上瀬谷の田んぼ。だんだん黄金色になってきた。
たわわに実り、頭を垂れる稲穂かな。
稲の植えられている周りのところどころに草むらがあって、いろんな野草が見られる。
蔓を延ばして、やや大きい葉は3小葉になっていてマメ科かもと見当をつける。
紫色の花はずいぶん小さい。
花は蝶形花なので確かにマメ科なのだろう。大きさは 5mmちょっとぐらいに見えた。
調べてみると、大豆の仲間のツルマメのようだ。
畦を進むと、午後なのでしぼんだツユクサたちがいっぱいある中に、蔓を延ばした黄色い花が見えた。
1.5cmぐらいはある花は、やはりマメ科のヤブツルアズキらしい。
これも蝶形花だけれど、なぜか非対称でひねくれている。
名前の通りアズキの仲間、というかヤブツルアズキを改良してアズキが生まれたそうだ。
ヤブツルアズキは蔓で広がっているが、アズキは多少の匍匐性はあるが直立茎で栽培されている。
どちらも久し振り~という気分で拝見しました。
ヤブツルアズキは数年、ツルマメは10年以上前に会ったきりです。
ツルマメも大豆の原種とされると読んだことがあります。
大豆も小豆も大いにお世話になっているお豆さんたちですね。
元はどちらも蔓植物だったというのも面白いです。それにしてもアズキの花はどうしてねじれて咲くことにしたのでしょうね。
ああ、どちらもご覧になったことがおありなのですね。
まあ道ばたにあるものでもないので、ちょうど花の時期に出会えるのはラッキーな気分です。
原種では蔓性なのを栽培、収穫が便利なように品種改良の時に蔓性を緩和したのでしょうか。
アズキの花のねじれの理由・原因は何か分かりませんが、
実じゃないので品種改良されなかったのは納得です。