泉の森の湿地のミソハギがまだ咲いている。
7月中頃からだからずいぶんと長い。
その間にさまざまな虫がやって来たことだろう。
この日はイチモンジセセリの姿があった。小さな体にしては、口吻がずいぶん長い。
マメコガネとかハナムグリの仲間もよく見る。
ハナバチたちもよく来る。7月にはクマバチが沢山いたが今回は見なかった。
そばにはワレモコウも咲き始めた。
花序の一つ一つの花は花弁が無く、4枚の赤い萼片に雄しべが4本だ。
こんなに小さい花でもチョウが蜜を吸いに来たり、時にはトンボの止まり木になったりする。
ワレモコウの近くのタコノアシたちはまだ花が咲きそうにない。
長く次々と咲いてくれて、虫たちにとっても嬉しい花でしょうね。
大きな黒い目が可愛いセセリちゃん、ほんとだ、体の割に長い口吻ですね!
ワレモコウも咲き始めていましたか。秋を感じます。この小さな花も
虫に人気なのですね。蜜はちょっぴりずつしかなさそうですが。
泉の森の湿地辺り、夏の間はさほど花の種類が多くないので、
長く咲くミソハギは虫たちに人気のレストランです。
蝶の口吻はみな長いのですが、このセセリは体と比較して特に長いようです。
大きな花だけでなく小さな花でもちゃんと虫を呼ぶ力があることに感心します。