横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

小谷戸の里のタイムカプセル

2018-02-14 07:33:13 | 日記



舞岡公園へ向かう途中の小川にタンポポが一輪。
季節もさりながら流れの水に接するように咲いているのが面白かった。






舞岡公園には小谷戸の里というところが古民家園になっている。
この建物は明治時代後期、現在の戸塚区品濃町に建てられた「金子家住宅」を1995年に移築したものだ。






囲炉裏のある板の間。奥は縁側のある畳の間。






座敷には雛飾りが三組も飾られていた。






園内には納屋や作業棟もあり広場ではさまざまなイベントも行われるようだ。






ハクモクレンの蕾がふっくらしていた。






一角に「時間壺」とか「2035年」と記された石があった。






「時間壺」の石には「1995年から2095年に送る」と彫られている。
舞岡公園が開設された2年後に古民家が移築されたのを記念して近隣の小学生を対象に埋設されたものだ。


当初は「20年時間壺」もあったが、2015年の「20年時間壺掘り起し記念会」で成人した小学生らが掘り起こしたそうだ。
そして同時に公募による60組ほどの人が手紙など入れた「2035年掘り起こし壺」を新しく埋設した。

2035年も同じような行事が行われそうだが、2095年にはどうなるだろうか。



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2 コメント

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ポージィ さん (横浜のおーちゃん)
2018-02-14 20:28:53
こんばんは。
最近は古民家での雛飾りはよく見かけるようになりました。
たぶん泉の森の古民家でも飾っていると思います。
立派なのが3組とは豪勢ですが、持っていても飾れない家が多くなったのも原因でしょうか。
時間壺は私も今まで気づきませんでした。
100年後の人は掘り起こして何を感じるでしょうね。
その行事が平和で楽しい雰囲気で行われることを望みます。
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こんにちは (ポージィ)
2018-02-14 15:10:43
舞岡公園も、年単位でご無沙汰ですが、良い所ですよね。
今年の古民家にはお雛様の段飾りが3組もとは、豪勢ですね。
かって、この金子家で人々が暮らしていたころも、こうして
ひな人形を飾って、家族でいろりを囲んで和やかなひと時を
過ごしたのかしらと想像が膨らみます。
時間壺なる石には全く気づきませんでした。タイムカプセルが
埋められているのですね。
2095年の方は100年越しの過去からの手紙ですか。大分先ですね。
賑やかに楽しく掘り起こしの行事を行えるような社会や環境が
続いていますように。
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