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ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
HPは http://www.ibuchan.com/

もののけ・・・・・・・・

2009年06月01日 13時39分20秒 | Weblog
6月1日(月)晴れ

梅雨入りしてから雨らしい雨の降らない徳之島だが

油断した頃にドォ~~ンと降るんだよな~。

稲妻ピカピカ雷ゴロゴロ伴って。


さて、もののけって、本当にいるんだろうか?

ばばはいる・・・ような気がする。


以前もばばはブログに書いたが、ばばが小学生低学年の頃

集落で一人のおじいちゃんが行方不明になった。

集落中の人たちが協力して何日もおじいちゃんを捜し回った。

何日目かにおじいちゃんは見つかったが、

そのじいちゃんが見つかった場所は

普段は集落の人があまり足を踏み入れることのない深山の洞穴の中。

ばばの近所の人たちは

「あのじいちゃんはケンムンに引き回されて

あんな山の中に行ったんだよ」と話していた。

しかし、今考えると・・・・・・・・・

あのおじいちゃん、今で言う認知症になって

徘徊の末に山中に踏み入ったのではとも思う。

当時はばばの生活範囲には認知症という言葉もなかったし、

徘徊する老人もいなかった。

そこで、人々は得体の知れない妖怪(ケンムン)に

引き回されたなんて言っていたのではなかろうか?


ともあれ、ばばは妖怪「ケンムン」はいると信じていたし

ケンムン以外に「ももののけ」はいるのでは?と思っている。

と言うのは、ばばが隣町で仕事をしていた時のことだが・・・・

職場の「慰労会」があって、帰りが10時をまわっていた。

折から窓ガラスを叩きつけるような豪雨の中

ばばは一人で約30㎞の夜道を帰る羽目になった。

「怖い」と思っても、今夜中に我が家に帰らなければならないが

まさか、晩酌を終え寝ているであろうじじに迎えに来てとも言えない。

怖々運転して、何とか実家集落に続く直線道路に入ってホッと一安心。

ところがだ。。。。。。。。。。。

普通なら、1分もかからず通り抜ける直線道路を走れども走れども

三叉路の信号に到着しない。

三叉路に着けば、後は約25分で我が家に着ける。

不思議なこともあればあるものだと思いながら目をしっかり見開いて

ハンドルを握った。


どのくらい走ったであろうか?

降りしきる雨の中、目の前に点滅する黄色い光が見えた。

三叉路の信号の光だった。

その光を見た途端にホッとした。

いつもより、何倍もの時間走ったような気がしたが

結果的には無事最初の目標点は通過。

その後もワイパーを動かしても全々効果がないほどの豪雨の中

ゆっくり、ゆっくりと念じながらハンドルを握った。

そして、いつもより、長い時間をかけたが

何とか無事我が家の帰り着いてホォ~~っと体の力が抜けた。

家族は既にみんな寝ていた。



翌日、職場でこの話をしたらみんな不思議がっていた。

何故、普段1分足らずで走れる距離を何分もかかって走ったのか?

何故、いつもの信号の場所まで時間がかかりすぎたのか?

7年も同じ道を往復したのに・・・・・・

こんな経験は初めてだった。


それから2年後、今度は加計呂麻で前回とは真逆の満月の夜、同じような体験をした。

4つの職場の人たちが集まって研修があった。

二次会に行く前、ある同僚が「帰りに乗せてね」ってばばに言ったので

ばばも了解した。

もし、その人を待たなくて良ければ、ばばは一次会で帰る予定だったが、

同乗者がいれば夜道も怖くないかな???と思った。

ところが、二次会も中盤になってから、ばばに同乗を頼んだ人は

「今夜はもう少し飲んで○○さんと一緒に帰るから

ばばさんは先に帰ってて下さい」って。

えっ~~そんなこと今更言われたって~~。

そうならそうと早く言って下さいよ~~~。

仕方がないので、ばばは初めての道を夜中一人で帰らなければならなくなった。

空には満月が煌々と輝いていた。


徳之島でなら、大体の道は分かるが

加計呂麻で初めて通る道。

それも、人通りはおろか、昼間さえ車も数えるほどしか通らない山道を

ばばは約1時間一人で帰らなければならない。

ばばに「乗せて」って言った人を半分恨みながら

ドアを内側からロックしハンドルを握った。

確か、一本道ではあったが。。。。初めての慣れない狭い山道。

両側からは鬱蒼と木の枝が被さってくるような車が離合できない道もある。

ばばは、なるべく楽しいことを思い浮かべながら運転した。

でも・・・・・走れど走れど、ばばが自宅に帰る道しるべ、右折の標識がない。

この標識から右手に、さらに20分ほど狭い山道を走るのだが・・・・・・

ばばはどんどん走った。

前へ前へと。

行けども行けども「右折標識」が見えない。

(これは、ひょっとして通り過ぎたのでは?)と思い直し

Uターン。

しばらく走ると左手に見覚えのある標識が!

良かった~~~。

でも、今はっきり見える標識が、つい数分前は何故見えなかったのだろう?

不思議に思いながらも、這々の体で

何とか、無事我が家に帰り着いたのでした~チャンチャン。

めでたし、めでたし。


何故、ほんの数分で走り抜けられる一本道を長い長い時間?

走ったのだろう?

あんなに目を凝らしながら走ったのに

なぜ大きな「右折の標識」が見つからなかったのだろう?

もう10年近く経つのに二つの出来事は、

今も、ばばの中のミステリーである。


ばばも、もののけに惑わされたのか、

それとも時々、ばばの頭がおかしくなるのか・・・・

個性的なお洒落って・・・それはないでしょう

2009年05月30日 11時24分56秒 | Weblog

 5月30日(土)晴れ

今年もまた奴らの季節がやってきた。

奴らとは「キオビエダシャク」。

幼虫はイヌマキの木に無数に住みつきその葉っぱを食べ尽くす極悪虫だ。

奴らが食事をしている時そばを通ると

「シャクシャクシャクシャク」と葉を食べる音が聞こえる。

また、奴らは糸にぶら下がって

「ブラ~~~ン、ブラ~~ン」と風に任せて揺れている。

たまに地上に降りてクニャクニャ動いている。

一本の木に何百何千って発生する様は何と表現しようがないほど不気味だ。

 

ばばの家の裏のお宅にもイヌマキの木が一本ある。

そこにも奴らは住みつき、

すでに成虫になって両親宅の庭を飛び回っている。

初め見た時は深い青色の部分が神秘的でとても美しく見えた。

しかし、黄色とのコントラストがいかにも毒々しい。

なるべく見たくないと思っているが、

否が応でもばばの視界に飛び込んでくる。


ばばが今一番心配しているのは両親宅へ降りるのに通る階段や手すりに

幼虫が這い蹲らないかということ。

もし、そうとは知らず階段の手すりを触ったり

奴らを踏んづけたらどうしよう~~~。

想像しただけで、手を打ち振りながら飛び跳ねたくなる。


そんな嫌いな「キオビエダシャク」だが・・・・・・・・・・

 


先日、夕方の散歩に出た時、途中で隣のおばさんに会った。

おばさんは、ばば達の散歩コースにある娘さんの家まで行った帰りだと言う。

「おばちゃんの足で763歩だったけど、

じじさん、ばばちゃんの足なら600歩で行けるね」

とおばさんは言って笑った。

おばさんは足がちょっと足が不自由そうで、

ダラダラ坂を登って行く道は、さぞきつかっただろう。


・・・と思っていたばば、なぜか、話しているおばちゃんの頭に目がいった。

次の瞬間、(ギョェ~~~)声に出さず叫んだ・

おばちゃんの帽子で、「キオビエダシャク」が「シャクトリダンス」をしている。

ワッワッワァ~~~~~。

教えてあげたい。

でも気持ち悪い。

黙ってばばは歩き出した。

そして、散歩も終わり頃になってから、じじに

「ねぇ、ねぇ、じじ~。さっき、おばちゃんの帽子にエダシャクが止まってた~~。

だけど、取ってあげるのが気持ち悪いので黙ってた・・・・・」

と言った。

それに対するじじの答え。

「それは、個性的なお洒落だから良いよ」だって~~~~。

ウエッウエッウエェ~~~~~~~。

ばばもばばだけど、じじもじじだね。


 


引き返そうよ~~

2009年05月24日 22時01分06秒 | Weblog

5月24日(日)曇りのち晴れ

今日は大相撲の千秋楽。

だから、4時前、夕方の散歩の時刻になっても、じじは動く様子がない。

姉が「歩きますか~~」と訪ねてきたので

3人でお茶した後、ばばと姉で歩くことに。。。

姉と二人だけで歩くのは久しぶりだ。

せっかくだから、新コースを発見しようと、いつもと逆回りで歩き出した。

途中まで行って、今まで足を踏み入れたことのない山沿いの道を歩こうと。。。。。

家を出て100メートルも歩かないうちに、道端の看板に目が留まった。

「野菜即売所」とある。

この辺で即売所を見たことがないので、

様子を見てこようと早速、横道に逸れた。

しかし、目指す即売所は急な坂を登った所にあるらしい。。。。

結局、遠回りで姉の家の近くへ行くのでは?。。。

と思われる道を歩いていると

上の方から下ってくる女の人がいたので、

姉が「この上に野菜即売所がありますか?」と聞くと

「すぐそこにありますよ。でも、今は南瓜しかありませんでしたよ。

一個二百円って書いてありましたよ」と言うので

(南瓜ならあるし・・・もう行かなくていいか)と

姉と二人は暗黙のうちに以心伝心、即引き返した。

そして、亀津中の横の道を上へ上へと歩いた。

約200メートル進んだ所で民家もまばらになった。

いよいよ初めてのコースに入るぞとワクワク。

ところが、ここで見てはいけない物を同時に見てしまった姉とばば。

見てしまってはいけない物とは?????

それは、最近とんと見なくなったタンカン。

無人市場に大きな網袋入りで並べられている。

3,4㎏は入っていそう・・・・それに、一袋の値段がたった200円。

安っ!即決!買おうと。

姉と二人同時に無人市場へ駆け寄った。

網袋入りが4個ある。

一人二袋ずつ買おうと決め、400円を料金箱へ。

さて、ここからが問題だ。

この季節外れの貴重なタンカン、散歩帰りに買うべきか?

もしかしたら帰りには売り切れているかもしれないから、

今買って、持って歩くか

それとも、蜜柑を抱えてすぐに帰るか?

方法は三つ。

 

 

10㎞近くもの重い蜜柑を持って歩くんだから距離は3㎞くらいでも、

6㎞くらいは歩いた距離になるだろう・・・・と計算。

蜜柑を抱えて帰ることに即決。

 

さて、蜜柑を買って、ウエストポーチを見たが

いつも持ち歩くエコバッグが入っていない。

おまけに・・・・・

いつもなら、ビニル袋も入れてあるのに、今日に限ってそれもない。

まさか、網袋入りの蜜柑10㎏近くを

剥き出しで抱えて中央通りを歩くのは恥ずかしい。

そこでばばは、日除け用に着ていた上着のようなストールを脱ぎ

蜜柑袋二つをくるむようにして、

さらに帽子でも蜜柑を隠すようにして両手で抱きかかえる。

 

さすが姉は、厚手のビニル袋を持って来てはいたが

やはり蜜柑二袋を入れるとパンパンで、ヒモも切れそうだ。

姉もビニル袋を抱きかかえる。

貴重なタンカンを買って嬉しいのと、両手で抱えて歩くので恥ずかしいのと

タンカンが重いのと・・・色々な気持が入り交じって複雑な気持ち。

でも、やはり、嬉しい。

 

歩きながら姉が、一番近道で帰ろうと提案。

しかし、そのためには50度くらいの急な傾斜の坂道を上り

さらにダラダラ坂道を上り続けなければならない。

 

でも、中央通りを歩くよりはマシ。

フーフー大きな息をしながら坂道を上がる。

体の至る所から汗がダラダラ流れる。

 

いつもは絶対弱音を吐かない姉が、坂を上がりきった所で

「一休みしよう」と言う。

よっぽどきついのだろう。

大きなブロックの上にタンカンをおろし、思いっ切り大きく息を吐く。

何故かしら笑いがこみ上げてくる。

何だか可笑しい。。。。嬉しい。。。。。

二人顔を見合わせて笑いあう。

姉が自分の蜜柑袋から一個取り出して皮を剥きばばに差し出した。

受け取って食べてみる。

あれっ、すこしパサパサしてる、汁気が少ない。

アリャリャリャリャ~~~二袋も買って失敗だったかな?

でも~~~タンカン全部が全部、パサパサと決まったわけではない。

きっと、汁気たっぷりのもあるはず。。。。。

望みをもって、家まで運ぶのだ!

さあ、ばば、歩け!家までは、あと500メートル。

近いぞ!

途中、姉は自分の家へ蜜柑を運んでいく。

ばばは、(誰にも会いませんように・・・・・)と願いながら

我が家を目指す。

歩け、歩け・・・・・・・

 

フゥ~~我が家の窓が見えてきた。

じじは、きっと相撲のいちばん良い取り組みを観ているだろうな。。。。。

「ヨッコラショ。ヨッコラショ・・・・・」と

かけ声をかけながら階段を上がる。

 

「じじ~~~、ただ今~~~早かったでしょ。

ほら、タンカン、タンカンよ。珍しいでしょ。今頃、タンカンなんて~~~」

と、ばば一人興奮しまくって報告するが

じじは相撲観戦に夢中。

ばばの話にも「心ここにあらず」と言った状態。

 

でも、いいんだ~~~。

大、大、だあ~~い好きなタンカンをこんなにたくさん入手できたんだもの。

 

さて、そろそろ父の夕食の介助に行きましょうか。。。。

タンカン試食はその後のお楽しみ、お楽しみ。


季節外れの・・・

2009年05月23日 21時22分45秒 | Weblog

5月23日(土)晴れ時々曇り

今朝、知人K姉さんから電話があった。

「ばばちゃん、桜が咲いたの!」電話の向こうで

凄く興奮した様子が伝わってくる。

「写真写して!」って言って下さった。

「後ほどお伺いします」と電話を切った。

じじにも話した。

「じじ~今頃桜が咲いたって。写真写しに行こう!」

じじも「今、アップ中だから、後で行こう」と快諾。

 

10時過ぎに二人で出かけた。

K姉さんのお宅に着くと、

k姉さんはわざわざ出てきて案内して下さった。

玄関脇の高さ2メートルぐらいの樹野江だの先端に2輪の花が咲いている。

色は薄いピンク。

 

K姉さんは、今朝水をかけている時に気づいたそうだ。

この木は植えて数年。

「もう花は咲かないかな」と諦めていたところ

突然、2輪の花を見つけ、嬉しく、てあちこち友人達に電話したそうだ。

 

それにしても、5月も終わり頃になって

桜が咲くなんて珍しいな~~~。

ばばのカメラではこれが限度で

何処に花が咲いてるかはっきり分かりませんが

じじのカメラで撮った写真は綺麗です。

興味のある方は新館のじじのページをご覧下さいね。

じじの写真集やホームをご覧下さい。

 


イルイルダンダン(いろいろ・・・)

2009年05月20日 16時03分02秒 | Weblog

5月20日(水)曇り時々小雨

最近のテレビのニュース番組では、

トップニュースと言えば、必ずと言っていいほど

「新型インフルエンザ」が取り上げられている。

空港などで水際対策ばかり重点的にしている間に、

渡航経験のない人々の感染が判明し・・・・・・

そして、今、マスクが町から村から姿を消しているという。

 

ばばの住む徳之島なんか3町合わせても

人口数万人の小さな島だが、ばばの地元でも

スーパーやコンビニ、薬局などからマスクが姿を消していると聞いた。

ばば達は、こうなることを予想したわけではないが

毎日病院に通う関係上、病院の薬局でマスクのまとめ買いをしてあった。

隣の島に住むじじの妹と先日電話で話した際、

妹がマスクのまとめ買いをしたというので、じじが病院へ行くついでに

50枚セットで買ってきた。

 

 

数十年前の「オイルショック」の時は

ちり紙やたくさんたくさんまとめ買いし、それを使い切るのに数年かかった。

その間、世間は「ちり紙」の時代から「ティッシュ」の時代になっていたが

ばばはせっせと、ちり紙を使い続けた。

 

また、その何年か後に今度は国産米が品薄になって

職場の忘年会の時だったか、初めてタイ米なる物を食べてみた。

(ボソボソパサパサしているなあ)と言うのが感想だった。

 

たまたま、ばばの知人がお米やさんをしていたので

ばばも個人的に国産米を分けてもらって不自由はしなかったが・・・・・・

最近のマスク不足が解消する頃には

新型インフルエンザも終息していればいいけれど・・・・・・

今回は新しい型のインフルエンザなので

免疫の無い人の多いのことが問題なんだとか。

じじ、ばば自分たちはもちろんだが、

都会に住む娘や孫たちのことが気がかりなばばである。

 

昨夕は、雨が降るかもしれないなあ・・・と思いながら

近場の「海岸通りコース」をじじと歩いた。

 

家を出る前に母の家に咲いているウコンの花がしぼんでしまわないうちに

写真を写すことにした。

今咲いているのは春ウコンでピンクの花が咲いているが

秋ウコンは白い花が咲くんだって。

 春ウコン

そう言えば、去年の秋、散歩の途中で

畑の隅に咲いている秋ウコンの花も見たんだった・・・

 秋ウコン

じじが写真を写していると、近くに高校生の男子が3名いたそうだ。

ウコンの花の写真を写しながら「来てごらん」とじじが声をかけると

高校生が寄ってきたと言うことで

じじは彼らに「この花何か分かる?」とか聞いていた。

そこへばばも出ていったので、彼らと少し話した。

「これがウコンの花よ。知ってる?」と聞くと彼らはコマーシャルに出る

飲料は知っているらしかった。

ばばがウコンの葉っぱをちぎって「匂いをしてごらん」と渡すと

興味深そうに交互に匂いを嗅いで

「これがウコンなんだぁ~」と興味津々の様子だった。

しかし、これから散歩に行かなければならないので

彼らとの会話も切り上げ出発することに。

 

出発して海岸通りを南へ向かって歩いた。

風があり、雨も降り出しそうなのでしぜんに足が速くなる。

・・・・・と、ばばの目に今まで見たことのない光景が飛び込んできた。

防風林として植えられているモクマオウに紅い花が咲いているのだ。

ばばは半世紀以上生きてきたがモクマオウの花を見たことはなかった。

種はいくらでも見ていたけれど。。。。。

考えてみれば、種が出来ると言うことは花が咲いたと言うことだよね・・・・

でも、本当に生まれて初めてモクマオウの花を見つけたばばは大興奮!

ばばより遙か遠くで海にいる「ダイシャクシギ」の撮影に夢中のじじを大声で呼んだ。

じじはおっとりと近づいてきたが、

ばばがモクマオウの花を指さすと大興奮!

早速撮影開始。

しかし、強風のため枝が揺れてなかなかうまく撮れない。

場所を変えながら次々見ていくと、

花が枯れて新しい実が出来ている枝もある。

その脇には去年の古い種も残っている。

「良い題材見つけたねえ」とお互い喜んで撮影に夢中になっていると

空からポツリポツリ・・・

雨だ!

じじが早足で歩く。

ばばがじじより1㎝長い足で後を追う。

じじが走る!

ばばも走る!

 

約5分で家に帰り着く。

息、ハッハッハァ~~

 

疲れたけど、有意義な散歩だったなぁ~~。

 

 


入りました!

2009年05月18日 21時08分07秒 | Weblog

5月18日(月)雨

最近の天気予報って、やはり当たりますな~~。

先週末、テレビの天気予報で

「奄美地方は来週は梅雨入りでしょう」って言っていたの。

夕べからムシムシしていたけど、

今朝は、たまぁ~~にポツリポツリ状態だったの。

それで、洗濯もしたんだけど、昼前になって急に降り出してきて・・・・・

でも、用事は全部済ませてあって、良かったわ~。

奄美、今年の梅雨入りは本日、5月18日です。

 

梅雨時って、ムシムシ・ジメジメするし、

カビは生えやすくなるし出勤や登下校は大変だけど

でも、梅雨が無ければ夏に断水したり、農作物が枯れたり

多大な影響が出るんだよね~。

 

ばばの玄関先の植物もグンと成長してくれるかな?

茄子とピーマンは害虫、ニジュウヤホシテントウ?の害を物ともせず

健気に花を咲かせているよ。

 

これから続くであろう、ジメジメ鬱陶しい梅雨の日々。

 

どうぞ、豪雨災害など起こりませんように・・・・

水源地のダムには充分貯水出来ますように・・・・


じじも受講すればいいのに・・・・・・・・・

2009年05月17日 21時26分32秒 | Weblog

5月17日(日)晴れ

今年も公民館講座が始まった。

ばばは、今年も「郷土料理」の講座を受講する。

14日が今年度の開講式で、5ヶ月ぶりくらいに生涯学習センターへ行った。

三々五々、今年の受講生が集まってきた。

受講生は23名。

去年からの常連さんはばばを含め5名くらいしかいない。

今年は20代、30代の若い子達がほとんどだ。

 

時間になり、講座が始まった。

第一回目のメニューは「タケノコご飯」と「ポテト餅」。

ばばは去年から同じグループだったきょうこちゃん、

ひろちゃん達と同じグループだ。

初めての人が多いので、ばば達去年から受講していた人たちで

段取りをして作業を進めた。

普通は3つか4つの料理を作るのだが今回は2つだけなので

簡単だ。

作業をしながら手が空いたらおしゃべりもする。

友人、きょうこちゃんの話しによると

きょうこちゃんのご主人も、今年は「男の料理教室」を受講するそうだ。

 

「男の料理教室」講座は今年から始まった。

 

途中、じじの同級生の奥様とも話す機会があり、

そのご主人も「男の料理教室」を受講するそうだ。

お話によると、じじの同級生が5名ほど受講しているんだって。

 

じじの同級生は団塊の世代。

親の事業を引き継いだり、自分で起業したりしている2世が多く

社長さんも多い。

今回受講している人たちの中にもばばが知ってるだけで社長さんが3名、

元局長さんが一人、元教員が一人いる。

元局長さんは、夜8時からの講座を受講するのに

片道約1時間かけてわざわざ亀津まで出てくるんだって。

 

じじの同級生の奥さん、すみちゃんの話によると

すみちゃんのご主人は事業も息子さんに譲り今は何もしていないそうだ。

自分から外に出て行くことはほとんど無く、籠もりがちだそうだ。                        (じじと同じだね)

それで、物忘れはひどくなり、だんだん鬱状態になって

旅行にも一人では行かないんだって。

そこで、料理教室の受講を薦めたそうだ。

それで、一回目の講座がばば達より1日早くあったが

講座から帰ってきたら、色々楽しそうに自分から話してくれたんだって。

きょうこちゃんのご主人は作った料理を持ち帰って

家族に味見もさせてくれたって・・・・・

 

ばばは、きょうこちゃん、すみちゃんから言われたよ。

「じじさんも受講させたら・・・」って。

じじがOKしてくれたら、ばばにとっても願ってもないことだが

100%、じじは断るね。。。。ばばの予感・・・・・・・・・

 

家に帰って話してみたが、案の定・・・・・・・・・

新婚の頃、ばばが病気になれば具だくさんのおみそ汁や

美味しい野菜炒めを作ってくれた優しくも頼もしいじじは今何処・・・・

 

今、もしばばが病気になっても食堂に行くか

母の所へ行くだろうな?

 

男の料理って材料を惜しげもなく使うから

立地で美味しいんだよね。

女の人は(肉を少し残して明日使おうとか・・)みみっちいところもあるけど・・・                (こんなことするの、ばばだけかな?)

じじ~~お願い!

じじも隔週一回の「男の料理教室講座」受講して!!!!

 

そして、習った料理を家でも復習して、

ばばに食べさせて!

 


飛び込んでいきたかった!

2009年05月16日 14時50分34秒 | Weblog

5月15日(土)曇り

「飛び込んでいきたかった・・・」って、何処へ?

答えは田んぼ。

実は・・・・昨日、一人で実家の除草に行った。

行く途中、ある集落で珍しい光景を目にした。

田植えをしていたのだ。

今は徳之島でも滅多に見ることの出来ない風景。

ばばの中では、とても懐かしい原風景、田植え。

 

徳之島もばばが子どもの頃は稲作が盛んだった。

家族、お隣ご近所総出で田植えをしたものだ。

お隣ご近所助け合って、順番に田植えをして行くことを「ユイワク」と言った。

今ではこの助け合い精神「結(ユイ)」という言葉もあまり使わなくなったが

お隣の天城町には「ユイの館」もあり

「結(ユイ)の里」をキャッチフレーズの一つに掲げている。

また、学校でも「田植え休み」というのがあった。

日数は10日前後くらいだったろうか?

 

今でこそお米はJAやスーパーなどで買って食べているが、

かつては、お米は自分たちで作って食べる物だった。

お米はまた、自家用以外に大きな現金収入の元でもあった。

 

ばばの家でもあちこちに田んぼがあったので、

物心つく頃からばばも「田植え要員」の一人で立派な労力だった。

初めのうちはいやいやながらやっていたが、

年を重ねるごとに田植えが楽しくなり、

姉や母と同じスピードで植えられるようになった。

朝は早くから、夕方はお日様が沈む頃まで、

ひたすら田んぼを苗で埋め尽くしたものだ。

 

田植え時期の楽しみは、お昼ご飯。

その日、田植えをする家では大きなお鍋を田んぼへ持って行き

現地で具だくさんのおみそ汁を作った。

ご飯は家から炊いて持って行き、お昼になると

ツワブキの葉にご飯を包み、その上に豚味噌などをのせ

丼に炊きたてのおつゆを入れてフウフウ言いながら

家族、親戚、隣近所のたくさんの人達と太陽の下で食べたものだ。

おいしかったなあ・・・・・・・・・・・

 

お昼ご飯の後は、昼の作業までのしばらくの間

田んぼの周りを走り回っては野いちごを摘んだり

すぐ近くの川に飛び込んで泳いだり、潜って粘土を取ったり。。。。。。

今考えると、自然と一体になった至福の時だったな。

 

ばばが米作りで一番好きだった作業が、田植え。

 

だから・・・・・・・・・

昨日、田植えをしている光景を目にした時は嬉しかった。

 

田んぼはそう広くはなく、田植えをしているのも男の人たった一人だった。

すぐにでも車を止めて写真だけでもと思ったが

どうしても早く実家へも行かなければならず

(ばばが帰る時まで田植えが続いていますように)と祈りながら車を走らせた。

 

実家での作業を2時間くらいで終え、田植えをしていた集落まで

車を飛ばした。

 

まだ田植えは続いていた。田んぼの約半分ぐらいが苗で埋められていた。

 

ばばは車を止め、田植え中の人に声をかけた。

「すみませ~~ん。とても珍しい光景ですので

是非写真に撮らせて下さい」と。

男の方は快く承諾して下さったので数枚パシャパシャッ。

撮り終わり、ばばは急に自分も田んぼへ飛び込んで

田植えをしたい欲求に駆られた。

でも、きっと変に思われるよね~、見ず知らずの人に

「一緒に田植えをさせて下さい」なんて言ったら・・・・・。

 

写真撮影後、御礼を言って一路家路を急いだ。

 

家に帰って早速写真を見ると、「田植え」と分かる程度には撮れていた。

良かった~~。

 

徳之島で、ばばが唯一田植え・稲刈りを目にすることの出来るスポット。

さあ、稲穂が風になびくのは、後何日後だろう?

 

今後も実家の行き帰り、

また、折々にあの田んぼの写真を撮り続けようと思う。


2009年05月15日 12時09分48秒 | Weblog

5月14日(木)晴れ

 先日、じじは用事があって知人のSさんに電話をした。

しかし、Sさんは不在で連絡がつかなかった。

翌日、今度はSさんからじじに電話がかかってきた。

その時じじは外出していて、ばばが出ると、相手の方は

「息子さんから電話があったそうですが・・・・」と話し出した。

 

「息子さん」ですと???

外見上、ばばはじじの母親に間違えられることもあったけど、

ついに・・・・・声まで・・・・

じじの母親ということは???

ばばは、何才なんじゃいっ!!!プンプン。

Sさんは、ばばをじじの母と勘違いしたままで電話を切った。

ばば、ショック~~~~

 

声・・と言えば、じじの母は若い頃満州で

電話交換手をしていたそうだ。

ばばが、じじと結婚する前用事があってじじの家に電話をすると

母が電話を取ることが多かった。

母は昔、電話交換手をしていただけに

電話の受け応えはプロ級。

おまけに、声が普段話す時より一段高くなる。

今でも、電話に出る時の母の声はとても若い。

羨ましい~~~

 

もし、電話がかかってきたら「ハイ、○○です」と

名乗るのが良いだろうが、迷惑電話も多い昨今、

なるべく名乗らないようにしている。

電話って、姿が見えない。

それだけに気をつける。

御礼の電話などは電話機の前でついつい頭を下げてしまったりする。

 

孫が小さかった頃、電話をすると

「声の出る不思議な機械」をじぃっと見ていたそうだ。

(何で、人もいないのに声が聞こえるの?)って思ったのだろうね。

 

ばばだって、どうして世界中電話の声が届くのか

小さい子に説明できない。

 

どうして~~~

ばばの方が聞きたい。

じじ~~、ばばにも分かるように教えてくれぇ~~~。

 

 


変ですぞ

2009年05月13日 17時12分37秒 | Weblog

5月13日(木)

最近のじじ、ちょっと変だ。

朝食の時、食台に島蜜柑を絞った酢を出したり

お刺身を食べる小皿を出したり・・・・・

じじ、じじ~~~朝からお刺身食べるつもりですか?

朝のジョギングついでに魚でも釣ってきたのかな?と思ってしまうばば。

 

・・・・かと思えば、夕ご飯の時は、10分ほど食べた後

「ん?、ん????」と小さく呟くじじ。

たまには「あれっ」・・・・・とも。

何と、ビールは出さずに刺身とツマだけ食べ続け・・・・・・・・

やっと気づくじじに「もう、ビールは止めたら?」と

つい、意地悪を言ってしまうばば。

いけませんぞ!

 

こういうばばも、今日昼から美容室に行き、

いつもばばについてくれるNちゃんが「シャンプーしましたか?」

と聞くので「夕べ、シャンプーしてトリートメントしました」とばば。

そこで、シャンプーやトリートメントを洗い流すためにシャンプー台へ。

Nちゃんにシャンプーしてもらいながら考えていたばば。

・・・そう言えば、シャンプーは夕べでなく今朝したんだった。

今朝は町の婦人か検診がありばばも8時過ぎから出かけたのだ。

 

検診に出かける前にシャワーを浴び、シャンプーもしたんだよ~~~。

昨日のことどころか、つい5時間前のことをすっかり忘れてしまっていた。

じじを笑ってはいけませんぞ、ばば。

 

いつもじじが言うじゃない。

「目くそ鼻くそを笑う・・・」とか、

「じじとばばは五十歩、百歩だね」って。

 

その時「ばばは百歩がいい~~~」て言い張る。

欲張り本性が出ただけかな???

 

やっぱり、ちょっとおかしいのかな?