泉の森・しらかしの池にはヒドリガモやキンクロハジロにオオバンもいて賑やかだが、
葦の裏側に一羽だけで動いているのがいた。
バンだ。しらかしの池では同じクイナの仲間のオオバンのほうがずっとたくさんいる。
ときどき首を突っ込んで食べるものを探している。
バンに注目する人も少なく、逆に私が近づいてもバンが気にすることもない。
狭いところを抜けると、向こうの木を取り囲んで人が6、7人も立っている。
小枝に青い鳥が止まっている。みなさんカワセミ狙いだ。
カワセミも注目されることに慣れている。
青い背中。光線によって微妙に色合いが変わる。
胸からお腹と目の辺りはオレンジ色で長い嘴も洒落ている。
下の嘴が赤くないので雄のようだ。
カメラの人々に飽きたか、菖蒲田の竹棒の先に移動した。
今のところ食事には興味が無いようだった。