ICANまにらブログ~第二巻~

日本のNGOアイキャンまにら事務所の日記。

学校菜園は開墾作業から

2008年06月06日 | 先住民ブラアンの子どもたち
まい@まにら

6月2日から、ダアンバンワン小学校で菜園作りがはじまりました。
菜園作りの初日に参加したのは教師全員(校長先生と4人の先生)、お母さん24人、お父さん6人、そして土地をならす作業を手伝った子どもが6人。(そのほかに参加者の子どもで見物に来ていた子どもが8人いました)

菜園作りと聞いて、私は勝手に「種を植えて、水をやって・・・」という学校花壇のようなものをイメージをしてたのですが、実際は開墾作業から


【ずっと奥に見えるのは案内人の校長先生。このあたりを耕します。】


【カラバオ(水牛)もお手伝い】

現在の計画では学校の敷地内の使用していない土地を整え、およそ1へクタールの土地での菜園作りが予定されています。


【雑草を抜いていくお母さん&先生たち】

この畑で、ヘチマ、サヤインゲン、トマト、スイカ、なすび、オクラ、小豆が育てられます。来週からはいよいよ、種まきが始まります。


参加者の保護者の皆さんからは「これでもっと給食を提供することができて、子ども達も昼ごはんの心配をすることなく通学ができる」、「自分達が交代で畑仕事をして、絶対、この菜園を成功させてみせる!」という期待の声が多く出ていました。


【作業を見物中の児童。楽しみだなぁ~】

子どもたちの間でも「種まきが終わったら暑さなどで枯れてしまわないよう、水やりをしようよ」、「授業がないときは雑草抜きをしよう」という声があがっていました。子ども達の中には、家でも自分達の野菜を育てている家庭があり、「自分で面倒見て育てた野菜を収穫し、お母さんが料理してくれた時は本当にうれしかった!」と他の子ども達に話す場面も見られました。