真鶴岬はクスノキやマツやスダジイを初め木の種類が多い。
琴ヶ浜まで下りるまでの道筋でいろんなのを見た。
実がついていないと気がつかないイヌビワも多かった。
名前はイヌビワだが、ビワではなくてイチジクの仲間だ。
中川一政美術館の近くにはアメリカデイゴの木があった。
ちょうど赤い花が咲いていたが、これは植栽されたものだろう。
ちょっと道を間違えて海岸の方に下りないで半島の中央を進んでいると、
崖の方から歩道上まで大きく枝を延ばした先に白い花がたくさん咲いていた。
カラスザンショウだ。
高いところで花は十分には見えなかったが、アオスジアゲハが来たりもしていた。
間違えた道をさらに進んでいくとコボタンヅルが咲いていた。
蔓を延して他の木に絡んで広がっているが、これでも木の仲間なのだ。
このあたりで下の方に琴ヶ浜が見えて道を間違えていることに気づいた。
道すがらカラスアゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハなどを観察した。
以前、山を大切にしてこそ豊かな海(魚の種類も量も豊富)と
地元の方が言ってみえるのを聞いたことがあります。
だから地元の方は山や木々を大切にするのだと。
その言葉に改めて納得する思いでお写真を拝見しました。
たしかに海は山から下りてくる養分が海の役に立っているようですね。
広島の牡蠣は山の養分のおかげだそうです。
真鶴は木の種類も数も豊富のようですが、ちゃんと紹介するのは私の手には負えません。
それでも木々の下を気持ちよく歩けました。