay Projectでは、愛知県の中学生とフィリピン各地の子どもたち5,000人以上が「私と僕の、楽しい嬉しい瞬間」と題した絵手紙を描(書)き、海を越えて子どもたちの元へと届けられています。(詳しくはこちらをご覧ください)
今月中旬、ミンダナオ島北コタバト州ピキットにあるタリタイ小学校の子どもたちに、日本の中学生のお友達からの絵手紙が届けられました。
絵手紙を手に愛知県の中学生の皆さんのメッセンジャーとして訪れたICANスタッフ2名は、一瞬のうちに子どもたちに囲まれて押し潰されかけてしまいましたが、子どもたちは学年毎に一枚一枚手元に受け取ると、食い入るように絵手紙を見比べ始めました。
「うわ~、この文字なんだ~?私たちのとは違う!」とか「字は読めないけど、この子はお友達がたくさんいるからハッピーだよって、言ってるんだ!」と、小さな教室は笑い声と喜びに満ちた声に溢れました。
タリタイ小学校を含むピキット周辺の子どもたちは、武力衝突による避難と帰還を長年繰り返してきました。このような背景から、特にモロ(イスラム教徒)でマギンダナオ族の子どもたちが多く住むこの地域では、「キリスト教徒」や外から来る知らない人たちに対して強い警戒心を示すこともあります。
ピキットの子どもたちが描いた絵手紙の多くは、平和を願うPEACEという文字や、暴力のない土地で家族が仲良く暮らしている絵、畑に家畜が横たわっている牧歌的な絵が描かれていました。日本の中学生のお友達はこれらのメッセージからピキットの子どもたちにどんな思いを巡らせるのでしょうか。
ミンダナオ島では、子どもの平和を願う心を踏みにじる暴力が相次いでいます。
28日金曜日には、北コタバト州の隣のマギンダナオ州で再び政府軍とMILF部隊との8時間に及ぶ武力衝突が発生し、30名近くが犠牲となりました。
ICANはいつか国境を超えた子どもたちが将来ともに手を取り合い、お互いを暴力の手から守れる仲間になるよう日本とフィリピンの子どもたちの「かけ橋(TULAY)」であり続けます。
【この日は間近に控えた卒業式の練習が行われました。卒業生おめでとう!】
『必ずあります。私にできること』
Web署名
インターネットでミンダナオ紛争反対の署名ができます。紛争地では子ども達やその家族が生死と隣り合わせの避難所生活を続けています。みんなで「私たちの声」をミンダナオに届けましょう
クリック募金
毎日1クリックお願いします サイトを訪れて、クリックするだけです。
40回のクリックで子ども達が使うノートが一冊購入できます
この他にもICANでは今の自分に「できること」 をご提案しています。一緒に「できること」を考えてみませんか?
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今月中旬、ミンダナオ島北コタバト州ピキットにあるタリタイ小学校の子どもたちに、日本の中学生のお友達からの絵手紙が届けられました。
絵手紙を手に愛知県の中学生の皆さんのメッセンジャーとして訪れたICANスタッフ2名は、一瞬のうちに子どもたちに囲まれて押し潰されかけてしまいましたが、子どもたちは学年毎に一枚一枚手元に受け取ると、食い入るように絵手紙を見比べ始めました。
「うわ~、この文字なんだ~?私たちのとは違う!」とか「字は読めないけど、この子はお友達がたくさんいるからハッピーだよって、言ってるんだ!」と、小さな教室は笑い声と喜びに満ちた声に溢れました。
タリタイ小学校を含むピキット周辺の子どもたちは、武力衝突による避難と帰還を長年繰り返してきました。このような背景から、特にモロ(イスラム教徒)でマギンダナオ族の子どもたちが多く住むこの地域では、「キリスト教徒」や外から来る知らない人たちに対して強い警戒心を示すこともあります。
ピキットの子どもたちが描いた絵手紙の多くは、平和を願うPEACEという文字や、暴力のない土地で家族が仲良く暮らしている絵、畑に家畜が横たわっている牧歌的な絵が描かれていました。日本の中学生のお友達はこれらのメッセージからピキットの子どもたちにどんな思いを巡らせるのでしょうか。
ミンダナオ島では、子どもの平和を願う心を踏みにじる暴力が相次いでいます。
28日金曜日には、北コタバト州の隣のマギンダナオ州で再び政府軍とMILF部隊との8時間に及ぶ武力衝突が発生し、30名近くが犠牲となりました。
ICANはいつか国境を超えた子どもたちが将来ともに手を取り合い、お互いを暴力の手から守れる仲間になるよう日本とフィリピンの子どもたちの「かけ橋(TULAY)」であり続けます。
【この日は間近に控えた卒業式の練習が行われました。卒業生おめでとう!】
『必ずあります。私にできること』
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