大和市・ふれあいの森の入り口で今年もサラサウツギが咲いた。
しかし数年前に比べると花の数がうんと少ない。
八重咲のウツギで、外側の花弁に紅が入っている。これが更紗の所以だ。
ふれあいの森に入って坂道を下っていくと、道端の杭に何か止まっている。
マガリケムシヒキアブだ。なんだか毛や髭みたいなのが多い感じだ。
頭から胸にかけて複雑な姿で興味深い。
両眼の後ろ辺りの短い毛がちょっとカールしているのがマガリケ(曲がり毛)の所以だろうか。
こちらが近づいても飛んで行かないで、このアブは何をしているのだろう。
どうやら雌のようで、産卵管を杭の裂け目に入れているように見える。
しばらくすると場所を変えようとしている。
先程より少し上のところへ産卵管を持っていく。
長い時間をかけているので、見届けずに帰ってしまった。
シオヤアブやアオメアブなどは泡でできた卵鞘に産卵するが、
どうもマガリケムシヒキアブは違うようだ。
こちらは今年になってからの強剪定が響いているようですが、
ふれあいの森の方はなぜでしょね。
マガリケムシヒキアブ 「ムシヒキ」という名前を知っているのに、
曲がり毛虫 と読んでしまい、毛虫を抱えているのかしら?と
目を凝らしました(^^;) なんだかうちの窓ガラスに
とまっていたのと似ています。
こちらさんは産卵中だったのですね。
それにしても、毛深くて胸の辺りが逞しくて、肉食捕食者の
イメージにぴったりの姿形ですねぇ。
ご近所のサラサウツギも不作なのですね。
強剪定が影響しましたか。
ふれあいの森はよく分かりませんが、同じようなことかもしれませんね。
毛虫引きアブだと植木周りでは重宝するのでしょうが・・・
お宅の窓ガラスにも来ていましたか。わりあいポピュラーですからね。
この姿をみれば虫たちは震え上がりそうです。