横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

五色沼つづき

2021-10-30 06:22:14 | 日記



五色沼。 柳沼から始まって3番目は、るり沼だ。
紅葉はハウチワカエデであろうか。







沼の向こうの方に磐梯山が見えた。







弁天沼は五色沼の中で2番目に大きな沼だ。
遠くに見えるのは吾妻山あたりだろうか。







あまり大きくない竜沼は木々が繁茂していて、水面がよく見えない。







葦の多いみどろ沼。水の色が場所によって3色ほどに分かれている。
鉄分とかバクテリアなどの作用だろうか。

光線の具合などによっては3色だけでなく5色に見えるかもしれない。
もしかしたら五色沼の名前はこのあたりから出ているのかな。







続いては赤沼。水の色は赤くは見えないようだが。







赤沼は鉄分が多く、沼畔の植物の根元あたりの土が赤くなっているのが名前の由来かも知れない。







五色沼には名前の付いている目立つ沼だけでなく大小30ほどの沼群があるそうだが、
順路の最後は五色沼の中で最も大きな毘沙門沼だ。







毘沙門沼の面積は150,000㎡、最大深度が15m。
2番目の弁天沼が面積30,300㎡、最大深度7mらしいので毘沙門沼の大きさが分る。







大きいので貸しボートがあり、けっこう人気があるようだった。







五色沼売店の傍に水原秋桜子の句碑があった。
(義父母が「馬酔木」の同人であったので気に止めている。)
秋桜子は昭和10年の秋から数年にわたり裏磐梯を訪ねたそうで、その時の一句。
句碑には昭和13年建立とあり、秋桜子の句碑としては最初だとか。

水漬きつゝ 新樹の楊 ましろなり

(みずきつつ しんじゅのやなぎ ましろなり)

雪解けで沼の水が増えていき、芽吹き始めた楊が、白く見える




コメント (2)
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